秘境カリムンジャワ島で無人島巡り!前編

おだやんです!

世界一周の旅5カ国目のインドネシアは秘境カリムンジャワ島へやってきた、おだやんとちょく。宿で申し込んだ無人島シュノーケリングツアーに行ってきました!長いので前編と後編に分けます!

ちなみに2記事に分けてかくこの無人島ツアーは、なんとひとり1500円以下!内容も大満足でした!

無人島巡りツアー

宿でひとり175,000ルピア( =1360円)で申し込んだアイランドホッピングツアー。

文字通り、カリムンジャワ周辺の無人島を巡りながらシュノーケリングするツアーです!

朝ごはんを済ませて港に直接集合って言われたので、適当に朝ごはんを食べて8時前に港の船着場へ。

カリムンジャワ島はインドネシア人が「インドネシアで一番美しい海」って呼ぶほどの綺麗な場所。

「そんなに言われるほどの海って、どんだけスゴイんやろ?」と二人してワクワクしながら船に乗り込む。

空を見ると雲が多め。

マジで晴れないかな・・

デング熱も乗り越えたんだし、そろそろ良いことあっても良いはずなんだけどな。

この日の参加者は我々以外にインドネシア人のカップルとカナダ人の女性2人。

ちなみにインドネシア人のカップルは、わざわざボルネオ島からカリムンジャワ島に来たらしい。

「インドネシアで一番綺麗な海があるって聞いてね」

この噂は本当だった!こんなことを聞くとワクワクせずにはいられない!

お世辞にもデカイとは言えないボートに乗り込む。

ガイドのお兄さん2人も「テキトーに座って〜ハハハ〜」みたいな感じでゆるい。ユルい人好きです。

船は港を出て近くの無人島を目指す。ちなみにこの日の予定は特に詳しく説明されないまま。

途中、水上コテージが見えた。こんな宿に一度は泊まってみたい。

「あれが無人島だよ〜」と、ガイドのお兄さん。出発してまだ10分くらい。

え?早くない?近すぎじゃね?とか言ってると・・

お兄さん達、船を走らせながら

釣り開始

え?何?

俺らほったらかして釣り?

「釣りの時間なの?」って聞いたら

「君たちの昼ごはんを釣るんだよ」

カッコええええええええ!!!

言ってみたいよそんなセリフ。

「よ〜し」みたいなこと言いながら我々の昼ごはんのため釣りに集中するお兄さん。

竿やリールは使わず、糸と針のみ。なんかこの人たち本物っぽい。

しかも海鳥が集まる場所へちゃんと細かく船を移動させてる。プロか!

何が釣れるのか聞いたら

「ツナ」らしい。

 

え?

マグロ釣れんの?

 

てかそんな細い糸でマグロって釣れんの?

「本当にツナ釣れんの?」って聞いたら「釣れるよ」だって。マジか!まさかマグロ丼とか食べれんのか?

そんなこと妄想してたら、

「うしっ!」的なインドネシア語が聞こえてくる。ツナがヒットした模様。

そしてついに釣り上げたツナとご対面!!

え・・・

ツナって言いましたよね。

俺の見間違い?どう見ても

サバやん。

サバって英語で「mackerel」って言うんだけど、「それツナじゃなくてmackerelだよね?」って言ったら

満面の笑みで「ツナだよ!デカイだろ?」だって。

インドネシアでサバもツナと呼ぶのかな・・

なんて考えながらお兄さん達の釣りをひたすら見る時間になりました。

お兄さんたち、いとも簡単にひょいひょいサバを釣り上げる。本当、かっこいい。

それをずーっと見ていたちょくに、お兄さんが一言。

「君もやってみるかい?」

なんとちょく、釣りを体験させてもらうことに!みんなの昼ごはんがかかってるから責任重大!

とにかく船を走らせながら、針にかかるサバが来たら一気に引く。

何回か食いついたんだけど、ちょくは毎回アワセに失敗して逃がしてしまう。

でも数分後・・

ちょくが大物をGET!

なんて訳はなく、釣れなさすぎてお兄さんが釣った魚を持たせてもらっただけです。

ちなみに釣りはまあまあだけど、ちょくって魚さばかせたらスゴいんですよ。

お兄さん2人でサクッと10匹くらい釣ったところで、釣りタイムは終了。

さっそく無人島へ!と言いたいところだけど、その前に島の手前でシュノーケリング!

