IHとガスコンロ、どっち派?僕らは「かまど」派

おだやんです!

ムズズから高原の村リビングストーニアへとやってきたおだやんとちょく。リビングストーニアのキャンプ場は居心地も景色も良すぎて4泊もしています!

さて、今日は絶景キャンプ場での自炊について!

キャンプ場自炊

キャンプ場生活にも慣れてきた。

今日は朝から洗濯!

ちょくが洗濯している間に俺は朝ごはん用の薪拾い。まるで桃太郎か!

ケニアでのキャンプ以降、朝起きて薪を拾うことは割と日常になりつつある。

色々試した結果、これがこのキャンプ場で拾えるものの中で一番よく燃えると分かった。たぶん豆のさやが乾燥したものだと思う。本当にめっちゃ燃える。そして火持ちもそこそこ良い!

この豆のさやを翌日分まで集められるとその日の仕事がかなり楽になる。

朝起きてまず薪集めとかまるで昔話の世界みたいだから、たまに昔話ごっこをしてふざけあう。

「おい、ばあさんや!飯はまだか!」

「おめえが薪集めんと何も作れんのじゃこのボケクソジジイ」

「はい!!すいません!!」

なんか違う。

 

さて、薪を集めたらこの手作りかまどでお湯を沸かす!日本だったらガスコンロとか湯沸かし器で一瞬なんだけどね。でもこういうのもたまには良いよね。

というか我ながら素晴らしいカマドだと思うんだけど、どう?

ケニア以降色々試行錯誤した結果、かまどを作るときに初めから鍋の大きさに合わせて設計すると熱効率の良いかまどができると分かった。

サイドも熱が逃げないように土で隙間を埋めた。

後ろには空気穴があって空気が入るようになっております。

ここでちょくのキャンプ飯アイデア!

朝お湯を沸かしてる間、昨日の残りのご飯をおにぎりにして醤油塗ってチーズ入れてホイルに包んでかまどへポイ。するとお茶と焼きおにぎりが同時にできる!

薪が限られてるからいかに少量の薪で調理するかがカギになってくるから、これは割と良いアイデアだと思う!ばあさん、優秀!

こんな景色を見ながら朝ごはん!

ここ、ホント最高!!

こんな景色見ながらだと朝ごはんも余計に美味しい!

 

このキャンプ場(というかアフリカのキャンプ場はだいたそうなんだけど)は朝と夕方に猿(サバンナモンキー)の集団がやってくる。だから食後の日課としてまずは猿と戦う。

石を投げたり追いかけたり。ヤル気でいかないと本気でやられるから二人して鬼の形相で猿に挑む。

 

さて、猿を追い払った後は引き続きばあさんは洗濯、俺は薪拾い。そんなことをしてるとすぐにお昼になる。なんか桃太郎っぽいぞ・・・

このキャンプ場にはレストランもあって美味しい料理が食べられるんだけど、1食7ドルとかなりお高い。だから実は6日分の食材(肉やら野菜やら)を大量に持ち込んでいて、キャンプ場の冷蔵庫に保管させてもらっていた。

お昼はこの旅の定番料理、和風ツナレモンパスタ。

パスタを茹でて、油とみじん切り玉ねぎとツナとレモンと醤油に塩&胡椒をかけて、小ネギをのせて出来上がり!

美味しい醤油さえあればどんな国でも作れるし、超お手軽で美味しいメニュー!和風ツナレモンパスタ、おすすめ!ちなみに茹で汁少し残しておかないと乳化させることできないから注意。

 

食後は犬と戯れたり、犬と協力して再び猿と戦ったり。薪拾ったり。うん、やっぱりなんか桃太郎だ。

そんなことをしているとまたすぐに晩御飯の時間になる。

キャンプだと日が暮れる前に食事も食器洗いも全て終えたいから、4時くらいから作り始めないと間に合わない。さっき昼食ったばかりな気がするんだけどな。

この日はグリーンピースご飯とグリルチキン!

薪でご飯を炊かせたら、ちょくは天才的。

ガスコンロもいいけど、かまどだと薪の加減次第でガスコンロじゃありえない圧倒的な大火力にできるし、逆に超とろ火にもできるから便利。

ご飯を蒸らしている間にチキンを炒める!

まるで中華料理人。

後ろから見ると、背景が謎すぎる。

なんかウケる!

崖っぷちにある大火力のかまどで鍋を振るう女。ホームレスに階級があるとすればちょくは間違いなく超上級ホームレスだ。

ちなみにキッチンの向こうが崖だと、野菜のヘタとか皮とか自然に分解される生ゴミはそのまま崖下に捨てられるから超便利。

今晩の料理。

ローズマリーはキャンプ場にたくさん生えてて使い放題だから嬉しい!

晩御飯もこの景色を見ながら。

うーん、最高!!ここは暮らせるかもしれない。

 

余談だけど、別に日にはこんな料理も!

鳥の首の甘辛煮。(グロいとか言わないで)

子どもの頃から食べている大好きな料理で、どの国でも安く作れる。ちなみに鳥の首って個人的に鳥の部位の中で一番美味しいと思うんだけど分かる人いる?一番旨味が凝縮されてるから鶏ガラスープ取る時にも部位として優秀。

鳥の首って野蛮に思えるかもしれないけど俺からすれば「もも肉最高!手羽先最高!」なんて言ってる人はまだまだ。食べたことない人はぜひ鳥の首食べてみてください!

 

日が暮れる頃、干していたショウガが完全に乾いていた。

移動続きの旅だと冷蔵庫もないしショウガを買っても使いきれないけど、こうしてドライジンジャーにしておけば、日持ちするし、紅茶に入れてもいいしと便利。うん、サバイバル!

日が暮れる前に全て片付けて、日が暮れたら就寝。

一日中、薪拾いと料理しかしてないけど、原始的な暮らしも大変だけど悪くない。

そしてサバイバルスキルがどんどん上がっていってる気がする。もし悲しくも天変地異が起きたら、我々夫婦を頼ってください。グリーンピースご飯くらいご馳走します!

それにしても昔の人って大変だったんだな・・・

続く!

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1 個のコメント

  • akakuro より:

    こういう生活好きです。景色も素敵で!
    私たちは先日タイに行って来ました。ブログにタイ編がなかったので
    残念でしたけど。
    1年8か月、ブログを読んでいる方としてはあっという間でしたね。
    報告会でお会いできるのを楽しみにしています。

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