ちょくです!
エチオピアを南下して、ついにアルバミンチまでやってきたおだやんとちょく。
アルバミンチは最初に泊まった宿が印象最悪だったんだけど、路上で飲めるコーヒーが美味しかったり、突然エチオピア人と卓球対決が始まったりしてめちゃくちゃ面白い!
最悪な宿・・・。
2017年4月3日
カバと鳥の街・ズワイから6時間かけてアルバミンチまでやってきた私たち。
アルバミンチは唇にお皿をはめたムルシ族や、赤土で髪を結うハマル族などの少数民族に会いに行くツアーの発着地点。私たちは今回少数民族には会いに行かないのでここではのんびりする予定。
アルバミンチに到着した日は夕方だったのでバス亭の目の前にあったKayro Hotelに泊まったんだけど、ここがもう最悪オブザ最悪で。

Kayro Hotel。立地は良いが、トイレバスが汚くて夜中もウルサイ。一泊二人で200ブル(=1000円)
敷地内に鳥の巣が沢山あって良いかも?と思ったけど、夜になると部屋の目の前にあるバーが大フィーバーしてウルサイのなんの。

鳥の巣が素敵!なのに夜はバーが…
夜中までみんなビールを煽っている。席がない4人組が私たちの部屋の窓のヘリに瓶ビール置いて飲み始めた時はびっくりしたなあ。クラブミュージックがズンズン鳴り響いて全く眠れなくて酷かった。
安らぐ宿Timlet Pension
というわけで、宿移動!
周辺を探し回って、安くて静かで落ち着く宿を探し出した!!
「Timret pension」シングル200ブル、ダブル220ブル。

大通り沿いにある宿なんだけど、宿の敷地はひっそりと静か。緑豊かなのも良い。

お客さんはなんと私たちだけ!
ダブルは本当は220ブルなんだけど、なぜか割引してくれて200ブル(=1000円)で泊まらせてくれた。シーツなども洗ってあるし、タオルもついてるし、石鹸もある!!

さらにはKayro Hotelのトイレは悲惨だったけど、ここはちゃんと便器もある!ちゃんと掃除もしてある!
いや、それが当たり前なはずなんだけど!!

アルバミンチに着いた初日は「汚くてうるさくて苦手な街かも」なんて思ったけど、泊まったホテルが悪かっただけだった。これで快適なアルバミンチ生活が遅れる〜。
宿に荷物を置いたら、喉を潤すために商店へ。
通りにはトュクトュクが停まっているんだけど、トュクトュクっててっきり東南アジアを中心に使用されている乗り物だと思っていたからエチオピアで見て驚いた。

民家の前には子どもが。

エチオピアはそこら中に子どもがいて、みんな元気に遊んでる。元気!
宿を探していた時に見つけた商店でジュースをガブガブ。

エチオピアではコーラとミリンダ(炭酸オレンジジュース)がどの商店にもあるからよく飲む。それぞれ10ブル(=50円)。
私は普段あまり炭酸を飲まないんだけど、エチオピアに来てからすごい飲んでる。コーラなんてほとんど飲まないはずなのにエチオピアでは一気飲み。
どうした私。エチオピアで味覚が変わったか?
よくよく考えると、エチオピアでは水、ビール、炭酸飲料しか飲み物の選択肢がない。
ビールが好きではない私は必然的に炭酸に。水も飲んでるけど、炭酸の方が冷えてることが多いから、結果的に炭酸という流れ。
そして毎日、炭酸、炭酸、炭酸…。
ああこの悪循環よ。健康的じゃない!
お昼ご飯は久々にピザ
商店でフーッと一息ついたら、アルバミンチをちょっと散策。

緑のスカートは学校の制服。
学校のグラウンドをのぞいたら、女子学生が体操しながら走っていた。

部活かな?日本でも見る光景が、形は違えどエチオピアにもある。
今日は「お昼にピザを食べよう」と少し歩いてピザ屋までやってきた。
その前に隣の商店に寄り道。

暑すぎるから、食前に棒アイス!

ジュースを冷やしただけだけど、ヒンヤリしててうま〜い!
子どもに狙われながら、食べる(笑)

アイスを食べたらピザ屋へ。
ここはトリップアドバイザーで上位の店。思ったよりも立派な焼きガマ。

メニュー。

ローカル食に比べると高いけど、このエチオピアでピザが食べられるなら!ということで、注文。
出てきたピザ、おお、美味いぞ!!

