コルカタ最大の祭り「ドゥルガ・プジャ」と、ゲストハウスで大学の教授と再会した話

ちょくです!

あああああ!インド!ついにブログがインドにやってきましたよおおー!!

ドッキドキのインド編、スタートです!!

インド・コルカタの夜

不自然なくらいにキレイなシンガポールから混沌とするインドコルカタへやってきた、おだやんとちょく。インド訪問はおだやんが2回目、ちょくは初めてです!

ドキドキ。ソワソワ。ワクワク。ビクビク。

新しい国は色んな感情が入り混じって始まるんだけど、インドは今までのどの国よりもドキドキした。

コルカタは街へ繰り出すと永遠に鳴り響くクラクション、あっちこっちに行き交う人、自由奔放に歩く牛で混沌としていて、最初は面食らった。牛のうんちは踏みそうになるし、たまにおしっこくさい場所もあってうううってなるけど、意外にも嫌な気分にはならない。

インドに来る前におだやんからそれはそれは色んなことを教えてもらってたから覚悟が出来ていたのかな。案外色んなことを「おお、これがインドか。そうかそうか。」って受け入れられてる自分がいてちょっと安心。

機械的、人工的な感じじゃなくって、人間らしさが充満している感じは嫌いじゃないし、むしろ好きかもしれない。

コルカタは西ベンガル州の州都。

人口密度は首都デリーや大都会ムンバイを凌ぐ多さで、人口自体はデリー・ムンバイに次ぐ第三位。つまりどういうことかというと・・・とにかく人が多い!で、人が多いと当然交通量も当然増えるわけで、道路には無数のオートリキシャと車とバスが走りまくっている。

しかもほぼすべての車両がプープークラクションを鳴らしまくってて、超うるさい!

でもクラクションを鳴らすのは、やたらむやみに「うらあ、邪魔だああーどけどけー!」ってよりも「俺、ここにいますよー今から曲がりますよーそこ通りますよ!」って自分を相手に示しているっていう方が強いみたい。日本で山道のカーブ曲がるときに《クラクション鳴らしてください》っていう標識がたま~にあるけど、インドは街中がその標識範囲内って感じ。

・・・

さて。おだやんが喉から来る風邪にかかり具合が良くないので、日中は避けて夕方だけ少し散歩に出てみた。

私たちがコルカタを訪れていた時期は10月中旬。ちょうど DURGA PUJA (ドゥルガ・プジャ)というお祭り真っ只中。

DURGA PUJA はコルカタ最大のお祭りで、DURGA という女性の神様を祀るお祭りらしい。町中はライトアップされていて、出店出ていて、各地にお祭りのために建てられた建物があったりと賑やか!

どうやらチーム?ブロック?ごとにテーマを決めて装飾もしてるようで、宿の近くにも2つ発見。

黄色いお城のようなアーチ。そこをくぐり抜けると・・

ライトアップされたバザールが出現!

お祭り目当てでこの時期に来たわけでもないし、とくに当てもない散歩だけど、煌びやかでお祭り感が楽しい!

そして、新しい国は近場を歩くだけで十分刺激的!服装とか食べ物とか見てるだけで楽しい。

特にインドは町中で普通にサリーを来ている女性がたくさんいて感動。鮮やかな色からシックな色、煌びやかな刺繍やスパンコールの装飾で華やか。パンジャビードレスも可愛い。むしろ、洋服を着ている人の方が少ないかも。

宿から近くて、地元の人にも人気だったのがこの自動車部品を使った装飾。

道路の向かいに自動車修理場があって、そこのチーム主催なのかな。かなり凝っていて、自動車の部品だけで人型を作ったり、なかなか見ごたえがある。

入り口付近にはDURGA PUJA のお祭り横断幕と、「SAFE DRIVE, SAVE DRIVE」の文字が。

素敵な格言をサラッと言うけど・・・

 

 

インドの交通事故は半端じゃない。なんと交通事故死亡者数は世界一

テロや自然災害よりも交通事故での死亡率の方が高く、運転免許証の発行もずさん。全体の約30%の免許証が偽装なんだって。ひいいい。ガンガン飛ばす車やリキシャを見てれば、確かに事故が多いのもうなずけるけど世界一とは。ちなみに2位は中国。

本当にSAFE DRIVE でお願いしますよ!

大学のゼミ教授と感動の再会?!

夜ご飯は宿で。

泊まっている「サンタナゲストハウス」はインド各地に支店があるんだけど、夜ご飯は日替わりで日本食が出るのです。

せっかくインドに来たからカレー三昧だ!といきたいところだけど、おだやんの風邪は喉から。チクチクイガイガしてて声もガラガラで、さすがにカレーは食べられないってことで大人しく日本食にしました。

サンタナの宿泊者はほとんどが日本人!インドにいることを忘れる光景。

この日の日替わりご飯は親子丼!

インド人シェフが作ってくれるご飯は、優しい味付けでホッとする味。スパイスゴリゴリ国インド出身なのに、どうやったらこんなにソフトで優しい味付けが出来るんだ・・凄い。

っていうかもし逆の立場だったら緊張するよなあ。日本にインド人が遊びにきて、インド人にインドカレーを振る舞・・・いや、無理、出来ない。無理無理。インド人に手作りカレー出すなんて、10年くらい修行しないと納得してもらえなさそう。

それにしても親子丼、本当に美味しい。

ああ、美味しい~

親子丼、美味しい~

本場のカレーも気になるけれど~

風邪が治ったら食べようね~パクパク

卵と鶏肉で親子ドーンパクパク

パクパク

パクパク

パ・・

 

パ・・・(゚д゚)?!

 

親子丼を食べてるお箸が転げ落ちるくらいの衝撃が走る。

優しい味付けなのに、むせそうになる。

 

あ、あなたは・・・

あなたは・・・

バババババ・・・

 

バーダマン先生・・・!

 

ん?誰?って思ったそこのあなた!

私が大学時代お世話になった、ゼミの先生です!!

ガラス張りのテーブルの下に置いてあって、親子丼からチラッと目をそらしたらバーダマン先生と目が合って仰天。

めっちゃガッツポーズしてるやん。

「バーダマン先生、なんでインドにいるんですか!どうしたんですか!!」

「あ、それ俺の本っす。その人、結構厳しいこと言ってて怖いです」

この本の持ち主は、期間限定で宿の管理人をしているユウキさん。日本出国前に買って持ってきたそうです。

本で怖いってどういうこと?っと思って最初の「はじめに」っていう部分を読んでみると、確かにキレッキレだった(笑)英語の学習に対して熱い思いをぶちまけているバーダマン先生。先生の熱意が飛んでくる。先生によると、

「聞くだけで上達するスピードラーニング系で英語が喋られるようになると思うなよ!そんなうまい話世の中ないんだよ!語学はそんなに楽じゃない!反復だ!反復して叩き込むんだ!努力した分だけ上達するんだ!」

っていう感じでした。熱い。

確かにオブラートに包んで遠まわしには言っていないから怖いっちゃ怖いけど、その通りだと思う。さすが先生。

そしてしばらくフリーズしたあと、「ムフフ」っと笑いが込み上げてきた。

世の中は狭いなあって。まさかインドのコルカタで、大学時代の教授に遭遇するとは。世の中ごまんとある英語教材の中からこの本を選んだ人がいて、このタイミングで会うなんて。世の中狭いよな。

インド、ドキドキソワソワしてたけど、俄然楽しめる気がしてきました。

バーダマン先生!

私、インド旅楽しみます!!

・・・

これから1ヶ月半のインド旅、まだまだ続く!

コメントを閉じる

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA