エベレストトレッキング25日目(Thame Teng→Namche)ただいまナムチェ!嬉しいハグ

ちょくです!

昨日は意外に辛いレンジョパス越え、泊まるはずの宿がゴーストタウン、暗い中宿探しと盛り沢山で、長い長い1日だった・・・。

今日はタメテン(アッパータメ)からナムチェ!昨日たくさん歩いたおかげで、今日はお昼前には着けそうだ!

苦しくないぞ!空気万歳!

【Day25】12月12日(晴れ)Thame Teng(4000m前後)→Namche(3440m)

昨日は爆睡。朝はお経の声で目が覚めた。

寝ぼけながらリビングに行くと、大量の巻物とお坊さんがいて、ひたすらお経を唱えていた。

そういえばこの家は壁に色んな掛け軸や置物が飾ってあったな。この家はとても信仰深いお家なのかもしれない。

さて、時折お経を唱えながらお坊さんがお米をバッと部屋に巻くんだけど、その横でチベタンブレッドをむしゃむしゃ食べてて申し訳ない。というか、落ち着かない。眠かったけど、一気に目が覚めた。

さて、チベタンブレッドを食べたら8:45に出発!

宿のオーナーがお見送りをしてくれた。なんて優しいんだ!いってきます!

タメテンを出て30分すると次の村タメが見えた。

さて、昨日から壊れ始めたおだやんの靴はドンドン悪化していて、もうどうしようもない。

靴底がベロンベロンに剥がれるから、靴下を靴の上から履いて固定。

今まではサンダルで歩いているシェルパを見て「えっ?!」って思っていたけど、今度はシェルパに「えっ?!」って顔をされる。

いや、どっちもどっちだよ!(笑)

それにしても、カトマンズで買った偽物の靴は本当に使い物にならん。絶対やめたほうが良いです!

・・・

昨日沢山あるいたおかげで今日の出発地点はナムチェからすぐそこ。3時間もあれば着く距離。

どんどん標高が下がるからか、ずっと歩いてても苦痛じゃない。

景色もだいぶ変わった。

川が流れてる!

つい先日までは氷河の上を歩いているのに・・・

そして、周りの景色も変わってきた。

木!森!緑!

気付けば久々に木に囲まれていた。虫もいる。生命力を感じる。なんだか、地上に降りてきたような感覚!

奥には山々が連なり、谷には川が流れている。なんだかこの景色も新鮮。

ついに下界に降りてきたぞー!

万歳!ナムチェに帰還!

そして歩くこと3時間、ついにナムチェバザールが見えてきた!

わー!ただいま!

なんだか、ここにきて初めて達成感がぐわぁーっと押し寄せてきた。ぐるっと一回りして、ナムチェに戻ってきた達成感!

そして、空気があることが嬉しい。上にいたときは息苦しさに悩むことはなかったものの、少し歩くとゼーハー言っていた。それがここでは全然苦しくない!そういう違いが実感できるのも、トレッキングの面白いところだね。

ナムチェでやりたかったことはATMでお金を降ろすこと。

実はゴーキョで使いすぎちゃって(ベーカリーで食い倒れ)少し手薄になっていた。

無事おろせたー!凄いね、ナムチェ。なんでも揃ってる!

 

街を歩くと色んな光景が久々すぎて、なんだか浦島太郎。

物に溢れているナムチェ。

薬局も充実!

ちなみに前回ナムチェで病気なったときは、ここで薬を買いました。お世話になりました!

おかえりのハグ

ナムチェで泊まる宿は、Pumori Guesthouse。

前回も泊まった宿で、体調を崩して食欲がない私たちに「ダイコン」と大根おろしを差し出してくれたお宿。お母さん元気かな。

ごめんくださーい、と入ると、お母さんが笑顔で出迎えてくれた。

そして「心配してたんだよ〜」とハグしてくれた。一気に帰ってきた感が増して、そろそろトレッキングも終盤なんだなって気持ちになった。

美味しい菜っ葉で辛ラーメン

今日のお昼は辛ラーメン。ナムチェで菜っ葉をゲットして食べようと思っていた。

ナムチェでは八百屋っぽい店が見当たらなかったので、畑の前で休んでいたおばあちゃんに直接交渉。

「すみません、その畑に生えている菜っ葉を1束売ってもらえませんか?」

「ふぉ?」

どうやらおばあちゃんは英語が話せないようで、通じていない。

身振り手振りで菜っ葉が欲しい旨を伝える。お財布からお金を出して、

「えーっと、このお金で、菜っ葉を、ください」

お金と菜っ葉を交互に指差しながら、全力でジェスチャー。

すると、通じたみたいで「おおー」とすぐに畑にいって新鮮な菜っ葉を採ってきたくれた。しかも、大量!

ぐいぐいっと差し出してくれる。

「えっと1束で大丈夫で・・」

ぐいぐいっ。

「あ、ありがとうございます」

ぐいぐいっ。

「えっと、これお金です」

「ノー!持ってけ!(と言っている気がする)」

ニコニコしながら、多分、そんなことを言っていて、なんとタダで菜っ葉を分けてくれた。

今までも菜っ葉や卵を村で買ってきたけどタダで分けてくれたのは初めて。

うわああ優しい!ナムチェのおばあちゃん優しい!!

そのあと作った辛ラーメンは最高!とても心温まる出来事でした。

久々の洗濯とインターネット

夕方は洗濯をしたり、カフェに行ったりしてまったり。

久々にネットを開くと、友達が結婚してたり出産したりしていてビックリ。30歳手前ってことで、猛烈なラッシュを迎えています。そういう年齢になったんだなぁ。

夜ご飯もモリモリ食べて、元気一杯!前回のナムチェはゲッソリ下痢パラダイスだったから今回元気な姿でここにこれて良かったー!

・・・

トレッキング終了まであと5日!

いよいよカウントダウンかー!あと少し、歩き切ろう!

明日は子犬がいる宿を目指して下って行きます!子犬!可愛すぎるー!

続く!

使ったお金

【朝飯】チベタンブレッドとハニー(325Rs)、チャパティとフライドエッグ(345Rs)、ブラックティー2杯(140Rs)

【昼飯】辛ラーメンで自炊

【カフェ】ブラックティー2杯(180Rs)、クッキー1袋(300Rs)

【晩飯】ロースティーチーズ(350Rs)、ベジエッグフライドライス(480Rs)

【宿代】200Rs@プモリゲストハウス

この日の日記

おだやん
チベタンブレッドはやはり美味い。昨日の疲れが少し足にきてるが、標高が下がっていくせいか歩くのが苦痛でなくなる。30分でタメ。登りになるとちょっと辛いけど、3時間半でナムチェ着。地元民に野菜をもらって、辛ラーメンwith野菜。洗濯して靴修理の人は不在だった。ATMで1万5千おろしてカフェ。Wi-Fi。

ちょく
朝からあまり休まず進む。標高が下がりゼーハー言わなくなった。気づいたら木が!ずっと木が無く岩ばかりだったのに・・・。プモリゲストハウスに戻ったら、お母さんがハグしてくれた。嬉しい。辛ラーメン、野菜入れると美味い。

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