桂林が地元?なドイツ女子(前編)宿さがしと桂林ビーフン

おだやんです。

最近何故か、同じ夢をよくみます。
大学に入り直し、同じように留年してなかなか卒業できずに退学する夢。
あれ?2留じゃ足りなかったですか?

さて、10日間という長めの香港滞在を終え、ボッタクられながらも電車とバスで桂林までやってきたおだやんとちょく。

再度中国に入り、新たな15日間VISA無し期間を手に入れました。中国で一番楽しみにしていた「桂林編」スタートです!

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桂林観光の拠点・陽朔到着

バス降りたのが朝7時。
毎回夜行バスの会社に言いたい事が。

 

着くの早すぎ。

 

早すぎると、それはそれでホテル探しとか大変。フロント開いてないから!

 

とりあえず新たな街に着いたら、まずはいつも通りの宿探し。

 

宿探しも段々スムーズになってきた。まずはネットで調べた安い宿を数件回る。

あらかじめ宿候補の住所にオフライン地図アプリ上でピンを落としていて、GPS機能使ってそこに向かうだけ。タクシーはもったいないから、我々は3キロ以内なら毎回歩くことにしてる。俺荷物20キロ超えてるんだけど・・

 

そもそも!我々夫婦がなぜ桂林に来たかというと!

 

この旅は絶景を求める旅。中国で見てみたい絶景と言えば俺の中で「桂林の水墨画の世界」だった。川下りもしてみたかったし!どうしても行きたくて世界一周ルートに組み込んだ。

そしてバスを降りた陽朔(ヤンシュオ)は桂林市中心部から南に80kmほど離れた場所にある街。

正確には
広西チワン族自治区桂林市陽朔県

スクリーンショット 2016-08-13 19.16.28

地図で見ると桂林には有名な川「漓江」が流れてて、よく雑誌やテレビでいう「桂林の絶景」ってのは上の地図の赤い丸で囲んだ川沿いん部分らしい。

この赤丸に一番近い大きな街が陽朔。ちなみに桂林市中心部は後で立ち寄ったけど、猛烈に大都市だった(笑)

 

桂林ってもっと山と川しかない水墨画の世界が広がる田舎を想像してた。

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バスの車窓からもこんないい感じの絶景&田舎が見えたし。

 

でもしばらく歩くと・・・

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普通に栄えてる。

 

ものすごいお土産屋の数。勝手に「古き良き田舎」を想像してただけにちょっとショック。

 

 

とりあえず川下りで有名な川「漓江」の川辺に着く。IMG_7614


おだやん
「うおぉぉ!なんか桂林っぽいぞ!」

ちょく
「ぽいじゃなくて、ここ桂林だから」

みたいなコントを繰り広げながら汗だくで歩き続ける。

IMG_7615

川沿いはさすがに静か。川の向こうに見える桂林ならではの形をした山々に、二人の期待は高まる。ここなら絶対に絶景を見られる気がする!

(ちなみに、ちょくがバックパックから手足が生えた生き物にみえるのは俺だけだろうか)

 

神がかったドイツ人女子・サビーナとの出会い

バスを降りた場所から歩くこと30分。安宿が集まるエリアに到着。

しかし調べてた安宿がなかなか見つからない。(Booking.comの地図毎回間違ってる!)

 

近所の宿で聞いてまわったら、値段はどこも35〜40元程度。ちょっと高い。とりあえず近くにあったユースホステルを覗いて金額を聞いてみようとしたら、フロントのお兄さんは英語喋れない模様。

 

するといきなり

 

「彼は夜勤だから英語喋れないの。英語話せる人は8時過ぎに来るわよ」

ものすごい酒焼けした声が奥から聞こえてきた。

 

金髪の女性、聞くとドイツ人だという。

 

その後すぐ

 

なんと彼女はフロントの中国人スタッフに向かって流暢な中国語を喋り始めた。

 

その時の俺とちょくの顔たるや

 

(゚Д゚) (゚Д゚)

 

ペ、ペラペラすぎる!!

