ちょくです!
インド・リシケシュ滞在中のおだやんとちょく。前回はおだやんがヨガレポートをしていたので、今回は私がレポート!
ヨガ教室の探し方、実際にやってみた感想、書いていきますよー!
いろいろあるヨガ教室のタイプ
リシケシュに来て数日。
ここはヨガの聖地と言われ、たくさんのヨガ教室がある。道を歩いていると目にするのはヨガヨガヨガの文字!
この光景はすごく嬉しくてテンション上がるんだけど、ありすぎてどこに行って良いのか分からなくなる。幸せすぎる悩みです。
そしてヨガ教室と言っても単発から泊まり込みまで、様々。かるーくやりたい人からガチでやりたい人まで、いろんな人に対応しているのは嬉しいところ。タイプは主に3つです。
①アシュラムでヨガ漬けタイプ
アシュラムとはヨガ道場のこと。アシュラム内に宿泊施設があり食事も三食付きで、住み込みながらヨガや瞑想をします。値段は宿泊代、食事、瞑想やヨガの教室代も全部込みで1日500〜800ルピー(=850〜1360円)。施設によって値段はまちまちだけど、宿泊費込みでヨガや瞑想も習えてこの値段は安い。
1日のスケジュールの例は・・・
アシュラムでの1日
05:30 瞑想
07:30 アーサナ
12:00 昼食
16:45 アーサナ
18:00 瞑想
19:15 夕食
フォー!
まさにヨガ漬けの日々を送ることができるヨガ施設!
このようなアシュラムはリシケシュに沢山あるんだけど、一泊二日などの短期はあまり受け入れてもらえず、1〜2週間からが多い。レッスンのみならず生活もここで送るので、どっぷりヨガに浸かれるのが良い。
②ドロップイン(単発)タイプ
リシケシュの街はドロップインのヨガ教室だらけ。大体どこもスケジュールの書かれた看板を出していて、その時間に行けば単発でレッスンが受けられる。レッスンの料金はヨガ・瞑想どちらも大体2時間で200ルピー前後(=340円)。予約も何もいらないから、ふらっと行ってヨガが出来るのが良い!
③200時間ヨガインストラクター養成コース(TTC)タイプ
リシケシュではインストラクターを育てるプログラムも沢山行われている。約1ヶ月間のヨガ修行を経てキチンとした資格を取得できるので、将来ヨガの講師になりたいという人にはオススメ。このコースではヨガ以外にも解剖学や哲学の講義、インストラクター実習など、先生になるための全てを学ぶことができる。お値段は1ヶ月間の宿泊費、食事、受講費全て込みで約9,350ルピー(=160,000円)。
・・・
大まかに分けて、この3タイプ。
今回私は②のドロップイン(単発)タイプの受講の仕方でヨガを習いました。一人であれば①のアシュラムに泊まり込むタイプが安くてお得なんだけど、私はビギナーだしおだやんと二人旅なので、色々なタイプのヨガや先生に習えるドロップインにしました!
自分に合う単発ヨガ教室の探し方は?
さて、私はドロップインでヨガを習ったんだけど、どうやって教室を探したかを書いていきます。
こんな風に様々なヨガ教室がひしめき合うリシケシュでどうやって好みの教室を見つけるかというと・・・
“何軒も教室を回って見て、自分の好みの教室を探す”
うん、これに限る。普通でごめん!
ちなみに注目する点は2つ。
①まずはスタイル(流派)探し。
②そのあとは相性の良い先生探し。
こんな感じで自分のしっくりくる教室を探し出し、そこからは毎日そこに通って鍛錬するのがベスト。
①のスタイルについては、もう様々!
