おだやんです。
中国桂林のシンピンから南寧に移動するため、桂林北駅発の列車に乗ろうとするも、なんとギリギリで乗り過ごしてしまったおだやんとちょく。
前回記事→桂林・興坪から南寧まで移動!前編・列車にまさかの・・・
列車を乗り過ごしたのに、なぜか・・得をしました・・・
列車を乗り過ごして向かった場所
乗り場に列車の発車時間ちょうどに到着するも、目の前で列車が動き出し、乗り過ごしてしまった・・・
本当に「ええええええ!」って感じ。
いや寝坊した我々が悪いんだけどね。でも、あと1分早かったら乗れてたのに・・・
いろんなことを悔やみつつも、とにかくどうにかしなければ!
そう思って、近くの駅員のお姉さんに「どうすればいいんだ!」と理不尽ながらも詰め寄ると
「あっちに行け。あっちにチケット売り場があるから」
と言われる。
買い直すしかないのね・・・と夫婦ともに落胆。
安いという理由だけで、時間ギリギリの列車を選んだがために間に合わなかった。そして結局高くつくなんてマジで本末転倒。
とりあえず駅舎を出てチケット売り場に向かう。
チケット売り場は相変わらずの混雑具合。この時すでに朝から重い荷物背負って走ってたから疲労はピークに。なかなか進まない列にイライライライラ。
20分くらい並んでようやく自分たちの番がくる。
窓口のお姉さんにチケットを見せて
「乗り過ごしたから、次の南寧行きの便のチケットください」と注文。
窓口のお姉さんというのはどこの窓口でも相変わらず無愛想だけど仕事は早い。
さっそくパソコンで次の便を探してくれた。
「1時間後の便があるからそれでいいね?」
と聞かれたので、我ながら流暢な英語で
「OK!」
と返事。
そしてイライラがピークに達してた夫婦に、奇跡が起こる。
お姉さんがいきなり
「そのチケットを渡して」
って言って乗り過ごした列車のチケットを奪って、パソコンで何か始めた。
そして「これで大丈夫ね、はい次の方!」と渡されたのは
新しいチケットと・・・
12元。
新しいチケットと12元
いろいろと一瞬じゃ理解できなかった。
お金の方は「新しいチケットに交換した際に出た差額分のお金」らしい
え?待って待って・・・
そもそもの話だけど
なぜか新しいチケットの代金を請求されてない。
中国って列車を乗り過ごしても、乗り過ごした切符を新しい切符と交換してくれるの?
そして何で12元も返ってくるの?
乗り過ごしたのに、新しいチケットもくれて、お金もくれんの?
謎だ!
どういうことかしばらく理解できなかったけど、とりあえず結果オーライだし、切符の購入システムとか返金の仕組みとかあれこれ考えるのをやめた。
乗り過ごしたのに得した!と、あまりの逆転劇にとてつもなく嬉しくなった。
そしてちょくの方を見ると、このお方はもっと嬉しそうだった・・・・
なんかよく分からないけど、おそらく喜びと勝利を体全体で表現しているポーズ・・・
まあでも本当にこれくらい嬉しかったんです!
とにかく今日起こった数々の夫婦喧嘩を一瞬で忘れ、ふたりでスキップする勢いで列車の待合室に向かった。
6時間かけて列車で南寧へ
13時すぎ、列車がやってきた。中国では列車が来ないとホームに入れない。なぜだかは知らない。
朝起きてから6時間も経ってないのに、いろんなことが起きすぎて、丸2日くらい経ってる感覚だった。そんな不思議な感覚のまま列車に乗り込む。
結局、桂林北駅から南寧駅までかかった運賃は
56.5元(=904円)
シンピンからだとタクシーにも乗ったから
ひとり106元
それでも直行バスの165元に比べれて59元も節約できた!
中国で59元あれば何が出来るかって?
・缶コーラが20本買える
・麺が7杯食べられる
・豪華な定食が3回食える
ラッキーなことが起こったので「今日の晩御飯は奮発しよう」とか話したりしながらヒマを潰す。
そして列車は定刻通り南寧駅に到着!!
もはや彼女の中で定番となっているらしい勝利のポーズ。よ、よかったね(笑)
南寧駅の外観。中国で最後に滞在する街・南寧はほとほどの都会。街のいろんなところで建築工事。景気がいいのね。
何はともあれ、無事に到着できて良かった!
この後さっそくバスチケットを買いに行きます!
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