 

カタコトとかのレベルじゃなくて、完全ネイティブ。「欧米人がまさか中国語を話すなんて」っていう先入観からなのか、欧米人が中国語を話してると、ものすごく違和感を感じる。

 

ちなみに彼女の名前はサビーナ。偶然にも俺が大学時代にサークルで出会ったドイツ人友達と同じ名前だった。サビーナは中国で5年間働いてたらしい。すげーよ。

 

ここに泊まってるらしく一泊40元(640円)だと教えてくれた。

「もっと安い宿を調べてたんだけど見つからない。でも探し続けてみる」

と言ったら

「私ヒマだから、宿探し手伝ってあげるよ。中国語喋るアタシがいた方がいいでしょ?」

惚れたよね。相手が男で俺が女だったら速攻でこう言ってたと思う。

「サビーナ!抱いて!」

 

・・・

サビーナが中国語で近所の人に聞きまくってやっと宿発見!!

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こんな路地裏のさらに裏にあったら分からんわ!

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でもなんとBooking.comのセールで25元(400円)!

フロントのお姉さんに

「ネットで見たら25元だよね?」と聞くと

「そんな海外のサイト知らないよ!30元だから!」とまさかの対応。

「いやいや、そっちとサイトが提携してるんだろ!」引き下がらない俺

ここままでは埒が開かない。

すると

 

サビーナが何か中国語でスタッフと交渉始めた。

 

そしてすぐにフロントお姉さん

「オーケー。25元でいいわよ」

 

サビーナ!抱いて!!

 

サビーナやばい。夫婦にメンバーとして加わって欲しいわ。

サビーナ自身も25元という安さに感動したのか

「安いから、アタシも今泊まってるユース出てこっちの宿に移るわ!」と、引っ越しを決意してた。

サビーナは桂林で働いてたこともあり、この桂林郊外・陽朔の街に詳しいらしく

「一息ついたらさ、美味しい店知ってるから朝ごはん行かない?」と誘ってくれた。

 

 

桂林でゴハンと言えば“桂林ビーフン”

オススメの店まで歩く途中、サビーナが昨夜出会ったというオランダ人男子も合流。

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名前は忘れた笑

4人で朝の街を歩く。

途中とにかく目にする看板があった。

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桂林米粉。

意味は桂林ビーフン。桂林はビーフンが有名らしい。サビーナの連れて行ってくれた店も桂林米粉だった。

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まずビーフン頼むと、この店入口近くの小窓でボールを渡される。

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湯通ししたビーフンに肉と揚げピーナッツが乗ったもの。これ普通はどこの店でもだいたい8元くらいらしい。

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ここにネギ、ピリ辛インゲン、たけのこ煮。ラー油とかいろんなトッピングをその上にセルフで乗っけていく。

このトッピングがセルフってのが楽しい!最後に混ざりをよくするためにスープを少し入れるらしい。

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全て乗っけたらこんな感じ。いただく。

 

!!!!!

 

 

うまい。

味は冷たくて酸味のある混ぜそば。違いは麺が米粉で出来たプルプル、チュルチュルしてる点。

これまで油と唐辛子コッテコテの中華料理にまみれていたので、あっさりした桂林ビーフンのとりこに。桂林ビーフン、しばらく主食になりそう!!

 

そして!!!
なんと!!!

 

サビーナは中国語が話せることでこの店の主人に気に入られてるらしく、8元のビーフンを5元(80円)に割引してもらってるらしい。サビーナと一緒に来たという事で我々も1杯5元(108円)で食べられた!!

いや本当に感謝ですよ、サビーナ先輩。

 

このあともサビーナの至れり尽くせり攻撃はまだまだ続く!

 

何故か知らないけど、ドラマティックな出来事、発見、出会い、トラブルが1日に何回も起こる。楽しいから良いんだけど、とても1記事では書ききれません!!後編に続くッ!!

 

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