ジンバブエ・ビクトリアの滝へ!乾季の世界三大瀑布ってどうなの?

おだやんです!

南アフリカ・ナミビア15日間のレンタカー旅を終えケープタウンへやってきたおだやんとちょく。

この旅では当初は他の世界一周バックパッカー同様、タンザニア→ザンビア→ジンバブエ→ボツワナ→ナミビア→南アフリカと巡る予定だったんだけど、実際はタンザニア→マラウイ→モザンビーク→南アフリカ→ナミビア→南アフリカというルートで巡ったためジンバブエのヴィクトリアの滝をすっ飛ばしていた。

でも滝好きの俺はどうしても世界三大瀑布・ヴィクトリアの滝を見たかった。ということでアフリカ最南端ケープタウンから、わざわざ2泊3日かけてジンバブエのヴィクトリアの滝へ行ってきました!!乾季の世界三大瀑布・ヴィクトリアの滝は一体どんな感じ?

ケープタウンからヴィクトリアフォールズまで

長い長い陸路移動はパパッと簡単に。

ケープタウンから長距離バスでヨハネスブルグへ。すぐにジンバブエブラワヨ行きの国際バスに乗り継いで翌朝ブラワヨへ。

ブラワヨからは列車かバスか選べるんだけど、列車は毎日運行じゃないのでバスでヴィクトリアの滝がある街、ヴィクトリアフォールズへ。街の名前も滝の名前と同じでややこしい。

ということで、都会からアフリカ感溢れるヴィクトリアフォールズへとやってきました!ちなみに泊まった宿は安くて人気の「Shoestrings Backpackers」です。宿情報→《ジンバブエ》ヴィクトリアフォールズ&ブラワヨの安宿情報

ジンバブエ観光の注意点
ここでジンバブエ観光における注意点!ジンバブエは現在通貨がアメリカドルなんですが、国内では深刻なアメリカドル不足が起こっています。そのため外国人がアメリカドルを引き出せるATMはヴィクトリアフォールズの街を含めジンバブエには少なく、さらに「1人1回10ドルまで」や「1人1日50ドルまで」など様々な種類の制限があります。必ず日本か近隣諸国でアメリカドルを手に入れてから入国しましょう。

 

着いたその日は街を散歩。大きなバオバブの気があるということで歩いて行ってみた。

デカい。都会もいいけど、やっぱり自然あふれるアフリカっぽい場所の方が落ち着く。

フンを転がしていた虫を発見。

フンコロガシなのかは不明。

さて、ヴィクトリアの滝の上流へ。

ゆったりと流れるザンベジ川。実は川の向こうはお隣の国ザンビア。川が国境ってロマンを感じる。

下流に滝があって、轟音が聞こえていた。ちょっと虹が見えた。

翌日はあの滝をみにいくのか、楽しみだ!

宿に戻ると、世界一周している旅人と知り合う。

実はこのお方、よく旅の情報記事を書いていて俺たちもよくブログを見ていた知る人ぞ知る義眼のバックパッカー旅女パイセンだった。パイセンのブログ→旅女 Tabijo〜義眼のバックパッカー〜

このお方何がすごいって、なんと超過酷な西アフリカを南下してきた猛者。自衛隊あがりのムキムキ男子だって西アフリカだけは近寄らないってくらい過酷な場所なのに、興味本位で行ってみたそう。

「西アフリカ、どうでした?」って聞いたら、「いや行かなくていいと思います。何もありませんでした。」みたいなこと言ってて盛大に笑った。

話をさらに聞くと、なんとケニア、マラウイ、モザンビークを一緒に旅したカナダ人のデイビッドおじさんとも知り合いだった。世界は狭いというか、アフリカが狭いというか。いやアフリカを旅している旅人業界が狭いんだな、きっと。晩御飯はみんなで一緒に食べました。話が盛り上がって長距離移動の疲れも吹っ飛んだ!