私もリシケシュに来る前は全然スタイルのことを知らず、ヨガってこんなに細かく分類されてたの?!と、目から鱗でした。このスタイルの多さがさらに教室探しを迷走させるという・・。
ちなみにどんなスタイルがあるかというと、ハタヨガ、アイアンガーヨガ、ヴィンヤサヨガ、アシュタンガヨガ・・・と、メジャーなものだけでも15以上あります。それぞれ独自の呼吸法があったり、動きがゆっくりだったり、激しかったり、と同じヨガでもスタイルが変わるだけで全く違います。とにかく自分が心地よいと思うスタイルに巡り合うことが大切。
そして、②の相性の合う先生っていうのが、中々の難関。こればっかりは教室に行ってみないと判断できない。
相性って具体的にどういうことかというと、例えば生徒と一緒に先生もアーサナー(ポーズ)をやるのか、言葉のみで誘導するのか、直接体を触って矯正するか、アーサナーのキープ時間の長さ、声の張り方、話し方、雰囲気・・・などなど。
これは先生が良い悪いではなく、自分に合う合わないの話。こればっかりは自分自身の感覚でしかないので、いろんな教室を体験していくのが一番。
・・・
この探し方だと、これだ!という教室を見つけるまでに数日かかる。通う教室を決めたらそこに最低でも3〜4日通いたいので、リシケシュには最低でも1週間は必要。本当なら2週間、いや、3週間はじっくり滞在して本場のヨガを吸収するのが良いと思います。
ネット社会の今、なぜこんなアナログな方法をオススメするかというと、ネットで口コミを見ても参考にならないことがあるから。
人それぞれ体の作りは違うので、教室に対する感じ方も千通り。なのでヨガ教室はネットの情報はほどほどに、自分の足で探すことが一番です!
本場ヨガを体験!ニルバーナヨガ
こんな感じでヨガ教室の通い方、探し方を実践してみて私がたどり着いたのは、ニルバーナヨガというヨガ教室。
ここは宿泊していた宿、キイロイ家の隣という好立地。下の階が宿泊施設(普通のホテル)で、屋上にヨガ施設になっています。近いから行ってみたのがキッカケだけど、とても居心地が良くてよく通っていました。
ここを選んだ理由は5つ、
・吹き抜けの屋上で爽やかな風が入ること
・先生が目の前でアーサナーを実演してくれること
・ゆっくりと進むハタヨガ(ベーシックヨガ)
・少人数なこと
・生徒のレベルに合わせくれること
です!
屋上は風が吹き抜けて、とても爽やか!部屋の中でやるヨガも良いけど、屋外は風を感じたり鳥のさえずりを聞くことができるので、この空間とてもお気に入り。環境も大事だよね。
そして、ここはヨガ施設が集まるガンジス川沿いからは少し離れているので生徒も常時3〜4人!少人数レッスンで、初心者でも丁寧に教えてもらえるのが良い。
一度、生徒数のめっちゃ多いヨガクラスに行ったらすごいプロっぽい人が何人もいて、面食らって後ろの方でモジモジしながらヨガをしたことがあるので、私的にはこれくらい少人数の方が落ち着く・・・。
壁には先生の写真がでかでかと飾ってある。
これが迫力満点!
そ、そのポーズはどうやって・・・やるんですか・・・。
何度かチャレンジする機会があったけど、どうあがいても出来ない超難易度高いアーサナー。いつか出来る日が来るのでしょうか。
・・・
さて、ここからは実際にヨガクラスの流れを写真でご紹介!
この日は朝7:30のクラスで、生徒は私だけだったのでのびのびとヨガしてきました!
マンツーマンレッスン最高!
それではいってみよう!
クラスは毎回瞑想からスタート。
ピンと姿勢を伸ばして目を閉じ、集中力を高めます。
先生からは「何か雑念が頭をよぎってもそれを追いかけない、ただひたすら呼吸に集中すること」と言葉をかけてもらいます。
例えば足が痺れた、お腹すいた、腕がかゆい、などと思っても、それを気にしないこと。工事現場の音がうるさい、子どもの声がする、カラスがうるさい、など外部の音も優しくスルーする。
何も考えず、呼吸に集中。
「呼吸」を意識すると、不思議と雑念を追っかけなくなる。鼻で息を吸って吐くんだけど、とにかく一定のリズムで吸って・・・吐いて・・・それだけに集中する。
ヨガの前にこの瞑想をするとしないとでは、全然違う。
体感時間にして、5〜10分。
この時「あっ」と思ったのは、日々の暮らしの中でこうやってふと立ち止まって目を閉じ、自分と向き合う時間って本当になかったなということ。
「自分の時間」はあっても、「自分と向き合う時間」って意外とない。
仮に向き合おうとしても、外部の音が気になったり、メールが気になったり、この後のスケジュールが気になったり・・・と、知らないうちに脳みそは何かを考えてしまっている。うー、脳みそ止まれ!
