サインシャンドで恐竜博物館 & モンゴルの選挙活動に潜入!

マトン肉に目覚めた、ちょくです。

2年前はジンギスカンなんて臭くて食えるか!と思ってたのに、1年前に北海道でジンギスカンを克服し、今ではモンゴルでマトン肉を頬張ってる。味覚って変わるもんですね。自分でもびっくり!!

さて、今日は恐竜の町サインシャンドらしく恐竜博物館へ!そのあとモンゴルの選挙活動に潜入しちゃいました!

ケコ・ビアンカとお別れ

数日間、ゴビドライブやシェア飯を一緒に楽しんだイタリア人カップル、ケコ&ビアンカ。
彼らとはゴビ砂漠〜中央モンゴルのツアーに参加するため今日でお別れ。

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お話好きでお茶目で、本当に気さくな二人。

私たちの部屋にシャワーがないと知って「私たちの部屋のシャワー使って良いわよ!」とシャワーを貸してくれたり、
コーヒーフリークで「イタリアのコーヒー、マジで美味しいから飲んで!ほら!」と伝統的な入れ方でコーヒーを入れてくれたり。

出会えて良かった!

 

そんな彼らとの別れを惜しんでいる横で・・・

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何やら二人のドライバーがアノカちゃんとバタールと話し込んでいる。
よーく見ると、何やらルートを確認中。

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「こういって、ここで曲がって〜」
そんなんで大丈夫か?!と不安になるルート確認。(笑)

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無事、ルートも確認できたようで出発!!
イタリアでの再会を楽しみに、また会う日までーーー!!

 

サインシャンドの恐竜博物館と歴史博物館へ!

ケコ&ビアンカをお見送りしたあとは、遅めの朝食。
モンゴルのお宿は大体朝食付きで、貧乏バックパッカーには嬉しい限り。

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こちらの朝ごはんは、アノカちゃん作。
なんと自宅で作って、毎朝ホテルまで持ってきてくれる!!
普段はホテルの従業員が準備するみたいだけど、アノカちゃんが夏休みで帰省中の間だけ彼女がつくっているんだって。
つまりアノカちゃんモーニングは期間限定。なんかとてもありがたい。ってか、めちゃくちゃ美味い!

 

朝食後は11時に待ち合わせ。
向かった先は・・・

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博物館!
今日は1日アノカちゃんと博物館デートです!高まる!!

宿から博物館までは、アノカちゃんお叔父バタールが送迎。
全然歩ける距離なのに、本当に至れり尽くせりです。

 

本日は2軒の博物館をはしご予定。

 

まず最初に訪れたのは、

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恐竜博物館!

入場料は一人2000トゥグリグ(約112円)

残念ながら、写真撮影は追加料金が必要だったので写真はナシ。

 

恐竜が町のシンボルになっていたり「恐竜の町!」というくらいだからもっと大きな博物館を想像していたけど、実際は意外に小さい。

そして平日だったからか、お客さんは私たちと少年3人だけ。しかも少年たちはすぐ出て行ってしまったので、ほぼ貸し切り状態という。贅沢やん。

 

中に入ってみると、会議室みたいな部屋に並ぶ恐竜の骨!!!

そして、ちょっと甘い作りの模型が空中にぶらさがっていたりする(笑)

 

ここゴビ砂漠は沢山の恐竜の骨がたくさん見つかっている場所で、恐竜好きにとってはきっと聖地。

そして、世界で初めて恐竜の卵が見つかった場所で有名。

今回訪れたサインシャンドの恐竜博物館の見どころはその「卵」。なんでも恐竜の卵の化石が展示されているらしい!

 

恐竜の卵・・・恐竜の卵・・・

 

と期待を胸に見てみる。

感想は、デカかった!!そして見た目は石みたいだった。

 

・・・そんな幼稚な感想しか言えない自分が情けないけど、知識がないから仕方ない。

気になる方は、実際にサインシャンドを訪れてみてください!(笑)

 

ちなみに、恐竜のほかにモンゴルに生息する動物の剥製コーナーもありました。

ラクダやヤギなど様々な動物の剥製が所狭しと展示されていて、結構迫力がある!モンゴルの旅で車窓から散々みてきた動物たちだけど、こんなに間近でみるチャンスはなかなかない。

恐竜も良いけど、この剥製コーナーも見応えありました!

