おだやんです!
アルゼンチン北部のワインの産地・カファジャテで3週間のホームステイ(ワークアウェイ)をしたおだやんとちょく。長いようで短かったホームステイを終え、いよいよ南極上陸ツアーに参加するためツアー集合地、首都のブエノスアイレスへと移動します!
ホストとの別れ
11月頭、3週間お世話になったホストの元を去る日。
早朝、ご夫婦にバスターミナルまで車で送ってもらう。南米の11月は初夏。でも標高が1500mあるのでフリースを着ていてもかなり寒い。

最後までニコニコ見送ってくれたフーリオ(旦那さん)とフェルナンダ(奥さん)と記念に一枚。いい感じに力の抜けた、不思議な生き方をしている二人だったなあ。
初めてのホームステイは本当に最初から最後まで貴重な体験だった。日中は塗装をしたり研磨機やチェーンソーを使ったりしてのゲストハウスの建築作業、夜はスペイン語で家族と交流する。言葉は思うように通じなかったけど、自分たちとは異なる考え方や生き方をしている人と一緒に過ごしたことは本当に面白かった。
お礼を言ってハグしてお別れした。
別れた後、肩を寄せ合いながら車の方へ歩いて行く二人の姿が見えた。60歳になっても仲が良い夫婦って良いね。
朝6時発のバスに乗った。
まずはサンミゲル・デ・トゥクマンまで行き、そこで別の長距離バスに乗り継ぎブエノスアイレスを目指す。ブエノスアイレスまでは1400km、久々の1泊2日の長距離移動だ。
トゥクマンのバスターミナルには昼の12時に到着。ランチに、ちまきっぽい何かを頼んでみた。

中にはトウモロコシをすりつぶしたほんのり甘いペーストが入ってた。

う〜ん、なんとも言えない味!
というか南米のバスターミナルでまともなご飯にありつけたことがない。どのご飯もまずくないんだけど、どれもふんわりやんわりした味で食べ応えがない。
やっぱりアルゼンチンでは牛肉だけ食べてろということなんですかね・・・・
ブエノスアイレスで今後の旅の食材集め
翌日の昼くらいにブエノスアイレスに到着。再び北野旅館へ。3週間日本食を口にしてなかったのですぐにでも日本食が食べたいと、急いで日系スーパーへ買い出しに向かう!

こんなに買い揃えました!
これから南極クルーズに参加し、そのあとは最南端のウシュアイアから南米の太平洋側を北上するので、しばらくは日本食にありつけない。だからその間の自炊に必要な食材を買い揃えた。
これで和食が作れるぞ!!

まずは親子丼!いや〜小ねぎってなかなか手に入らないから超嬉しい!
さらに朝は納豆と温泉卵!

ほうれん草のおひたしも久々すぎて泣ける!!
お昼はチャーハン!(和食じゃないけど)

小ねぎ最高!
いや〜、ホームステイってなかなか「3日に1日は和食が良いです」みたいなリクエストできないから、食生活が結構しんどかった。
やっぱり日本食最高ですわ。
お肉を買うのに便利な早見表
さて、南極ツアー開始までまだ2日あった。食べること以外にやることがないのですき焼きでも作ろうかということに。
でも待てよ。すき焼きってどこの部位の肉だったっけ?ロースだっけ?
というか日本での部位名がわかったところでスペイン語名なんて分からん!!
と悩んでいたら!!!!
宿の壁にこんな表が貼ってあった!

牛肉の部位スペイン語早見表!しかも用途別に部位を提案してくれてる!
ありがてえ・・・
あまりにありがたかったので、まずはこの表を拝んだ。牛肉の神様管理人さんありがとう。
すき焼きぃ〜〜!!!!!!!!
意気揚々とスキップしながらお肉屋へ駆け込む!
「ビフェ、ポルファボール」
「オーケー。ドノビフェ?」
「コノビフェネ」
「ハイヨ(ドンッ)」
「ワタシ、スキヤキシタイアルヨ」
「300ペソダ」
「スキヤキ、ウスギリアルヨ。コレカタマリアルヨ」
「310ペソダ」
「ナンデネアガリシテルヨ」
・・・・・
やばい。南米に薄切り肉売ってない。
それに「これ薄切りにして」なんてスペイン語知らない。でももうすき焼き以外考えられないのでとりあえずそれっぽい部位の肉を買って帰る。
ここまできたら!
気合いアルヨ!!

他の宿泊者「焼肉でもするんですか?」
おだやん「しゅ、しゅきやきです・・・・」
ということで非常においしいすき焼き丼が出来ました。
あまりに美味しかったのですき焼きの写真はありませんが、翌朝に余り物で作ったすき焼き的な肉じゃが(じゃがいも無しver)の写真をのせておきます。

和食って最高!
さて、いよいよ迫った南極クルーズツアー!
しかし中での食事とかお酒事情とか一体どんな感じなのか全く想像つかない。船内のバーでお酒を頼むようなお金はないけど豪華客船でワイン飲みながら優雅に過ごしたい!

ということで、奮発しました。
一番左のエルマノスという白ワイン(トロンテスという甘めの品種)と右から2番目のサンタフリアはカファジャテで試飲して美味しかったやつ。それに一番右のワインとか2013年もの。現地なのに2500円くらいしたから、日本だと一万は超える気がする!
よし!これで優雅な船上ワインライフを過ごすぞ!!(実はクルーズ船での夕食時にはこれらのワインが鼻くそ、いや耳くそレベルにしか思えないほどの高級ワインが飲み放題だとはこの時はまだ知らないのでした・・・)
準備は万端だ!!!待ってろ南極!
・・・
さて、次回からいよいよ「おだやんとちょくの南極上陸クルーズ編」(全8記事予定)が始まります!!お楽しみに!
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