それが、呼吸に集中すると、それだけに意識がいくので良い意味で思考を停止出来る。すると体の中のエネルギーが循環するというか、スーーーッと体内が浄化されていく気が・・・する。
そしてここでももう一つ、「あっ」と気づきがあった。
呼吸って人間の超基本なのに、意識したことなかった。
生まれてこのかた一度も呼吸を止めたことがないのに、「呼吸に集中する」ことってなかった。当たり前すぎて。
でも改めて超真剣に呼吸してみると、これがまた超集中できるし奥深い。鼻から空気がスーッと入って、同時にお腹がフーッと膨らんで、スーッと吐くと、フーッとお腹がへこんでいく。空気が体に入って巡って出ていくのを感じると、ああ、私生きてるぞ!と思うわけです。
ヨガを初めて体験した時、このヨガの前の瞑想が私の中では衝撃的すぎて震えました。瞑想自体、最初は気恥ずかしかったけど、やるうちにはまっていく。よくスポーツ選手とかも集中力を高めるために瞑想をするって聞くけど、本当に効果あると思った。
そして、人間って生きてるんだあああああ・・・っという当たり前なんだけど、当たり前すぎて忘れがちなやつ、思い出させてくれました。ヨガすごい。
そのあとは、先生の号令に合わせてマントラを唱えます。
マントラとは、お経のようなもの。クラスによって先生の後に続いて復唱したり一緒に唱えたり様々ですが、このクラスではOm(オーム)を目を閉じたまま三回唱えます。
具体的には、「Om Shanti Shanti Shantih(オーム・シャンティ・シャンティ・シャンティヒ)」という文章を三回。
意味は「世界に幸福、平和、平穏が訪れますように」。
最初にこのマントラを体験した時は「・・え?呪文?怪しいやつ?!逃げるべき?!」とかなり身構えてしまったんだけど、このOmのマントラ、実はめっちゃすごい。って、なんか話し方がテレビ通販みたいになってますが(笑)本当に奥が深いこのマントラ。
まず、Omという音は聖音と言われるくらい体に響く音が詰まっている。発声する時はゆっくりと「アーーーオーーーンーーー」と音を伸ばすんだけど、このア・オ・ンという響きは、体の中をブルブル揺さぶるバイブレーション。実際にやってみると、アがお腹で響いて、オが鼻の奥、ンが口元、と順に頭の方に振動が登っていくのがわかります。
更に調べていくともっと色々なことが出て来るんだけど複雑なので割愛します。とにかくこの音の振動には不思議な力があり、体の中にある疲れや不安、悩みを振り払ってくれる力があると言われています。
これ、文章だけみると、「へ、へえええー・・・」って感じですよね(笑)
でも騙されたと思って、一人の時にこっそり「Om」と唱えてみてください。一つ一つの音を体に響かせるようにして、音が体のどこらへんで鳴っているかに注目すると、とても興味深いですよ。
ああ!まだヨガが始まらない!すみません。
ここからいよいよ体を動かすヨガスタート!
まずは、座ったまま体をほぐしていく。これはアーサナー(ヨガのポーズ)ではなく、ウォーミングアップのようなもの。
左右に体を伸ばして、ほぐしていく。
瞑想の時に整えた呼吸を、引き続きヨガでも続けていくように先生に言われます。
鼻から吸ってーーー鼻から吐いてーーーー。
ヨガでは基本口呼吸はしないので、常に鼻呼吸モード。鼻からー鼻からー。
体を動かしながら呼吸は変わらず一定のペースでユーーーックリ。これも集中力がちょっとでも途切れるとおろそかになるので、ひたすら呼吸に集中!なぬ!案外むずい!!
さて、ほぐれたところで、ここからアーサナーに突入です!