 

とまあ、そんな感じで恐竜博物館は30分で、退室!!滞在時間短いけど満足です。

 

本日博物館二本立てということで、お次は歴史博物館

もはや外観の写真も撮り忘れちゃったけど、恐竜博物館と道路挟んで向かいにあるので迷わず行けます!わずか1分で到着。

こちらも入場料は同じ2000トゥグリク(約112円)!

 

こちらの博物館には民族衣装や歴史に関する資料などが展示されており、モンゴルの歴史がぎゅっとつまっている。

結構たくさん展示されていて、歴史好きには楽しいはず。こういう場所に来る度にもっと歴史に詳しければ・・・と思う。

 

二つの博物館をはしごしたけど、私たちは恐竜博物館だけでもよかったかな。

歴史博物館はもう少し知識が豊富だったら楽しめたかも!

 

歴史に触れたあとは、すぐ近くの公園へお散歩。

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と、ここにも恐竜が!

昨日の橋のロゴしかり、恐竜が沢山です!

 

地元民おすすめの激安ホーショール店!

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13時過ぎでお腹もすいたねということで、ランチ!

手前の青い建物の2階にあるホーショールが美味しいお店へ連れて行ってもらいました。

 

ランチタイムということで店内は満席!!

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よ〜く周りを見るとみんなホーショールを待ち。

 

私たちも待つこと10分・・・

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揚げたてホヤホヤが出てきました!

私とアノカちゃんは2個ずつ、おだやんはなんと6個注文!そして卵サラダをみんなでシェア。

ホーショール一個 700トゥグリク(約39円)
卵サラダ2500トゥグリク(約139円)

ここはオススメだけあって、美味しい!

6個は男の人でもお腹いっぱいになる量だけど、アノカちゃんのお父さんは8個食べたことがあるって言うからすごい。

・・・恐れ入ります。

 

お腹いっぱいになったところで歩いて帰ろうとすると、アノカちゃん、急に誰かに電話をし始めた。
電話先は前回ゴビドライブに連れて行ってくれた叔父のバタール。ホテルはすぐそこなのに、なんと迎えにきてもらうとのこと。
バタールは弁護士なのに、アッシー化してる・・・。

 

突然のお宅訪問!出てきたのはお味噌汁?!

車に乗ってホテルに戻るのかと思いきや、途中「ボンボエ家に寄ろうぜ!」とのことで突然のお宅訪問。

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お邪魔します!!

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ああ・・・可愛すぎる・・・

しばらくボンボエと戯れていると、

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ご飯とお味噌汁的なものが出現!!

 

「えっ!!モンゴル人って味噌汁飲むの?!」とビックリしていたら、

「日本食、恋しいだろ?」と、ボンボエのお父さん。

 

なんとこのお味噌汁、わざわざ私たちのために作ってくれたもの。

ボンボエのお父さんはコックさんで、日本食を調べて作ってくれたんだって。

 

・・・イケメンか!!!!

 

味噌は使ってないと言っていたけど、お味噌汁の味はする。ホッとするー。

そして、巨大なワカメ。マトンも入ってたから、モンゴル風味噌汁という感じ。

日本食を調べて味噌汁を作るというその優しさが何よりもとっても嬉しかった。

ホーショールにお味噌汁。

 

本日、食倒れ!

 

お味噌汁だけでも嬉しいのに、帰り際には
「日本のお父さんお母さんに送ってね」
とおばあちゃんがポストカード4枚と切手と封筒をプレゼントしてくれた。

これも私たちが食べている間におばあちゃんが買いに行ってくれていたもの。なにこれ、泣きそう。

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もらってばっかりで申し訳ない気持ちと感謝の気持ちでいっぱい。

本当にアノカちゃんの親戚の皆様、ありがとうございます!!

 

初体験!モンゴルで選挙活動!!

