モンゴル最大の市場!ナラントールザハへ行く

ちょくです!

夫が隣で洋服を仕分けています。どうやら洋服を嗅ぎ分けて「洗濯する・しない」を決めていました。靴下だけは洗って欲しい・・

さて、先日ゲストハウス近くのボンボゴルザハ(市場)へ行ってきた私たち。(その時の記事→モンゴルのスーパーと市場に潜入!

せっかくなら大きいところも見てみたい!ということで、モンゴル最大のザハ、「ナラントールザハ」に行ってきましたー!

PICK POCKETに気をつけろ

以前、ウランバートル市内にある3つのザハ(市場)をゲストハウスのオーナーに教えてもらったときに言われたのが…

「PICK POCKETに気をつけろ」

でした。

ピックポケットとは、英語でスリのこと。

モンゴル最大のナラントールザハは特にスリやひったくりが多く、多発している場所らしい。そのせいか、別の名を「ブラックマーケット」と言うらしい。いや、闇深すぎでしょ。

オーナーに「カバンをギュッと抱えるのよ、こうよ、こんな感じよ」とジェスチャー付きで言われると、余計に不安になります。
とりあえず、気をつけていれば大丈夫なようなので、荷物を最小限にまとめて出発です!

バスでナラントールザハへ

地図でいうとここ。

 

ナラントールザハへは、バスで向かいます。

バスは一人500トゥグリク(約28円)。

安っ!

 

モンゴルのバスや列車は異常に安いので、気軽に乗れます。

ザハへは、ノミンデパート前のバス停から乗り、終点で降りて徒歩で行けます。ちなみに乗るのは「23番のバス」と聞いたのですが、待てども待てども23番は来なかったので、近くのお姉さんに聞きました。

基本、バス停ではみんな親切に教えてくれます。今回教えてもらって乗ったのは「3番バス」でした。バス停についたら、迷わず聞くべし!

バスに乗ってからも不安な私たち。

おだやん「これ、ザハ行きで合ってますか?」

おばちゃん「そうよ」

念のため、乗っているバスがナラントールザハ行きか、バスに乗っていたおばちゃん2人組に確認する。おばちゃんズは英語は話せないけど、ジェスチャーでコミュニケーションが取れます。

だいたい20分くらい乗ったところで、おばちゃんズに肩を叩かれました。

「もうすぐよ」

おお、もうすぐか!ありがとうございます。

こちらが乗ったバス。バスを降りて、写真を撮っていると…

「こっちよ!こっち!」

またしてもおばちゃんズが声をかけてくれた。

そして

「私たちもザハに行くからついておいで!」

と言ってくれる。ザハへは歩いて5分くらい。道中、おばちゃんズは自分のハンドバッグをギュッギュッと抱きかかえるポーズを何度もとって、「スリに気をつけなさい」と教えてくれた。優しいおばちゃんズ。ありがとう!

モンゴル最大!ナラントールザハに潜入!

ザハ入り口は車と人だらけ。

DCIM100GOPROGOPR0763.

さすが、モンゴル最大。広っ!!!

ボンボゴルザハとは比べものにならないほど広い。ここは遊牧民も買い足しにくる場所なんだとか。

ボンボゴルザハは屋内だけなのに対し、ナラントールザハは屋内&屋外。特に屋外が活発です。ただ、屋外は雨が降ると一斉に撤収するみたい。商品濡れちゃうからね。

歩いてみると、どこのお店も商品であふれています。

売ってるもののスケールも違います。

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各種ロープ。ゲルに使ったり、家畜に使ったり、用途は様々。

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フローリングマット。
そういえば、泊まったゲルに引いてあったのはこれでした。ゲルのサイズに合わせて買うのね。

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美しく陳列。

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大量のジーンズ。

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カラフルな下着。
所狭しと並ぶ、服、服、服!ジーンズ…下着…スウェットなんでもあり。

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リュックもバリエーション豊富。

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肉文化のモンゴル、草原のイメージですが川などで釣りするみたいです。

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エサ・・・

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自転車もたくさん。

そして、極めつけは…

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ゲル。ドアや中心の柱や布など、一通り売っています。ここにくればマイゲル購入も夢じゃない!

 

ちなみに屋内はこちらの建物。

DCIM100GOPROGOPR0773.

ボンボゴル市場とちがって、しっかり仕切られています。

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各店均等にスペース配分されていて、店内は綺麗。とりあえず、ここにくれば何でも揃っていることがわかりました。
すごいぞ、ナラントールザハ。

客に興味を示さない?!自由なモンゴル人

しばらく歩いていると、なんとも言えない違和感に気付く。

あれ…?誰からも…声をかけられない。
みんな揃って知らんぷり。え、無視?私のこと、見えてる?

 

そう、モンゴル人って一切勧誘しない。

 

お店の前を通っても、気になるものを指さしても、洋服を手に取っても、あちらからアクションを起こすことはありません。
しつこい勧誘は嫌だけど、これはこれで、寂しいものがあります。誰も寄ってこないから、欲しかったり値段が知りたい場合は自分から声をかける。

声をかけても、あっちから商品についてオススメされることはないので、聞きたいことはこっちから聞く。本当にビックリです。商売っ気ゼロ。大阪のおばちゃんが見たら、腰抜かすと思います。

それでも、優しいのがモンゴル人。聞いたことにはちゃんと答えてくれるし、観光客だからといって、ぼったくったりしません。正規の価格で取引してくれます。

ああー好きだ、モンゴル。

ふらふら〜っと歩いたあとは、せっかく来たのだからと夕飯の買い出しをここで済ますことに。

今日の自炊メニューは、チキンのトマト煮込みとパン。

●チキン4本
3400トゥグリク(約190円)
●コンソメバラ売り
450トゥグリク(約25円)
●トマト缶
1800トゥグリク(約100円)
●ズッキーニ&たまねぎ
1800トゥグリク(約100円)

うーん。値段はボンボゴルザハと大差ない。

ここの特徴は、やはり大型の雑貨なのかも。でも、見る価値はあります。なんといっても、ダイナミックだから。

スリは、気をつけていれば大丈夫

ビクビクしていた「スリ」。

忠告どおり、カバンを前にギュッと持ち、周りを警戒しながら過ごした結果、何事もなく過ごすことができました。

ブラックマーケットと言われるくらいだからスリは日常的なのだろうけど、ちゃんとと気をつけていれば大丈夫です。

私たちは食品しか買わなかったけど、大型の雑貨が売られているのを見るのは面白かった!

1回くらいならウィンドウショッピングだけでも楽しめるかも。「ゲル欲しい…」等お考えの方は、ぜひナラントールザハに行ってみてはどうでしょうか?

 

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