おだやんです!
先日、海外転勤しているちょくの大学の先輩夫婦から大量の日本食材をいただきました!貴重な食材や調味料が手に入って二人で大喜びしています!本当にありがとうございました!
さて、キリマンジャロの麓の街モシに数日間滞在したおだやんとちょく。いよいよタンザニアの中心都市(首都じゃないけど実質の首都)、ケニアのナイロビに並んで治安が悪いと言われるダルエスサラーム(Dar es Salaam)へと移動します!
※ダルエスサラームの安宿情報についての情報も載せています。
モシからダルエスサラームへ
この日は朝早くからタンザニアの実質的な首都・ダルエスサラームへ移動する。
「実質的な」と言った理由は、1996年に法律上の首都がダルエスサラームからドドマ(Dodoma)という都市に移ったから。でも未だに政府官庁はダルエスサラームにあるから実質的な首都はダルエスサラームということになる。ややこしい!
モシからはたくさん長距離バスが出ているんだけど、ダルエスサラームはケニアのナイロビに並んで治安が悪いので日が暮れて到着したくない。だから始発便に乗ることにした。

真っ暗で怖いけど、それでもダルエスサラームで夜歩くよりは田舎のモシを夜明け前に歩く方がマシ。
念のためチケットは前日に買っておいた。

モシからダルエスサラームまでの所要時間は12時間ほどで、片道一人25000シリング(=1280円)。うん、安い。
6時半にバスターミナルに着いて、チャイを売り歩くおじさんからチャイを買って飲んだ。1杯200シリング(=10円)、ちょっとインドが懐かしくなった。
バスは7時に出発。出発する頃にはバスの周りには物売りがたくさん。

物売りたちは木の棒に商品をくっつけて、バスの窓の高さに掲げて商品を売り歩く。アフリカ人の知恵と工夫。時計なんて買う人いるのかな・・・
移動する日に限っていい天気。


広大な森を見ながら進む。

お昼にトイレ&昼ごはん休憩があった。


乗客について行くと分かりにくい場所に分かりにくいお弁当屋があった。

列という概念はなくて、人を押しのけて前に出られるパワーある者が先に注文できる仕組み。サバンナと同じで弱肉強食。
ちなみにおだやんは、巨大なお尻を武器に持つアフリカのおばちゃんたちに一瞬で弾き飛ばされて、仕方なく一番最後に注文した。
SAで一番安いチキン&ポテト弁当。

6000シリング(=300円)。高い・・・しかもソースは激辛ソースか激まずケチャップの2択。なにその究極の2択・・・
予想通り、チキンもポテトも微妙だった。
さて、その後も村々に停まって人を降ろしたり乗せたりしてダルエスサラームへ進む。

村に止まる度に窓の外に物売りがやってきて、野菜やらお土産やら木べらなんかの調理用品を売っていて賑やか!
ちなみに写真にある料理用木べらは買ってもいいかなと思うほどオシャレで綺麗なものだった!生きるって大変だね・・・
ダルエスサラーム、治安最悪という噂は本当?
15時すぎにダルエスサラームのウブンゴバスターミナルに到着!


かなり巨大なバスターミナル(ただの空き地)だから、そこまで都会じゃないのかな?と思ってしまったけど、実はアフリカの中ではかなり最先端な都市だった!
まずバスターミナルがトラム(路面電車みたいな路線バス)の駅に直結していた。



すごい!エチオピアやケニアじゃありえないレベル!素敵!
駅までものの2分。
改札前にカウンターがあって650シリング(=33円)を払う。これはダルエスサラーム市内一律料金。

この路面電車のような交通システムはBRTと呼ばれていて、開通して1年も経ってないんだそう!

