おだやんです!
南極上陸クルーズを終え、ウシュアイアからパタゴニアを巡ってチリのサンティアゴへとやってきたおだやんとちょく。サンティアゴでは海鮮が美味しいビーニャデルマルに行ったり、ちょくの大学時代の先輩夫婦と会ったりして有意義な時間を過ごしました!
さて、これからウユニ塩湖に向かうためまずはチリ北部のアタカマ砂漠を目指します!
サンティアゴからアタカマへ
夜行バスに乗るために夕方宿を出てバスターミナルへ!

サンティアゴに泊まったのは3泊だけ。南米に来て長期滞在することがなくなったな〜。ネパールとインドなんて合計で5ヶ月もいたっていうのに・・・
南米は飛行機よりもバス文化が浸透してるとあって、バスターミナルはものすごく大きくて大勢の人が行き交ってる!

サンティアゴではどこに行っても陽気なラテン音楽が流れてる!チリってアルゼンチンと違ってすごい陽気な人が多い気がするな。
アルゼンチン人と話してると「ふっ、どうせ人生なんてこんなもんさ」なんて陰気な感じが伝わってくるんだけど、対してチリ人には「難しいことは考えない!人生気楽にいこう」っていう陽気さがある。アンデス山脈を隔ててこんなにお国柄って違うもんなの?
夜9:45発のバスに乗ります。


アタカマの街まではひとり31,000チリペソ(=5200円)。距離は1600km、バスで12時間の距離だ。
翌朝、またジュースやらお菓子が配られた。


よし、変なチョコパイよりはましだ。南米の変なチョコパイは本当にやばいからな。配られた時には中身がボロッボロになってる。
さてサンティアゴで会ったちょくの先輩夫婦からもらったお土産を開けると、エクアドルのチョコが。

有名なチョコらしくこれがすごい美味しかった。美味しくてちょくとちょっと喧嘩になったほど!本当にありがとう!!!お互い食い意地だけは人一倍強いからな・・・
さて、気が付くと外の景色は砂漠!

緑豊かなパタゴニアから一気に乾いた大地にやってきた。さすが縦長の国。
途中、アントファガスタのバスターミナルで休憩。

どの売店にもパンとかピザしかない。

南米に来て野菜を食べる量が減ったな・・・南米の人、ちゃんと野菜食べてるのかな・・・
再びバスに乗る。

南米ってナスカの地上絵が有名だけど、ここにも地上絵が??!!

おおお!!
あれ??
よく見ると・・・なんだかアホっぽい・・・笑

顔がちびまる子ちゃんのクラスメイトの藤木くんそっくり。これって歴史ある地上絵なのかな・・・
そんなこんなで辺りは完全に砂漠地帯に。

平原も遠くに見える山も全てが乾ききっている。
夜9時にサンペドロ・デ・アタカマの街に到着。「Pangea Norte」というゲストハウスにチェックインした。ドミトリー1泊7700(=1300円)。(アタカマの物価は毎年爆上がりしているそうなのでこの金額はあまり参考になさらず)

大きな宿で欧米人もたくさん。スタッフは親切で卓球台もあっていい宿だった!
ただ一つ残念なのはシャワーのお湯に限りがあることだった。これはアタカマやウユニではよくあることなんだけどシャワーのお湯はタンク式だから早く浴びないとお湯が無くなってしまう。この宿もみんなシャワーの取り合いが激しかった。
アタカマ発ウユニ抜けツアー
さて翌日、この街からウユニ塩湖に抜けるツアーの申し込みをするため街のツアーオフィスへ向かう。

ここチリ北部のアタカマ砂漠にあるアタカマの街は星空で有名な場所。空気が乾燥していて標高も高いため世界中の天文台が置かれるほど星が綺麗に見えるそう。

そんな世界有数の天体観測スポットには世界中から観光客が集まるため、たくさんのゲストハウスやツアーオフィスがあった。
砂漠の真ん中だけあって空気はとても乾燥している。

土壁でできた家はいかにも砂漠地帯っぽい。
なんと教会まで土でできてる!