ボンボエ家でお昼をご馳走になっている時に、夜の予定を聞かれてノープランと答えた私たち夫婦。

 

「もし良ければ、選挙演説を聞きに行かない?」

 

選挙??演説??

 

話によると、6/29にモンゴル総選挙があるらしい。

そして今日は町の中心地で彼らが応援している候補者が演説をするとのこと。

特にボンボへのお母さんは元記者で選挙スタッフとして活動しているとか。

ってか、元記者って!!

フランス語ペラペラだから頭良いんだろうなと思ってたけど・・・バリバリのキャリアウーマンだったのね。

 

そしてさらにびっくりニュース!

なんと親戚の女の子が応援演説をするらしい!!

応援演説する人がこんなに身近にいるなんて!そりゃみんなで見に行かなければ!!

ということで夜8時に待ち合わせ。

 

8時前にアノカちゃん家の裏庭にいくと、「夕飯まだでしょ?」とご飯を出してくれた。

なんか、ご馳走になってばかりで申し訳ない・・・。

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じゃがいもとマトンの炒め物。

肉じゃがみたいで、とっても美味しい!本当料理上手。

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昨日漬けたという白菜のキムチ。

これがね、もう絶品!!私の人生で食べたキムチの中でトップレベルのキムチ!!

 

キムチと言えば。

モンゴルではスーパーにキムチコーナーがあるくらいキムチがかなり浸透している。

町を歩くと韓国料理店がたくさん並んでいるくらい、韓国料理は一般的。

なんでもモンゴル人は韓国に出稼ぎに行く人が多く、人口の1%は韓国にいるらしい。

ええ!そんなに?!と思ったけど、それだけ韓国に行っていれば韓国料理店が多いのもキムチが浸透しているのも納得できる。

 

お腹もいっぱいになったところで、

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いざ、中央広場へ!!!

 

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椅子が綺麗に並べられている。

こういう風景はモンゴルで度々見てきたけど、まさか自分たちもここにくるとは。

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若者たちがお揃いのキャップとTシャツを着て旗を掲げている。チームワーク抜群。

選挙に関心を持って積極的に活動する若者がいるって素晴らしい。

 

そして、驚いたのが。

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こんなに立派な冊子まで配られている。

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中は候補者の生い立ちや今までの経歴など、ツルツルで高そうな紙で20〜30ページくらいある。

日本でもこういうの配ってたりするけど、ここまで立派なのはない気がする。

 

なんでも、今回演説している候補者はこのサインシャンドの町にめちゃくちゃ貢献しているヒーロー的存在らしい。

病院も、幼稚園も、小学校も、彼がすべて建てたというから驚き。そりゃ応援するわ。

 

アノカちゃんも彼を応援していると言っていた。

「大学の入学試験でトップだったから、彼が奨学金を出してくれたの。だから好き。」

入学試験でトップ?!?!

弁護士に元記者に試験トップって・・・知れば知るほどすごい家族だ。

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写真右の綺麗な女性が今回応援演説をする予定のアノカちゃんの従姉妹。

バッチリメイクに巻き髪で気合十分!!!お美しい!!

 

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気づけば立ち見が出るほどの繁栄っぷり。すごい熱気。

モンゴルの投票率は70%前後。日本の52%が恥ずかしくなる。

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時間になると、ステージの上に5人の男たちが。

マイクを握っているのが候補者の彼で、絶賛演説中。

他の4人は応援部隊でこのあとマイクが全員に回ってそれぞれスピーチをしていた。

 

このあとに従姉妹の応援演説の予定だったけど、応援部隊の誰かと内容がかぶっているという理由で急遽取りやめに。

緊張した面持ちで練習していたから、ちょっとかわいそう。事前に内容の打ち合わせとかしないのかな。

 

 

最後に、広場でのボンボへ!

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ああ!可愛い!!

 

今回はあまりみ見ることのできない異国の選挙を垣間見ることができた。2万5千人ほどの小さな町でも、こんなに活発に選挙活動が行われている。

 未来を想って投じる一票の重さは、どの国でも同じ。そんなことが分かっただけでも、良い夜でした。

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