以前はダラダラ(タンザニアの乗り合いバス)がひしめき合っていて常に大渋滞を引き起こしていたそうなんだけど、このBRTが開通したおかげで市民は市内を格安でスムーズに移動できるようになったんだとか。

静かで乗り心地抜群!アフリカきて乗り物に感動したのは初めてかもしれない。
しかもこのBRTは3〜10分に1本とかなりの頻度で走っているので超便利。これは乗らない手はない!
ウブンゴバスターミナルから1本で安宿のあるKisutu駅到着。

日本人がよく泊まる安宿、エコノロッジやサファリインはどちらもKisutu駅を降りて右側に見えるガソリンスタンドの先にあります。
ダルの安宿・ECONO LODGE
調べておいた安宿、エコノロッジへ。

場所はこちら。
ホステルというよりは雑居ビルを改造した格安ホテル。ツイン1泊38000シリング(=1950円)。

都会にしてはまあまあの安さ!

バストイレもまあまあ綺麗。
ただwifiは1階のエントランス付近でしか使えず、しかもかなり微弱。これは他の安宿も同じだった。またこのエコノロッジは朝食付きで嬉しい。
ちなみにザンジバル島から帰ったあともう一つの人気の安宿サファリイン(エコノロッジとほぼ同金額)にも泊まったけど全体的サファリインの方が良かった。
ダルエスサラームで一番美味しいインド料理
さて、多くの日本人バックパッカーに愛されている美味しいインド料理屋があると聞いて行ってみた!

宿から歩いて5分もかからない場所にあったお店、名前は「Ten to Ten」。名前の由来はTen to tenという名前のスーパーの前にあるから。
場所はこちら。
なぜタンザニアでインド料理なの?と思うかもしれないけど、タンザニアは昔からインド人の移民や出稼ぎの人が多く暮らしているそうでインドグルメ街のようなエリアまである。
ここはスーパーの前の歩道にキッチンが並んでいて、インド系のお兄さんたちが忙しく鍋を振っていた。

スパイスの超絶にいい香りが漂っている!

いい香りすぎて鼻がもげそう!!
エジプト以降はエチオピア、ケニアとずっと美味しい料理を食べていなかったからかなりテンションが高まる!!
メニュー。

インド料理あるある、メニューが無限大すぎて困る。

大好きチキンコルマを注文!!

チキンコルマ、ライス、チャパティ2枚で合わせて18000シリング(=925円)。これでも2人で余るくらい量が多かった!正直チャパティ頼まなくて良かった・・・


このチキンコルマ・・・・・

めッッちゃうまい!
もう夫婦のツボにハマった。というか人生で食べたインド料理の中でもTOP10に入る!ここアフリカなのに・・・
ちなみにダルエスサラームにはザンジバル島から戻ってきてからの滞在も合わせると合計1週間ほど滞在したんだけど、この店にはほぼ毎晩通ってた。いろんなメニューを試したけどこのチキンコルマが一番だと思う。
あとフルーツジュースも安くないけど(200円くらい)美味しいのでオススメです!
美味しいものを腹一杯食べて、本当に満足!幸せだ・・・
さて、この日の夜はあまりに暑すぎて寝れなかった。ファンも弱くて効かないし、窓を解放してもそもそも風が通らないしで最悪の熱帯夜!!Tシャツを濡らしてみたり、水シャワーを浴びてみたりしたけど変わらず・・・
あとで聞いた話だけど、6月のタンザニア・ダルエスサラームは夜でも30度を超えてくるそう!エチオピアに並んで住みたくない国トップレベルだ・・・暑いの本当に嫌・・・
続く!
アイカップさん
コメントありがとうございます!
北京からウランバートルは長い移動ですが旅感があって楽しかったです。もし参考になったなら嬉しいです!
これからも楽しく安全に旅を続けていきます(^^)ありがとうございます!
こんにちは。
すいません、「いつも見ています」とは言えないのですが。
前に北京からウランバートルへの記事を参考にさせていただいてて。
人のブログ見ないんですけど、さっき名前をお見かけして嬉しくなってメールしました!
こんなに詳しく情報載せて頂けるのは、旅人にとってとてもありがたいです。
この先もお気をつけて!