どこを見てもカラッカラに乾いてるな。
それにしても砂漠地帯ってなんで白い家が多いんだろう。

調べたところ、壁を白くして太陽熱を反射させて少しでも室内の温度を下げるためなんだとか。ギリシャやモロッコをはじめとした砂漠地帯や地中海沿岸の暑い地域に多いそう。白い家に反射した太陽光が眩しい!サングラスがないとすぐに目がシパシパしてくる。
途中、お土産商店街があったので中を通ってみた。

こ、これは・・・

ミラバケッソ!本物のアルパカの毛を使った人形!
この人形、触り心地が究極に良くて超オススメのお土産!我々もボリビアで4つも買ったほど。このサイズは現地で買うと700円くらいだけど日本で5000円で売ってるのをちょくが見つけたそうです。
ツアーオフィスを数件回って安いツアーを出しているオフィスを見つけた。それがここ「JANAJ PACHA」。

これからウユニ塩湖に向かうためウユニ抜けツアーに参加するんだけど、ウユニ抜けツアーというのはチリのアタカマ砂漠からアンデス山脈を越え、隣国ボリビアのウユニ塩湖に一番近いウユニの街へ移動する国境越えツアーのこと。
途中美しい景色を見られるし最後はウユニ塩湖にも立ち寄れるので旅人に人気のツアーになっている。もちろん逆方向のツアーもあってアタカマ抜けツアーって言ったりする。

このツアーにはカラフルなラグーン(湖)が多く見れるラグーンコースと火星みたいな岩場や山を多く見るロッキーコースがあって、定番はラグーンコースだったのでそちらに申し込む!ツアー日数は2泊3日。食事も全て込みで一人45,000チリペソ(=7,500円)。
2泊3日で景色も見れて食事・宿もついてウユニ塩湖に行けて7,500円って破格すぎる!とりあえず問題なく申し込めました!待ってろウユニ!
さて帰りはなんと市場で小ねぎを発見!!久々に見たぞ小ねぎ!!しかも4束で50円!!
ということで!!!

サンティアゴでちょくの先輩夫妻からもらったそばでざるそばパーティー!!

このカラッカラに乾いた砂漠地帯でキンッキンに冷やしたざるそばを流し込む!
砂漠でオアシスを見つけた時みたいな感動がある!(そんな経験ありませんが)
つくづく思うけど本当に和食って最高だよね。寒い時には鍋、暑い時にはざるそばやそうめんって感じで季節や気温に応じた食べ物のレパートリーがある。こんな食が豊かな国って他にないんじゃないかな?
アタカマでは宿の猫と戯れたりブログを書いたりして過ごした。

あとは猫と戯れたり・・・

猫と戯れたり・・・・
あああ猫好きすぎて死にそう・・・猫飼いたいというのが世界一周の次の夢になっていた。(この夢は2018年の年末に叶いました)
アタカマの星空
さて、アタカマは天体観察にうってつけということなので、街の外れまで星を見に行くことに。

わざわざ星を見に行くって、普段なかなかしないよね。
街から5kmほど離れた荒野の真ん中まで来ると本当に星が綺麗!!

星も綺麗だけど流れ星の数がすごい!
流れ星って普段から昼も夜も地球にたくさん落ちてきているらしいんだけど、やっぱり空気が澄んでるから普段見えないものまで良く見えるからかな。
そして数も多かったけど一つだけ、流れる尾が太くて長い流れ星が!アニメに出てきそうなやつ。人工衛星が落ちてきてるのかな?ってくらい流れる時間も長かった。星にあんまり期待してなかっただけに思いがけず感動!
もちろんもっと綺麗な星を見たい人は街の光が全く届かない郊外の砂漠地帯まで行く天体観察ツアーに参加するのがいいと思います!天体観察ツアーはだいたい1500円ほどだそうです。
この旅では地上の絶景をたくさん見た。そしてダイビングを始めたら海中にも絶景が広がってることに気づいて・・・今度は空ですか。もうどんどん世界が広がっていく。地球ってなんて忙しいんだ・・・
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さてお次は、ラグーンにフラミンゴに温泉と盛りだくさんの2泊3日ウユニ抜けツアー!!続く!
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