ちょくです!
宿の鍵で手こずっていたら「こんなに鍵の開け閉めがヘタクソなやつは初めてだ!」と旦那にバカにされました。
旅が終わるころには華麗にドアを開け閉めできるようになりたいものです。
さて、今日は早起きをして「老寨山(ラオザイシャン)の山頂から朝日を見る」という素敵すぎる朝活してきました。
普通に街を歩いていても絶景なのに、山から見る興坪(シンピン)は絶景すぎて、もう、もう・・興奮・・!!
真っ暗闇の朝5時、登山開始!
前日の夜ご飯後に急きょ決まった、日の出登山。
宿で住み込みボランティアをしている中国人の学生さんたちと、「老寨山」(ラオザイシャン)という山に登ります。
朝4:30に起きて、5時に宿を出発!
メンバーは人が人を呼んで、気づけば10人弱くらいの大所帯(笑)

道は街灯が少ないので、真っ暗!
携帯やヘッドライトの光を頼りにシンピンの街を歩いていきます。
写真で見てわかる通り、私たちは三脚とかお水とか持っているのに対し、みんなは超軽装。
携帯片手にスタスタ進む後ろ姿は、まるでコンビニに向かうかのよう。ヘッドライトつけてる自分が浮いてて笑える(笑)
宿から山の入り口までは、徒歩15分かからないくらい。場所は「老寨山旅館」という宿の近くです。

登山口に到着!登り始めます。
ここからは本当に真っ暗で足元全然見えないから、ライトは必須!!
最初はヘッドライト恥ずかしかったけど、持ってきて良かった。結構道が狭くて急だから、両手空く方が楽だし安全!

道はこんな感じ。
細い石段の道でなかなかの急斜面。山頂まではちゃんと道がある。
老寨山は入り口付近の「老寨山旅館」を経営していた日本人の方が整備されたそう。「老寨山旅館」は興坪でも有名で、他にもゴミ拾い活動も積極的にされていた素敵な方。
「日本人です」と興坪に住む中国人に言うと、みんな、「日本人が経営している宿が近くにあるよ」と教えてくれた。と残念ながら2016年冬頃にこの旅館は別の方に手放したそうで、ご本人はもういないみたい。
会ってみたかったな。

後半の道のりは急勾配で、ゼーハー。
汗ダラダラだし、下見えないから怖いし、上に上に登っていくという感じ。
途中、はしごも使ったよ。本格的!!!

ぼんやり薄明りが見えてきたころ、展望台「友好亭」が。
この「友好亭」も「老寨山旅館」を経営していた日本人の方が作られたのだとか。凄すぎる。
急だけど、ここまではゆっくり登っても1時間半もあれば登れます。
ここから更に上へ行けるようなので、一息ついたら最後の力を振り絞って岩を登る!
見たかった景色がそこに・・!
そして、辿り着いた景色。
見た瞬間、ちょっと息が詰まった。

素晴らしい景色をみて「息を呑む」ということは、こういうことなのか。
小さな村と、川と、壮大な山々。
中国を代表する「山水画の世界」目の前に広がっている。

雲があつくてご来光は見えなかったけど、逆に雲が山々のシルエットを際立たせて壮大な雰囲気を演出してる!
少し明るくなってくると、奥の山々もはっかり見えてきた。
興坪にきて、本当に良かったと思った景色。

息をするのも忘れるくらい、本当に美しくて神秘的。
果てしなく続く桂林の山々。

しばらく絶景をみながらぼんやり。

一緒にいた中国人から、「こんな写真も撮れるよ!」と教えてもらって実践。実際は腹筋崩壊寸前。
のんびり景色を見たり、写真をとったりしながら1時間以上山頂で楽しんだ私たち。
私たちの他には数人しかいなかったので、ゆっくり景色を堪能できた!
山頂でたっぷり景色を堪能し、下山。

朝は真っ暗で気づかなかったけど、登山口にはこんな看板が。
目立っていてわかりやすい!手作り感があってポップなのも可愛い。
老寨山は陽朔からの日帰りでも楽しめる!
老寨山は1時間半あれば登れるので、日の出や夕日の時間帯に合わせて登るのがオススメ。
「時間がなくて興坪に泊まれない!」という人は、陽朔から日帰り登山も可能。
陽朔から興坪までのバスは往復1時間で、バス停から登山口の往復30分。
そして登山自体は往復3時間程度。
頂上で30分写真を撮っても、合計5時間あればこの景色が楽しめるのでぜひ!
興坪の老寨山、本当に良かった。
ここは本当に「また来たい」場所。
この旅、「また来たい」場所がドンドン増えていてやばいです。