おだやんです!
ちょくと四六時中ずっと一緒にいると
「アレ取って、ソレじゃなくてさ」
「ソレ、昨日のアレみたい」
語彙力がなくなりそうです。
さて、桂林にやってきて、絶景の中でのサイクリングや展望台を堪能中のおだやんとちょく。でも桂林と言えばやっぱり「アレ」
桂林で有名なアクテビティ
桂林と言えば・・
川下り!!
こんな景色の中を川下りするヤツ(この写真は違う川で撮ったものですが)
漓江下り
って言うらしい!
もうね、これをやるためにわざわざ中国を世界一周ルートに組み込んだと言っても過言じゃない!
まず漓江下りは桂林市内と陽朔の間、数十kmの間が特に「絶景区間」でさかんに川下りのクルーズ船やイカダが行き来しているらしいと、陽朔に来る前にネットで調べてた。
「桂林観光の拠点・陽朔に行けばなんとかなるだろ」
と思って陽朔に来たわけです。
川下り船&ツアー会社探し
さっそく船を出している業者やツアー会社を探すことに。
陽朔の街には至るところにツアー会社があって、どこも「漓江下り」の看板を写真付きで掲げていた。
川沿いを歩いていても、30mおきにおばちゃん達が川下りを勧誘してくる。
その勧誘文句は決まって
「バンブー?」
おそらく「竹製のイカダで川下りしないか?」を極限まで省略した言葉。
省略しすぎ(笑)
でもこれだけ客引きとツアー会社があるんだから、あとは安いところを選ぶだけ。
二人して
「一番の絶景区間を川下りしてやろう!!!」
と期待が高まっていく。
でも相場がわからないし、どんな種類の船がどの区間を走っているかも分からない。そもそも「いつ、どの区間を、どんな種類の船で下るか」を決めないと相場も調べられない。
とりあえず泊まってる宿のスタッフに聞くことにした。
川下りをしようとしたら、まさかのアレ・・・
「川下りしたいんだけど、どの区間がオススメ?相場とかも教えて!」
宿に戻って、そう宿のスタッフに聞くも、そもそもあまり英語が分からない様子。
そこに現れたもう一人の中国人女性スタッフ。
「日本人?日本語、少しわかる」
とたどたどしい日本語で話しかけてくれた。
彼女が我々の日本語を、男性スタッフに翻訳してくれた。
いいぞ!その調子だ!!
まず陽朔近辺では「漓江」と「ユーロン川」の2つが選べるらしかった。でもやっぱり桂林と言えば漓江だから「漓江で川下りをしてみたいんだけど、どの区間がオススメ?」と聞いてもらった。
すると男性スタッフ曰く
「YangDi(ヤンディー)からXingPing(シンピン)の区間が一番絶景」らしい。
絶景という言葉に弱いおだやんとちょく、その区間しか考えられなくなってしまう。あとはオススメのツアー会社とか教えてもらえば完璧だ!なんて思ってた。
しかし会話の直後、男性スタッフがしきりに
「バーゴン!バーゴン!」
と我々に向かって連呼し始めた。
最初は「バーゲン(値段交渉)」の略なのかと思った。「お?まさかここでもツアー出してるのか?さっそく値段交渉する気か?」なんて思ってた。
しかし男性スタッフは焦り始め、表情も険しいものになっていく。
そしてずっと「バーゴン」と言い続けてる。
「なんか怒らせること言ったかな?」
と我々は不安になった。
日本語が少し分かる女性も「バーゴン」の意味を日本語で説明できない様子。
でも女性いわく「今月からバーゴンなの」と言ってる。
「そっか〜!今月からバーゴンなんだね〜!」
と分かる訳もなく、漢字を聞いてみる。
「罢工」
と書かれた。
とりあえずネットを開いて調べてみた。
罢工:ストライキ
あー、ストライキね。なるほどね〜。よくあるよね〜。
ってなるかい!
まさかのイカダ船頭たちのストライキ突入の知らせ。
とてつもないタイミングで桂林にやって来てしまった・・・
ど、ど、どうする!?
続く。
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