と言っても、先生は「このアーサナーは〇〇です」というようにポーズの名前は教えてくれません。「そんなことよりも体の使い方、動かし方の方が大事だから」と言っていて、共感。こういうヨガに対する考え方も、先生選びのポイントです。
どっちにしても、アーサナーの英語名・日本語名はたまに違ったりするのでアーサナー名はなんとなく知っている程度で良いのかなと思います。
これは、手だけで体を支えるアーサナー。
私と先生の違いを見てもらえばわかると思うけど、先生めっちゃ足上がってる!!私はバランスがなかなか取れずに、実は手がめっちゃプルプル。うーん、難しい。
ここの教室の好きなところは、こうやって先生が目の前で実践してくれるところ。
「それでは右手を斜め上に伸ばして、左足に重心を置いてー」って言葉のみで誘導する先生もいるんだけど、初心者の私は言葉だけでは正解が分からない。
一度ヨガをやったことがある人は「ああ、あのアーサナーね」って感じだと思うのですが、私はこうやって先生が正解を目の前で実演してくれる方がやりやすい。なので、ここの教室はお気に入り。
お次は、足を伸ばすアーサナー。
この時も、意識するのは「呼吸」。
体を動かしながら呼吸が荒くならないようにするのって、実はとても難しい。特にキツイアーサナーの場合は、フウウウーーーって呼吸が乱れがち。
ヨガって、単なるストレッチかと思っていたけど、こうやって呼吸法を実践しながら身体を動かしていくのでとても集中力を必要する。
ここからも、アーサナーは続きます。
写真でどうぞ。
身体を抱えて背中をマッサージ。
腰を手で支えて、足の先を天井に!
そして、
私が1ヶ月間、ずっとできなかったのが、これ↓。
「簡単そう」
そう思ったあなた・・・!!!
シャラップ!
難しいから!やって見て!難しいから!!!!
これって、結構腹筋必要とします。プルプルします。そして、足の柔軟性も問われます。私は膝が少し曲がっているし、膝の裏を持たないと身体を支えられないけど、先生は膝がピンとまっすぐに伸びていて、手もふくらはぎにそっと添えるだけ。アーサナーひとつ見ても、この違い。
ちなみにこのあと手を離して、前に突き出すんだけど、超むずいです。3秒くらいしかキープ出来ない・・・。
「単なるブイ(V)の字っしょ」、という方にこそ試してもらいたい。
しかもしかもしかも!
しつこいけど、この時も意識するのは「呼吸」。
先生から吸ってー吐いてー、と言われるタイミングで呼吸。でも腹筋に力が入ってプルプルすると呼吸もフンフンフフフンッ!って荒くなるから悔しい。
はあ。
気を取り直して、まだまだ続くよ!
背筋を使うアーサナー。
片方の足でもう片方の足を支えるアーサナー。
手はグーで太ももの下に。
そして私の苦手なやつ。
ヨガをやり始めて分かったことがある。
それは、自分の体のこと。
今までは分かったつもりでいただけで、実は全然分かっていなかった。
というのも、毎日、朝晩、ヨガをやり続けると、自分の得意不得意がより明確に見えてくる。
例えば私は身体を反るアーサナーがとても苦手で、毎日そのアーサナーを繰り返した結果苦手な理由は「前太ももが硬いから」ということが分かった。毎日毎日繰り返していくと、自分の身体の弱点みたいなものが明確に見えてくる。
これは身体の左右でも同様。例えば身体をひねるアーサナーで、左にツイストする時は手が足に届くのに、右にツイストする時は届かないとか。そうなるとなんで右は届かないか考え始め、「ああ、ここの筋が突っ張ってるからか!」とか分かってくる。
これは、一度や二度やっただけでは分からないこと。
毎日毎日鍛錬していくと、ふとした瞬間に自分の身体を理解できる瞬間が訪れる。日々続けることの大切さを実感したし、どんどん自分の身体のことを知っていけることが楽しい。
まだもう少し、アーサナーは続きます。
手を上に向かってグーーンと伸ばすアーサナー↓。
こういうポーズって、それっぽく見せることは簡単。
でも、先生の補正が入った瞬間、難易度が一気にアップ!!
先生が骨盤をぐいっと正面に向かせると突然キツくなる!バランスも取りにくいし、脇腹の筋が伸びて痛いし、安定しない!さっきまで澄まし顔で「私出来てますよ」って顔していたのが恥ずかしいくらい、キツイ!うおおおお!!
これって、自分の出来る範囲でアーサナーをやっている証拠。
そこを先生は見逃さない。ぐいっと補正されると、もうそれは未知の世界。まだまだ知らない自分を引き出してくれるヨガの世界、本当にすごい。
ヨガって、はたから見ると簡単そうとか、ストレッチとか思いがちだけど・・・
とんでもございません、キツイッ!
