世界一ステーキが美味しい国アルゼンチンの老舗ステーキ店へ

おだやんです!

世界一周の旅18カ国目、アルゼンチンへとやってきたおだやんとちょく。首都のブエノスアイレスをぶらぶらしているわけですが、そんな中なんと、「アルゼンチンはステーキの美味しさが世界一」との情報を手に入れました。

これは黙っていられない!

ということで、さっそく世界一ステーキが美味しい国にある有名な老舗ステーキ店へと行ってきました!!

最高の牛肉ステーキが食べられる国

「牛肉が一番美味しい国は?」

そう聞かれると「日本」と答える人も多いと思いますが、それは欧米でも同じ。美味しい牛肉と聞くと「白いサシがたくさん入った神戸牛みたいなお肉」をイメージしてしまいます。

しかし、今回お伝えする牛肉は日本人がイメージするものとは違い赤身が上質な肉

「え?赤身だけの肉が美味しいワケないじゃん」

日本人なら誰もがそう思うと思います。僕も最初はそう思ってバカにしてました。でも、そもそも和牛とアルゼンチン牛はカテゴリーが違うんですよ。

まずは見てください、このアルゼンチンの牛肉を。

 

見た目からして、柔らかな肉質とジューシーさが伝わってきませんか?

実はアルゼンチンと隣国のウルグアイは「世界で一番牛肉が美味しい地域」と言われているんです。

でも皆さん、正直まだ「言うて、神戸牛の方が美味しいでしょ」なんて思ってますよね?でももう一つ、アルゼンチンの牛肉ステーキが世界一と言われる理由があるんです。それが・・・

アルゼンチン独自の肉の焼き方!

なんと超低温で2〜3時間も焼くそうです。(焼き過ぎだろ。大丈夫かよ)

さて、一体どれほど美味しいのか確かめるべく、さっそくブエノスアイレスにある老舗のステーキ店に行ってみました!

老舗パリージャ店「DES NIVEL」へ

宿の管理人さんにおすすめされたのが、ブエノスアイレスで地元民に愛される老舗の有名店「DES NIVEL」。

アルゼンチンでは焼肉を意味する「パリージャ」のお店として有名です。日本人からすれば「ステーキ店」と言う方がしっくりくるかもしれません。

昼間に行けばソーセージを挟んだアルゼンチン流サンドイッチ「チョリパン」が食べられます。安くて美味しいのでオススメですが、ステーキと言うことで夜に行きました。

店の外の時点でもうお肉のいい香りが・・・お腹空きすぎて発狂寸前。あががが。

店に入ってすぐ、巨大な炭火焼グリルがカウンターにありました。

大きな肉塊が焼かれています。

と言うか端っこに積まれている!大丈夫?日本人から見るとカッピカピになったお肉を「とりあえず端っこに寄せた」ようにも見えますが、実はこれもアルゼンチン流の焼き方の工程の一部だそうです。

さっそくテーブルに座る。行った時間は19時くらい。ちなみにアルゼンチンではシエスタ(お昼寝の時間)を挟むので晩御飯を食べる時間が遅く、21時くらいからお店が激混みします。

赤ワイン、サラダ、ソーセージ、アサード(骨つきバラ肉)、ロモ(サーロイン的な一番高級部位)を注文!パンは無料で付いてきます。

そして出てきたのがこちら!

アサード213ペソ(=1360円)、ロモ305ペソ(=1960円)※2017年9月のレート

え、固そう・・

見た目カッピカピやん。

どうみても「世界一ステーキが美味しい国の老舗ステーキ店」とは思えない。

 

おい。どうぜアジア人だから失敗したカッピカピの肉を出したんだろ。白状しろ。

 

 

そう思った私が間違いでした。

 

 

 

スッと入るナイフ。

ぬおぉぉぉぉ。

なんだこれ。超柔らかい。

見た目とのギャップすごすぎだろ。そして肉汁が閉じ込められててジューシー。

めっちゃうまい。

肉の旨味が超濃厚。

もうニヤニヤがとまらない!!

でももっと美味しかったのが、このアサードと言う部位!

  

なにこのホロホロととろける感じ。見た目と違いすぎて脳が追いつかないんですが。

超柔らかい。

なんといっても、ジューシーさがすごい。しかもサシがたくさん入った和牛と違って、食べ飽きない。いくらでも食べられる。

しかも赤ワインと合う。アルゼンチンステーキと合わせるなら、マルベック(品種)一択です(アルゼンチンステーキと一緒に赤ワインを頼んだら暗黙の了解でマルベックが出てくると思いますが)。

今まで人生で食べてきたステーキはなんだったんだ!!

なんどもそう思いました。

この感動をどう伝えたらいいか分からないけど、とりあえず世界の高級レストランが、和牛じゃなくて赤身のお肉ばかり出す理由が分かった気がした。

お肉を楽しむなら赤身なんだ。

サシの入った和牛はなんと言うか、カテゴリーが違うんだと思った。脂の甘さを楽しむ部門みたいな。一方でアルゼンチンのステーキは、肉本来の旨味、肉自体を味わう部門。

 

もっと分かりやすく、ステーキを男性から見た女性で例えるなら、

神戸牛ステーキは全身整形しまくった美人キャバ嬢とか40歳を超えて魔改造を始めたアンジェリーナジョリーみたいな感じ。なんか不自然って感じ。一方アルゼンチンのステーキは素朴街道まっしぐらの石田ゆり子。結婚してくださいみたいな。ごめんなさい石田ゆり子って言いたかっただけです。

女性から見た男性でいうなら神戸牛がGAKUTOで、アルゼンチンステーキが・・・オジサン、ジェイソンステイサムとジャッキーチェンしか俳優ワカラナイヨ。検索シタヨ・・東出昌大!福士蒼汰!うん、なんかそんな感じだ(適当)。

 

え?全然伝わらない?

 

つまるところ、アルゼンチンのステーキは非常に美味しいということです。わかってください。

とにかく人生が変わるほど美味しいと思えたグルメ体験でした。世界一周の旅で食べたものの中で一番美味しかったと言えます。

 

それにしても最近俺たち、よく人生変わってる。一回につき90度人生が変わるとして、この旅で今まで4回くらい人生変わってるから・・・4×90°=360°・・・一回転・・・

全然人生変わってねぇ。

 

さて、この日はお腹いっぱい食べて962ペソ(=6200円)でした。

肉好きな人は一度アルゼンチンに行ってください。本当に。パスポート破り捨てて永住を決意するレベルですから。

・・・

さてさて、このアルゼンチンステーキの話はこれだけでは終わりません!

実はこの後現地で、このアルゼンチン流のステーキの焼き方を現地で習いました。なので次回は、アルゼンチン 流ステーキの焼き方を大公開したいと思います!

お楽しみに!!

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