レンタカーでナミビア国境越え!死線を越えて向かう世界二位の絶景大渓谷

最近三度の飯よりプログラミングにハマっています。おだやん です。

南アフリカとナミビアをレンタカーで回っているおだやんとちょく。クルーガーでサファリドライブを楽しんで、昨日は南アフリカ西部のオーグラビーズ滝へとやってきました。レンタカー旅は5日目のこの日は、いよいよレンタカーで国境を越えてナミビアに入り、世界で二番目に大きなフィッシュリバーキャニオンへ向かいます!

まるで月面世界「Moon Rock」へ

朝、ちょくが朝食の準備をしている間に、俺はなぜか野鳥の撮影にハマる。

だってこの鳥の毛並みがすごく綺麗だったから。

カッコいい・・・

 

ちなみにオーグラビーズの滝のキャンプ場はこんな感じです。

隣のテントサイトとかなり距離があって静かで良かった。

 

撤収したあと、公園内に月面みたいな風景が広がる「Moon Rock」という名所があるそうなので、どうせならと思い行ってみた。

道が冠水してるけど、これが通常らしい。

景色はだんだん月面みたいになってきた!(行ったことないから知らんけど)

駐車場があった。

あの上の方のドーム状の石がムーンロックらしい。

俺ら以外誰もいない。

頂上に立つと、こんな景色。

遠くの方までゴツゴツとした岩場が続く。さらに奥には渓谷が見えた。

みんなが月って名付けるからには、きっと月面もこんな感じなんでしょう(適当)

さて、ここでちょくに「初めて人類が月面に立った時の動きをして」と頼んでみました。他の人の前だと恥ずかしがって面白いことはしませんが、夫である俺が頼むと、実は芸人ばりにノリノリで無茶振りに答えてくれます。

すると、すぐに謎のダンスが始まりました。

「ウッハッ」

どちらかというとジャングル奥地の部族のダンスに見えますが・・・・

何かが憑依しているのでしょうか・・・

ありがとうございました。

 

 

ちょっとだけ黄昏てみる。

これから向かうのは、この砂漠のさらに奥にある世界で二番目に大きなキャニオン。どれだけ壮大なんだろう。

 

いざ砂漠の国ナミビアへ!!

国立公園を出て、いざナミビアとの国境へと向かう。

本日のルートはこんな感じ。

ナミビア南側の国境から行った方が手っ取り早いのかもしれないけど、どうしてもこのルートで行きたい理由があった。

それは、南アフリカとナミビアとボツワナにまたがるカラハリ砂漠を通れるから。砂漠ドライブというなんとも爽快な響きに誘われ、行ってみることにした。

ナミビア国境が近くにつれて乾いた砂漠感が出てきた。

おやびんもテンション上がってます!

徒歩での国境越えはよくあったけど、レンタカーで国境を越えるのは初めてだからドキドキ。

また電柱の鳥の巣が。

ってありすぎだろ、鳥の巣。

これはデカすぎて笑った笑

果てしなく、ずっと荒野が広がる。

窓を開けると乾いた熱風が入ってくる。

まずは南アフリカのイミグレ!

車降りて用紙に記入してスタンプもらって終了。最後敷地を出るときにトランクを含め荷物検査がありました。

そこからまた数キロ走ると、ナミビアのイミグレが。ここも用紙に記入とパスポート、免許証の英語証明であっけなく通過。

ドキドキしたけど無事通過できて良かった。

よし!

ナミビア入国!!!

国境を越えてすぐ、小さな村があった。

とりあえず商店でサンドイッチ。

ナミビアではナミビアドルという通貨があるんだけど、小銭も含めて南アフリカのランドが普通に使える。しかも両国の通貨レートは全く同じ。1ナミビアドル=1ランド=7.5円。両国の物価もほとんど同じ。うん、便利。

さて、南アフリカと違ってナミビアで注意しなきゃいけないのは、ガソリンの給油。ナミビアは次の街まで300kmなんてざら。しかも未舗装道路に入って変な観光地に行こうものなら、400kmくらい給油できない場合も。だからガソリンスタンドがあったら、毎回満タンに給油すること。目安としてはメーターが75%切ってたら絶対補充。

ガソリンを満タンにしていざ出発!

すごい走りやすい。

凸凹が全くない。超フラットで整備されている。だからみんな超かっ飛ばす。というか景色が変わらないから、気づいたら150kmくらい出てる。なのに明らかに200kmくらい出してる車が「ビュン」って感じで追い抜いていく。

なにこの国怖い。

たまに適当に作ったパーキングがある。トイレはもちろん野ション。

居眠り運転しないように適度に休憩しないとね。

 

ナミビアのオフロードは死の香り

さて、しばらく砂漠を進むとフィッシュリバーキャニオンへの分岐があった。

看板には「C」とか「D」の文字。

ナミビアでは道路はA・B・C・Dの4タイプに別れている。交通量の多い大きな国道は「A国道」、その次の街と街を結ぶ道路は「B国道」、砂漠の中にある村や観光地を結ぶ道路は「C国道」でそれ以外のオフロードは「D国道」。そして4つのうち「C」と「D」は未舗装のオフロード。

フィッシュリバーキャニオンまでの地図には二つのルートがあった。

1・なるべく舗装された「B」を通って、最後に少しだけ「C」の未舗装を通るルート

2・近道だけどほとんどが未舗装の「C」を通るルート

「近道なら、全部「C」を通る『未舗装近道』ルートで行けばいいじゃん!」

そう考えてしまった俺がバカだった。

実はこの時、前を走る車がどうやらフィッシュリバーキャニオンに向かう外国人が運転する車だったみたいで(看板の前で頻繁に停車してたから)、全部Cを通るルート方面に曲がったため、思わずついて行ってしまったものあった。

ナミビアのオフロードは超やばい!