本当に申し訳ないんですが、水中用のGoProのバッテリーがすぐになくなって水中写真はありません!でも!

 

本当に綺麗だった!

どんだけ透明なの?この海!

 

そしてカラフルな魚の群れがものすごい。

早くもお腹いっぱいになりかけたところで1回目のシュノーケリング終了。透明な海で泳ぐのって超楽しい。ナンダコレ。

すごいよカリムンジャワ。来て良かったよ。

この時点でまだ11時くらい。結構満足なんだけど、

「あの島で釣ったツナを食べるよ!」とお兄さん。

ゴーグルやジャケットを脱いでる間に船は無人島へ。

無人島というよりは、リゾートが買い取った島っぽい。

何島かは忘れたけど、看板っぽいものがありました。

島に入る前にひとり150円くらいの入島料を支払いました。

島の中にはコテージが並んでるんだけど、客もスタッフも誰もいない。シーズンオフ?

誰もいない場所って本当に好き。その響きだけで酒のツマミになりそうなほど。

こんな未開の島にあるリゾート、いつか泊まってみたい。

目の前にはビーチと青い海。

すぐにでも走っていって飛び込みたい。

でもこの釣りたてのツナサバがどう調理されるのかも気になる・・

海はあとで入ることにして、サバの処理現場へ。

何やら水道の近くでサバを処理してるお兄さんたち。

えええええええーーっ!!

なんか違くね?

3枚におろすのは別にいいとして・・

内臓とろうよ!

それとも内臓まで旨いサバなのかな・・

漫画に出てきそうな切り方で面白すぎる。こんな風に切ったサバ食べるの初めて。

ただぶつ切りにしただけのサバを、木とバナナの葉で作った自家製のかまどで焼いていく。

さとうきびを網にするってアイデアがすごい。

最初、切り方どうなの!なんて思ったけど、焼かれるサバを見ると旨そう!

脂がすごいジュージューいってて、香ばしい香りも!

このままカブりつきたい!!

みんな泳ぐことを忘れ、この香ばしい煙に釣られて調理場へ集まってくる。

このお兄さん、ちゃんと魚の焼き方を分かってる!!

弱火でじっくり。

旨そぉぉぉぉ!!!切り方バカにしてごめんなさい。

魚が焼きあがるころを見計らって、今度はバナナの葉でお皿を作るお兄さん。

この人ワイルドすぎだろ。

そして完成したのが

サバの素焼き。とにかくめっちゃ香ばしい匂いがする。

ご飯に乗せて、サバの素焼き丼、完成!

サバの味付けは一切ないんだけど、脂がのりまくってて美味しい。大根おろしと醤油があったらもっと良かったなー!

参加者6人で楽しく会話しながらのランチでした!

食後、カナダ人の女性二人と悔しくも面白い会話になりました。

・・・

俺「カナダから?すごい遠くから来たんですね」

カナダ人「うん、3週間の休みを取ったの。子どもは主人に預けてね」

俺「え?3週間も休み取れるってすごいね!」

カナダ人「え?普通よ。日本は休みがあんまり取れないそうね。あなたたちはどれくらい旅してるの?」

俺「いま4ヶ月くらい旅してて・・」

カナダ人「え?4ヶ月も?素敵!日本でどうやったらそんなに休みが取れるの?」

俺「簡単です。仕事を辞めたんです」

カナダ人「アハハハ!思い切ったのね!」

夫婦「アハハハ・・」

・・・・

欧米の先進諸国だと、会社なんか辞めなくても3週間の海外旅行ができる。この2人のご婦人は本当に豊かな人生を送っているように見えた。

日本にいるときは夏休みは長くても9日間くらい。土日も働いて、サビ残なんて当たり前だった。

あれ?日本って先進国のハズだよね・・・

確かに日本は、個人の収入や経済の規模、社会システムの面では先進国だけど、個人の豊かさに関してはかなり遅れを取ってる気がした。

ちょっとモヤモヤと悔しさが滲んだ食後だった。

 

まあ昔のことなんか考えてもしょうがない!

食後は待ちに待った海タイム!

もうこの海ね、超キレイすぎて鼻血が出そうだった・・・

後編はカリムンジャワの美しい海でちょくが大はしゃぎ!!

後編はこちら↓

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