思ったよりもちゃんとしてる!
せっかくなのでスペシャルピザ140ブル(=700円)にしたんだけど、美味しい〜。ここ最近は毎日インジェラを食べてたから、こういうコッテリした食べ物が食べたかったんだよね。満足なり。
食べてる間は自称ガイドのレゲェな兄ちゃんが隣で永遠に話していて話半分に聞いていたけど、近くに綺麗な泉があるとか面白い話しも聞けた。
レゲェな兄貴が「マジでぶっ飛ぶぜ」というチャットという葉。

話してる間もずーーーーっとこのチャットをムシャムシャ食べている。
この葉っぱをそのまま噛んで、出た汁を飲むと覚醒作用があるんだって。レゲエな兄貴が「これを食べるとハッピーになれるんだぜ」って言いながら食べてる図が怪しさ満点。
でも大量の葉っぱを口に放り込んでムシャムシャしている姿はヤギそのもの。そういえばエチオピアではこうやって葉っぱを食べている人がいたけど、嗜好品だったんだね。
とりあえず、レゲエな兄貴が後半はレゲエなヤギにしか見えなかった・・・。
花の下で頂く絶品エチオピアコーヒー!
お腹いっぱいになりレゲェな兄貴と別れたら、天気も良いのでお散歩。
すると、見事な花の屋根が出現!そしてその日陰ではコーヒータイム!

歩いていると、こういう路上コーヒー屋が多くあることに気付く。せっかくだから飲み歩くことに。

気温が高くて汗はダラダラだけど、日陰は涼しい。
そして通行人が吸い込まれるようにやってきては一杯飲む、このありふれた日常に溶け込めることが嬉しい!
路上のコーヒーはなんと豆をローストしたあと、すり鉢でゴリゴリ。


これがまた良い香り!
椅子は手作りで可愛い。グラグラするのもご愛嬌。

お待ちかねのコーヒー。

これが、うんまっ!!!
本当に美味しい。路上だからって舐めてたけど(ごめんなさい)良い意味で裏切られた。しかも1杯3ブル(=15円)とお手頃価格。いやー、これは最高だわ。

しっかり者のお姉ちゃんと可愛い弟。

エチオピアの赤ちゃん、ムチムチしてて本当にかわいい。
・・・
こんな感じで、路上コーヒー屋さんを転々としていく。
どの店もお花の下で肝っ玉母ちゃんが切り盛りしていて、アットホームな雰囲気。そして驚くことにどの店もとびきり美味しい。本当に。だいたいどこの店も3ブルだから、気兼ねなく楽しめるのも良い。
4軒目の路上コーヒーはこじんまりしてて可愛らしい。



カップの置き方がワザあり。

ここのコーヒーも、絶品!
すり鉢でゴリゴリしてて不揃いだし、どうしてこんなに美味しいんだろう?
一杯が小さいから、飲み比べできて楽しかったー!
路上で卓球対決!!
路上のコーヒーに満足していたら、今度は路上卓球に出くわした。

ここは路上コーヒー屋さんが卓球台を貸していて、若者の溜まり場みたいになっている。
エチオピア人って卓球するんだね。
その腕前はいかほど・・・?
お!上手い!!
しっかりボールに回転をかけててスピードもある。これはなかなかの試合ですねえ。
二人の試合が終わると、なんとおだやんに指名が!!
ひょんなことから試合開始!!!

おだやんも卓球は結構な腕前。
昔学生の時、二人で免許合宿にいったんだけど、教習所に卓球台があって車の運転以上に卓球に打ち込んだ思い出がある。もはや卓球しに行ってたな。
そんなおだやんVSエチオピア選手!!
良い試合で、点数もせってたんだけど最後の最後で敗退・・。実はこの卓球、負けた方が卓球試合料をコーヒー屋の店主に1ブル払うシステム。
結局2試合やってどちらも負けちゃったので2ブル(=10円)支払った。あとは毎回ボールを拾って来てくれる少年(恐らくコーヒー屋の息子)にもチップを1ブル。一生懸命ボールボーイしてくれてありがとう!
ちなみに卓球の横ではチェスっぽいゲームもしていた。

手作りのボードと瓶ビールのフタを使ってゲーム。こちらもかなり真剣で白熱してた!
ちょく長袖購入だ!
コーヒーを飲んで、卓球をした午後。
結構歩いたし、ずっと暑い中外にいたから結構ヘロヘロだ〜。
最後は宿に戻る前に洋服屋さんへ。


マラリア対策に、薄手の長袖を300ブル(=1500円)で購入。

暑くて暑くて持っているフリースは着れたもんじゃないので、ペラッペラのツルッツルの長袖!ちょっと丈が長いけど仕方ない。これで少しでも蚊に刺されないように、アフリカを南下していこう。
アフリカ出張によく行っている友人が「マラリアへの感染リスクを減らす一番の方法は長袖長ズボンだ!ドドン!」と言っていたので信じる。どうにかマラリアにかかりませんように。
宿に戻ったら、扉の隙間をビニール袋を割いてガード。

こういう隙間から、奴らは入ってくるのです。
そして刺しくるんですよ!
ぷすっと!!
ムカーーー!!!
私が蚊に敏感で神経質になっているのを、おだやんがこうやって和らいでくれる。ありがとう、おだやん!
・・・
私たちは民族には会いに行かないけど、路上コーヒーや路上卓球で現地の人と触れ合えてほっこり。こんな感じでアルバミンチをゆる〜くエンジョイ。
続く!
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