アーサナーごとに自分のベストを尽くせるようにすると、それはもう半端ない集中力が必要。気づけば汗ダラダラ!
あと、手を伸ばす!足を伸ばす!とかは、自分の力で限界までチャレンジすることが出来るんだけど、以外に難しいのが骨盤の向きと身体の軸の置き方。
これは先生に補正してもらって初めて「あ、ここまで身体って動くんだ」と気づくことが多かった。特に骨盤は少し向きが変わるだけでバランスが崩れる。しかも補正されるまで気付かなかったのは無意識にバランスを取りやすいような体制を取っていたからだってことにも気付いた。
こんな風に、ヨガをやっていると「人間の身体って面白いなあ〜」と思う瞬間がたくさんある。それは自分の身体ときちんと向き合っている証拠なのかな。とにかく、やればやるほど面白くなってくるのがヨガだと思う。
さあ、教室も終盤。最後は太陽礼拝です。
太陽礼拝とは、一つ一つの動きを呼吸に合わせて連続で行っていくもの。流れるように繰り返し何度も行っていくと、呼吸と動きが連動していくのが分かります。
先生やスタイル(流派)にもよるけれど、1セット8つポーズで、3〜6回繰り返す。大体どのレッスンでもこの太陽礼拝(英語でSun solutation・サンサルテーション)はやることになるので、基本が分かっているとやりやすい。
ちなみにヨガの歴史が4000〜5000年に対し、太陽礼拝の歴史は浅く100年ほどらしいから、いかにヨガが時代とともに変貌しているかが分かる。
このブログでは全てのポーズの写真がなくて全体の流れが分かりにくいので、ぜひ動画などで見てみてください。
スタートはまっすぐ立つことから。
ピアノ線で天井から釣り上げられているようなイメージなんだけど、これが、案外難しい。いかに自分が適当に立っているかを思い知らされる第一難関。
そのあとは、息を吸いながら天を仰ぐように伸びる。
そして息を吐きながら前屈。
最初はギクシャクしていたけれど、慣れてくると滑らかに出来るようになる!毎クラス必ず行うので、日々の体調の変化などもこの太陽礼拝から感じ取ることができます。
それにしても、リシケシュに来て自分と向き合う時間が本当に増えた。
「ヨガって単なるストレッチっぽいのになんでこんなに流行ってるんだろう?」
その疑問が、聖地リシケシュでどんどん解消されていく。
ヨガは、自分との対話なのかもしれない。
ヨガ自体は1時間ほど。
最後は身体と心をゆっくり休ませリラックスするアーサナー。
床に仰向けになり、目を閉じて身体の力を抜いてゆっくりと呼吸。先生がブランケットをかけてくれる。身体が大地と一体化するようなイメージで、呼吸にのみ集中してリラックス。
凄まじいリラックス効果があり、穏やかな気持ちになれるアーサナー。
そして最後は始まりと同じようにマントラを唱える。
この先生はクラスの終わりに毎回「もっと楽しく、もっと豊かで、もっと幸せになれるように」と英語で唱えてくれるんだけど、聞くたびに穏やかで前向きな気持ちになれる。
リシケシュでヨガをやってみて分かったことは、瞑想もヨガも自分と向き合うためのものなんだなということ。他人のためにやるものでも比較するものでもない。自分を知り、自分に問いかけ、自分を超えていくもの。
日本のヨガは女性向きのダイエットやシェイプアップなイメージがあるけれど、インドのヨガはもっとメンタル面を大切にしている。もともとヨガは修行として生まれたものだから納得だけど、こんなに精神的な部分に語りかけるものとは思わなかったので驚きと感動の連続。
もちろんこれはヨガのスタイルや先生によってかなり傾向は変わってくるし、人によって感じ方も様々。
今回のブログ記事はあくまで私個人が感じた感想だけど、一つ言えるのは、リシケシュでヨガに巡り会えて良かったということ。
リシケシュでのヨガライフ、本当に本当に楽しい。
身体を動かすのが好き嫌い関係なく、人間的に気づかされることが沢山ある。ヨガに出会えて良かった。