インド・ダージリンで乗れる世界最古の鉄道トイトレインが楽しい!

ちょくです!

現在エチオピアの南部にいます。ネット環境が全くないのでブログが更新できていませんが、毎日夫婦喧嘩しながら元気にやっています!

・・・

さて、インドの避暑地ダージリンで本場の紅茶を楽しんでいる、おだやんとちょく。今日はトイトレインに乗ってきました!

朝は華麗なるカフェタイムから

今日も朝はカフェでスタート。

私たちのダージリンでの過ごし方は、朝はカフェで食事と紅茶を楽しみ、昼と夜をローカルで食べるのが定着しつつある。カラッとヒヤッとした秋晴れのような気持ちの良い朝は、やっぱり優雅に過ごしたくなるみたい。

今日は、宿のオーナーが「朝ごはんならここが良いよ〜」とオススメしてくれたHIMALAYAN JAVAへ。

とてもオシャレなカフェ。後から知ったけどチェーン店みたいで、このあと訪れるネパールでも見かけた。しかもここ、コーヒー屋さんだった。おい!(笑)

でも、そんな細かいことは忘れるくらいリラックスできる店内。インドだよ、ここ。

おだやんはダージリンにいながらコーヒー。浮気や!

エスプレッソコーヒー 85ルピー(=145円)

チャイが1杯10ルピーで飲める国だから、おおよそ8倍・・・そう考えると恐ろしいよね。

注文した朝ご飯は、

オニオンマッシュルームオムレツ 1皿180ルピー(=305円)

どれもこれも美味しくて、ゆったりできて、至福のひととき。その分値段は高くてビビったけど、値段相応な雰囲気と味でした。

そうだ、トイトレインに乗ろう!

華麗なる朝ごはんをかましたあとは、紅茶をすすりながらおだやんとこんな会話。

「へい旦那。ダージリンにはトイトレインとやらがあるらしいですよ。」

「え、トイレにイン?」

こ、こいつ・・・

「いや、トイトレイン!トイレて。オシャレカフェでそんなこと言わないで~」

トイトレインとは、ダージリンを走る蒸気機関車のこと。まるでオモチャのようにゆったりトコトコと走るから、トイトレイン。ネーミングセンスが光る、可愛らしい名称。

正式名称はDarjeeling Himalayan Railway 、略してDHR。

さて、このトイトレイン。なんと、1881年に建設された世界最古の蒸気機関車で、現在はユネスコの世界文化遺産に登録されている。

ダージリンの名物は紅茶だけかと思いきや、乗り物も存在するとは!ダージリンはもはや、紅茶好きだけの町ではない!

発着場所のダージリン駅へ

トイトレインを見てみよう!ということで、15~20分ほど町を下って発着場所ダージリン駅へ。

私たちのダージリン生息地(泊まってる宿、よく行くカフェやローカル屋台)は、ほぼ山の頂上エリアなんだけど、下ってみるとビックリ。

車が行き交いクラクションの音がプースカピースカ鳴り響いてる。ほとんどが観光客を乗せるジープやタクシーなんだけど、「ああ、ここはインドだった・・」と現実に引き戻された気分。コルカタほどではないけど、うるさーい!

しかも、坂が急!宿に戻るのが億劫になるくらい急勾配な斜面が続く。

そんな地形なので、ダージリンでの生息エリアは断然、頂上エリアがオススメだと思う。車は通らないし、喧騒から逃れたTHE避暑地を存分に感じられるから。

そんなことを2人で力説し合っているうちに、ダージリン駅に到着。

トイトレインの切符購入

さっそく窓口へ。

 当日券も窓口でサクッと買えるっぽい。

列車は2タイプ。

⑴ディーゼルタイプ  630ルピー (=1070円)

⑵蒸気機関車タイプ  1100ルピー(=1870円)

ディーゼルと蒸気機関車が交互にでていて、もちろん、労力のかかる蒸気機関車の方が断然高い。

本来この鉄道は普通の交通機関としてダージリンーニュージャリパイグリ間を繋いでいるんだけど、残念ながらこのときは運行を中止中。

私たちが訪れたときは「FARE OF JOY RIDE(時刻表中央の表記)」という、ダージリンーグーム間を往復するお楽しみトリップのみが運行中で、ちょうど1時間後に蒸気機関車が出発すると聞いたので乗ることに。

以下が時刻表!

チャイが1杯10ルピー、カレーが一食50ルピーで食べられるインドで、この蒸気機関車の値段設定はめちゃくちゃ高い。しかもただ往復するだけなのに。でも、世界最古だし、みんなこれがお目当てだから高いけどこっちの方が人気。

私たちもギリギリまで悩んだけどせっかくだから蒸気機関車に乗ります。

乗る時間を決めたら、指定の用紙に記入。

窓口は結構混んでいて、どんどん席が埋まるから焦る。2両しかない短い電車だから、どうしても乗りたい時間帯があれば1時間前には窓口に行った方が良いかも。

ハラハラしながらも、チケットゲット!