最初はかなり優しいオフロードだった・・・・

最初だけは・・・・

フィッシュリバーキャニオンやナミブ砂漠のデッドフレイに行きくなら、この「C」タイプを結構通ることになるんだけど、日本みたいな綺麗な未舗装をイメージしちゃいけない。

凸凹すぎる!!

大きなトラックや四駆の大きな溝だらけのタイヤで削られて、路面が戦車が通ったあとみたいに凸凹になっていた。

ガタガタガタガタゴンゴンゴンゴンガタガタガタガタゴンゴンゴンゴンガタガタガタガタゴンゴンゴンゴン

鳴り止まない騒音&振動。

そしてたまに砂が細かすぎてハンドル&ブレーキが効かない。

ぎゃーーーーーー死ぬーーーーーー!!!

雪国のアイスバーンよりもやばい。なんどもハンドルが効かなくて路肩に突っ込みそうになった。というか一度車がスパイ映画みたいに走りながら回転した。

し、死にそう・・・

これが1kmだけならゆっくり行けばいいんだけど・・・

あと50km・・・・

ゆっくり走ったら砂漠で野宿しないといけなくなる。でも凸凹すぎて全然飛ばせない。

そして前方に車がいたり、対向車がくると、大量の砂埃と小石が飛んでくる。

いやぁああああああああ!!!!

レンタカーに傷がつくからやめてくれぇぇぇええ!!!!!

さらに山道になると・・・

サッカーボールくらいの見えない石が砂に埋まっていて、よくガコンッって大きな音がしては車がバウンドする。ああ、絶対いつかパンクするわ。スペアタイヤ、二つ積んでおけば良かったな・・・・

凸凹の幅も段々大きくなる。少なく見積もっても20cmくらいあった気がする。かなり集中しなきゃいけなくて、すごい脳が疲れる。

あああああああ!!!!!発狂しそう!!

景色は壮大なんだけどそれどころじゃない。

ついにキャンプ場まであと少しのところへ。

ここで普通の観光客が通るルート(俺が選ばなかった、ギリギリまで舗装道路を走って最後だけ未舗装を走るルート)に合流した。

ここであることに気付く。

運転してくる観光客はほぼ全員こっちのルートから来ていたようで、このメジャーなルートに合流した途端、道が急に走りやすくなった。

なんだよ!こっち選べば良かった。急がば回れってこういうことか!

これからナミビアのオフロードを走る方、遠回りになってもいいから極力舗装道路を選ぶことをオススメします。時間的も安全面でもそっちの方がベターです。

フィッシュリバーキャニオン国立公園のキャンプ場が見えてきた。

まじで疲れた・・・・

もう俺はフラフラすぎて、全てちょくに任せた・・・・・・

 

世界で二番目に大きなフィッシュリバーキャニオン

キャンプ場から少し走ると、キャニオンのビューポイントがあった。

おお!!!!!

すごいすごいすごいすごい(適当)

(どうしよ、オフロードでのダメージが大きすぎて全然景色が入ってこない・・・)

世界で二番目にデカいのか。

一番デカいグランドキャニオン知らないから、俺にとってはここが今の所世界で一番だ。そう思うと感動してきた(単純)

朝も見たけど、陰影的には午後に見た方が感動的かも。

面白い情報ボードがあった。

太鼓の昔から、この地にはサン人という民族が暮らしていたそうなんだけど、遺伝子解析では人類の祖先ということになるのだそう。

つまり地球上で人類の歴史が始まった場所。そう思うとなおさら感動してきた(単純)。

ハイキングコースもありました。みなさんいかがでしょうか。

パノラマもどうぞ。

ちなみに2〜3枚パシャっととって、編集ソフトのLightroomでパノラマ化しています。

実はかなり高くて怖いです。

アフリカって雄大な自然だらけ。しかもいろんな種類の景色が詰まっている。大自然が好きなら本当にオススメ。

 

帰りに駐車場でこんな車を発見。

マラウイでも見かけたんだけど、トラックを改造したバスで、アフリカ各地をキャンプしながら周遊するツアー車。参加者はほぼ西洋人。お高いんでしょうね。

 

フィッシュリバーキャニオンのキャンプ場。

場所が全然空いてなくて、トイレと管理棟から一番離れた場所しかなかった。

でも各サイトにはテーブルとベンチ、手洗い場と火起こし台があります。これが日本と違って便利。

この日はチリコンカン。

運転で疲れた体に染みわたるぅう。(なんか我ながらコメントがおじさん化してきているのは気のせいでしょうか)

いやぁ、この日はほんと疲れた。でも、大変だったけどフィッシュリバーキャニオン来て良かったな。

最後は絶景が見れたし、良い一日だった!!

 

さて、次回はアザラシだらけの海岸を目指すんだけど、その前になにやらトラブル発生。

なんと、おだやんがあの致死性の病気に?!?!

続く!!!

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