乾季の世界三大瀑布ってどうなの?

翌日、いよいよヴィクトリアの滝の公園内へ。我々が行った8月は雨季が終わり、乾季に突入し始めるシーズン。

ジンバブエ側の入場料は30USD、営業時間は6:00〜18:00

乾季の滝ってどうなんだろう・・・そう不安視していると、入り口に乾季と雨季の滝の写真が貼ってありました。

全然違うじゃないか!なんで乾季に来てしまったんだ!

ヴィクトリアの滝のシーズン
1〜8月までは一年でも水量の多い方で、中でも水量の多いベストシーズンは4〜6月。10〜11月は水量が一番残念。デビルズプールは水量の少ない9〜12月がシーズン。

でも実は乾季には乾季の良さがあるらしいのです。それを見つけて、雨季に行った人たちを見返してやりましょう。いざ出陣!

滝が長すぎて、展望スポットがたくさんあった。

最初の展望スポット。

うんすごい。(やっぱり雨季には勝てないんじゃないか・・・)

最初はそんなことを考えていたんだけど、早速乾季の方がいい理由その1が見つかった!

それがこの展望スポットに降りそそぐ滝の水しぶき。

実は滝の雨量が増す雨季だと、この水しぶきが激しすぎて防水カメラは出せないし、出せたとしても真っ白で景色は撮れないんだそう。写真撮りたいから乾季でよかった。

一番綺麗に見える展望台へ。

あれ、乾季だけど思ったよりは結構激しい。

そしてここで乾季に行きたい理由のその2が見つかりました。それがこちら。

反対側の滝のすぐ上で水遊びをする観光客たち。おいおい、やばくないか。

これ、実は乾季にのみ入れる天然のプール「デビルズプール(悪魔のプール)」。世界一怖いプールとして観光客に人気なんです。

見てるだけで恐怖だわ。間違ったら死ぬじゃん。

ジンバブエ側からデビルズプールに行くには?
ザンビアVISA(50USD)を事前に取得し(現在ここでは取得できないとの情報あり)公園内の橋(国境)を通過。そしてザンビア側のロイヤルリビングストンホテルから出発する現地ツアー(180USD以上)に当日参加。ジンバブエ側に戻るなら、事前にジンバブエVISAをダブル(45USD)にしておいた方が良いでしょう。

ジンバブエ側から行くと軽く見積もっても250ドルほどしそうです。

我々は怖いから行かなかったけど、乾季に来る人はこのデビルズプール目的も結構多いらしい。乾季は乾季で良さがあるんですね。

園内にはサファリで見るようなイボイノシシが普通にいた。

それ以降の展望スポットの写真を一気にどうぞ。

フェンスなんてないから超怖い。

ザンビア側へ渡る橋。数万円でバンジージャンプが出来るそうです。

さっきのプール然り、お金を払って怖い思いをするって不思議だな。

午後には滝に虹がかかるので、一旦公園内でランチ。

ワニの肉を使ったラップがあったので頼むことに!

クロコダイルラップ(13ドル)

普通に美味しかった。ジンバブエの物価を考えたら、とんでもなく高いけど。

チョコレートケーキも美味しかった。とんでもなく高いけど。

ランチ後、2時ごろにもう一度展望スポットへ!すると・・・・

さっきよりもいい感じ!

どこで見ても滝が二重になっていて綺麗だった。虹がここまでくっきり見えるのも乾季ならでは。

乾季は水量が少ないから微妙なのでは?と思ってたけど、行ってみると案外乾季ならではのヴィクトリアフォールズを楽しめました!むしろ写真を撮れるって意味では乾季の方が良いかもしれません!

ヴィクトリアの滝、良かったです。

 

さて、滝観光を終えたおだやんとちょくはケープタウンに戻る途中、ヨハネスブルグで黒人差別の歴史を伝えるアパルトヘイトミュージアムへ。二人が本当に感動した場所になりました。続く。

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