序盤から興奮!トイトレイン出発進行!

出発までの間は駅周辺でプラプラ。水とキットカットを買って、そのときを待つ。

こちらが、本来のルート。今回は隣駅のGhum駅の往復。

結構立派な看板もあるから、早めに行っても面白いかも。

 あと、待っている間、準備中の機関車も近くで見れる。小さいボディだけど迫力あり。

出発前に石炭をくべるお兄さん。

準備が整ったら、いよいよ出発!

座席はコンパクトで、まるでオモチャの機関車みたい。可愛いトイトレイン。

出発して早々、興奮!

何が興奮したかって!

走  り  出  し  !!!

シュ・・シュ・・シュ・・シュ・・

シュ・シュ・シュ・シュ

シュシュシュシュシュ

プシューーー!!!

この助走の付け方は、もうまさにアレ!

ディズニー映画「ダンボ」の汽車の音!

誰か、分かってくれますか、ダンボのあのシーン!!汽車のシュシュ音が加速していく感じがリアルにリンクして感動。

トイトレインには往復2時間乗ったけど、このスタートダッシュの音が一番ワクワクして感動した!(早!)

トイトレイン、実は激〇〇!

乗客を乗せたトイトレインは、豪快に汽笛を鳴らしながらレールの上を走る。 

駅員さんは休むことなく石炭を放りいれ、その結果絶え間なく白いモコモコの蒸気が吹き出てる。

これがとても熱そう。ススで真っ黒になりながら、石炭を入れ続ける姿は男らしくてカッコ良い。

汽車は民家や商店のスレスレを通り、

反対側は道路で車が行き交う。

車がビュンビュン通り過ぎていく。というのも、このトイトレイン・・・

激的に遅い!

ノロノロ、シュッシュッと進むマイペースさは、超ゆったりで和む。ゆっくりすぎて飛び乗れるし飛び降りれるぐらいのスピード。

途中、機関車に水を補給。今回乗っている機関車は蒸気機関車だから、水は必要不可欠。

しばらくして見所のWar Memorial Batasia Loopに到着。

少しだけここで休憩。乗客は機関車を降りて散策できる。

ここではトイトレインを激写する人々続出。せっかくなので、私も記念に一枚。

こんなポーズも可能!

その後もシュッシュッポッポとノロノロ進み、Ghum 駅に到着。

ここはとくに何もないので、チャイを飲んだり写真を撮ったりしながらまったり。

 

トイトレインに乗ることが目的だから、降りると中々暇です(笑)

ここには博物館・・・とは言い難いけど一応博物館的なスペースがあり、過去のトイトレインが展示されている。

残りの時間はチャイで時間潰し。チャイは1杯10ルピー(=17円)

チャイの値段を考えると、トイトレインの運賃がいかに高いか分かるよね。現地の人は乗れないんじゃないか・・。

・・・

休憩のあとは来た道を戻り、ダージリン駅を目指す。

途中、寺院が見えたり、

制服を着た学生が見えたり。

っていうか、制服超かわいい!!

トイトレインから見える景色は、歩いてるときとはまた違う。とにかくトコトコと遅いから、ゆっくり外を眺められる。

無事ダージリンに到着!!

最後はトイトレインと。

蒸気が出たときバージョン。

乗ろうか迷っていたトイトレインだけど、蒸気機関車を体験できて良かった!

夜ごはんはラーメンだ!

夜は自炊。シンガポールで弟からもらった日本のラーメンに、お母さんからもらったカニ缶を入れる贅沢ラーメン。

あとはゆで卵とインゲンの塩炒め!

野菜は商店で1㎏単位で買える。

インゲン  20ルピー(=35円)

卵2つ 12ルピー(=20円)

胡椒 18ルピー(=30円)

小さい商店は店内には入らず商品を指差して買うシステム。調味料やコーヒー粉末は小袋に入っていて一袋から買えるから便利。

インゲンはサッと塩胡椒炒めに。アウトドア好きのおだやんは、バーナーを使うだけでテンションが上がるバーナー男子。この日も、火力を調整しながら興奮してた。ウケる。

カ、カニラーメン・・・!

う、う、う、うんみゃーーー!

そりゃもう美味しくて、スープの一滴まで飲み干しました。日本を離れてから、日本食のありがたみをヒシヒシと感じてる。日本食神。

トイトレインに、カニラーメンで良き一日。

ごちそうさまでした!

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