ゴビ砂漠ドライブ② 絶景の丘と野生のネギ畑

中国では現地人に間違われます。おだやんです。

モンゴルの砂漠の街・サインシャンドに着いき、ひょんなことからイタリア人カップルと現地人ドライバーを雇い、ゴビ砂漠ドライブに出かける事に。

前回記事→ゴビ砂漠ドライブ①母乳の神と世界2大パワースポット!

さて、ゴビ砂漠の聖なる山に行き野生のネギを収穫した話!

かつて僧侶が修行した洞窟

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世界二大パワースポットのあと、かつて仏教僧が修行したという洞窟群へ。

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その昔、僧侶が修行のために洞窟に数週間も閉じこもり、飲まず食わずでお教を唱え続けたそう。
成功した僧侶は、高い地位の僧侶になることができるが、なかには亡くなってしまう僧侶もたくさんいたとか。

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この「母の子宮口」と呼ばれる小さな穴をくぐりぬけられれば、願掛けになるというので挑戦。

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「この体の小ささだから、こんなの余裕ですよ?」

と言わんばかりの表情・・・

 

というか前回の記事しかり・・・

モンゴル、願いが叶う場所が多い・・・

とはいえ、自分の欲望は

「お金が欲しい!」
「タコスが食べたい!」
「ビールが飲みたい!」

くらいしか願い事ないんですが・・・

あれ・・・書いてて思ったけど、もしかしてこの3つの願いって
「お金が欲しい!」にまとまる感じ?

 

ゴビ砂漠の聖なる山!

まだまだドライブは続く!お次は・・・

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山!!

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その名も「黒山」 そのまんまかい!

ドライバーいわく「上からの景色は最高だぜ、タカさん!」

たしかに!この平坦な砂漠が広がるこの地域ではかなり標高の高い場所のように思える。

そのせいか、その昔多くの修行僧がここに参拝したという。

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すぐさま登山開始!

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そして山の9号目付近を過ぎたあたりで、近くにいた何人かのモンゴル人が怒って叫び出した。

「@&#$%!(モンゴル語)」

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あれ?これ俺らに言ってる?

「@&#$%!(モンゴル語)」

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どうやら、ちょくに向かって言っている。

すると英語で

「女性は頂上までいけない」

と説明してくれた。

この山、女人禁制とのこと。

いまは9号目までは良いらしい。

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悲しげなちょくとビアンカを9号目に置いて頂上へ。

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頂上には「オボー」という石積みと、飲み物や果物などのお供え物。

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その中に生贄として仔牛の丸焼きが供えられていた。

そして頂上からはこんな景色。

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絶景!!!

本当に砂漠以外何もない!

絶景第1弾「モンゴルの大草原」に引き続き

絶景第2弾に認定!

ちなみに女性の皆さん!ご安心を!女性が行ける限界の9号目からの景色は、頂上からの景色とほとんど変わりません。

しばらく絶景に見とれて女性陣と合流。

日本語ペラペラなモンゴル人

下山途中、日本語が堪能なモンゴル人と遭遇!

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なんとモンゴルの大学で日本語を勉強した後、阪大に留学したとのこと!

君は天才か?

そんなこんなで日本語で会話がスタート。

「あなたの地元はどこ?」
と聞かれたので、まあ言っても分からんだろと思いながらも

「福岡県だよ!」
「福岡のどこ?」

いやいや、それ以上言っても分からんだろ!とは思いつつも

「遠賀郡遠賀町って知らないよね?」というと
「知ってるよ!転勤で北九州の永犬丸に住んでたから」

 

え?え?!ええっーー!!!

 

東京の大学で、同じ福岡県福岡市出身の人に出会っても

「遠賀?そんな町が福岡にあるの?笑」

なんて虐げられてきた過去がある私にとって

これほど嬉しい出来事は他にない!!

「俺の高校があった折尾駅も分かる?」と聞くとしまいには

「折尾駅懐かしいね」なんてシビれる一言。

今はモンゴルで別の仕事をしているらしく、休日に友達とウランバートルから車で来たんだそうな。

ありがとう!モンゴルで一番嬉しかったよ!

 

野生のネギ収穫

話は少しさかのぼって、聖なる山に向かう途中ドライバーが急に車を止めた。

トイレかと思いきや

「ワイルドオニオン!ワイルドオニオン!」

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ワイルドオニオン・・・

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え?ワイルドオニオン!?ネギ?

ドライバーが食べてみせてくれた。

サインシャンドの街周辺にはあまりなく、砂漠地帯に自生しているらしい。

タダで手に入るものが大好きな我々は大興奮!今夜はネギパや!!なんて叫びながら、めっちゃ収穫しました。

そして収穫し終わった時でした・・・

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お、お前は・・・・

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おまえは!!

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トカゲ!!!かわいい!!ラクダ、馬にはもう驚かない我々もトカゲにはビックリ!

最後に1日の疲れを癒してくれました。

そんなこんなで、6時間のゴビ砂漠ドライブも終了。

絶景を堪能できた楽しいドライブでした!

 

宿に帰ってネギ料理!

余談ですが宿に帰ってイタリア人とこの旅初のシェア飯(旅人同士で自炊してシェアすること?らしい)。

キッチンがなかったんだけど、使ってない部屋をキッチンとして開けてくれた!ありがとう!

持ってきた自炊道具たちが大活躍!

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ネギとニンニク炒め!

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うまそうじゃね??

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宿のオーナー家族の裏庭のテラスで乾杯!

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ポテトサラダとトマト、イタリア人が作ったパスタと一緒に!

イタリア人がネギ炒めに感動してくれたのが嬉しいが・・

わたしは炒めただけです。。

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そしてこのあと2時間くらい会話しつづけて、ビアンカが

「ごめんね!イタリア人ってとってもおしゃべり好きなの!それでこの後まだおしゃべり続ける?続ける?」

イタリア人はそんなにたくさん知りませんが、本当にトークが上手い!そして止まらない!

 

彼らはイタリアのアラッシオという小さな街出身。毎年街全体が8色のチームに分かれ、楽しいお祭りをやるらしい!

何それ行きたい!

「来年、行くから!」というと

映画のワンシーンみたいに

「当たり前でしょ!もうあんたたちは紫チームの一員よ!」とカッコいいセリフ。

 

二人は翌日、サインシャンドからゴビ砂漠、中央モンゴルをめぐるツアーのため街から去っていきました。

おいしいパスタありがとう!

 

日が長いせいか、モンゴルの1日は非常に長く感じる。

そのため、1日にいろんなことが起きる。そしてサインシャンドで起こる出来事は大体が嬉しい事。だから我々は到着以降たった2日間で、どんどんこの街に魅せられていった。

夫婦会議の末急いでオーストラリアまで南下しなければ!という気持ちを捨てて「気に入ったのなら長居しよう」と決めた!

 

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