トラは見れるか?!世界最大のマングローブの森ツアー(1/4)

ちょくです!

コルカタから1泊2日のマングローブ探検スタートです!盛りだくさんだったので4つに分けています!

バンに乗って出発!

スンダルバン国立公園のマングローブ森ツアーに申し込んだ、おだやんとちょく。

予約の記事はこちら↓

[blogcard url=”http://backtothe-nature.site/2017/03/worldbiggest-manglobe/”] 世界最大のマングローブで、希少動物がたくさん暮らしているらしい!

ちなみにスンダルバン国立公園は、インドとバングラデシュとの国境沿いにある二つの国立公園のうちのひとつ。インド側がスンダルバン国立公園、バングラデシュ側がシュンダルバン国立公園。名前似すぎ。

今回私たちはインド側のスンダルバン国立公園へ。(なぜかグーグルマップはサンダーバンズ国立公園と表記されているけど読み方の違いです)

それにしても、この地図上のマングローブやばくない!?

海に向かって陸が細かく枝分かれしていてワカメみたい。地図を流し見しているときに偶然見つけたんだけど、3度見ぐらいした。ナゾすぎて何度も拡大しては縮小して・・・いやー、すごい地形。

ここは国立公園なので個人での出入りはできずツアーでしか行けないので、コルカタから1泊2日のツアーで行ってきました!その様子をたっぷり書いていきます。

・・・

朝、集合場所のツアー会社前へ向かいます。

途中、二度見する光景が。

えっニワトリ・・!

まだ生きていて、悲痛な鳴き声がこだましてた・・・。

時間に余裕があったので朝チャイを引っ掛ける。道端で水浴びしていたおじさんがワイルド。

ビショビショすぎでしょ!拭いて!!

さすがインド、朝からインパクト大。ちょっとした散歩が刺激的すぎるよ。

今回予約したツアー会社、Backpackersに到着。

中に通されてイスに座っていたら、通りすがりのサドゥー(修行僧)がティラカをつけてくれた。

インドにはサドゥーと呼ばれる修行僧がいて、ネパールと合わせて4〜500万人いるらしい。街を歩いていると、よく見かける。このティラカはどういう意味なのか聞いたら、「守ってくれるお守りみたいなものだよ」ってツアー会社の人が教えてくれた。

・・・

人数も揃ったので、バンに乗り込み出発!

今回のメンバー!

私の後ろに座っているのが、インド人ご夫婦のアビ・ニビ。そしてその後ろの4人はイギリスから。彼らは友人(イギリス人男性)の結婚式でインドにやってきたそう。イギリス人とインド人の国際結婚ってすごいなあ。

黄色いシャツのイケメンはガイドさんではないんだけど、たまに食事の手伝いしてたり・・でも遊んでたり・・ずっと一緒に回った彼のポジションはナゾです。

今回のツアーはオールインクルージブ!

1泊2日でひとり4000ルピー(=7000円)で、交通費、宿泊費、食費が全て含まれているタイプです。だからツアー中は一切お財布を出さないし、むしろ財布持ってこなくて良いよと言われた。貴重品管理しなくて良いから楽ちん。

朝ごはんは、車内で。出来立てのサンドイッチ!

たまにサンドイッチ屋を見かけていたけど、まだ食べたことがなかったから嬉しい〜。ホットサンドにはチーズが入っていて温かくて美味しい!みんなで朝ごはんを食べながら行く感じ、遠足っぽくて楽しい。

しばらく走ったら、チャイ休憩。みんなでチャイとクッキーをむしゃむしゃ。

近くでなにやら楽し気な男性陣。仕事の休憩中かな?会議中かな?

コルカタの街は凄い雑踏感でクラクションもすごかったけど、道中はとてものどか。

コルカタを抜けたら、ずっとのんびりした田舎の風景が広がっていた。

そして、すれ違うトラックを見ては「インドすげえ」って呟いてた。

急ブレーキしたら絶対落ちるよね?結構なスピードだけど大丈夫なのかな。でも自由で良いなあ〜。

ボートでマングローブへ

車で移動すること4時間!ここから先は車では行けないのでボートに乗り換え。

向こう岸までの渡し舟へ。向こう岸には、マングローブ手前に存在する村があります。

ブルルルン!!っていう大きな音とともに出発。暑いけど、風邪が気持ち良い。

ちなみに、写真中央のリュックサックを背負っているインド人の彼がガイドのジェイ。

まだ22歳で年下なのに、面白いしテキパキしているし気配りができるし、素晴らしいガイド!彼のおかげで今回の旅が面白くなったと言っても過言ではないくらい、最高なやつです。

そして、裸足が好きらしく、ずーーーっと裸足でした。というか、靴を持ってきていなかった。

インド人夫婦のアビとニビはとてもフレンドリーで意気投合!

歳も1個違いで、なんか昔からの友達だったみたいに仲良くなった!!

川の色は、濁った緑色。渡し船自体は15分もかからず向こう岸の村へ。

船を降りたら座席がベニヤ板のリキシャに乗車。これでマングローブの近くまで向かいます。

私が「わー!すごい!私こんなリキシャ初めて乗るー!」ってワクワクしながら乗り込んだら、

アビが「え・・これに乗るの・・?」って不安そうな顔を見てきた。

「えっ、インド人にとってはリキシャって普通の乗り物じゃないの?」って聞くと、

「乗るとしたらタクシーかなあ。普段はリキシャとかほとんど乗らないよ。それにこんな板1枚のリキシャには乗ったことがないなあ。」とのこと。

乗っている間も、

「ひゃーお尻がー!痛いー!(笑)」と笑うアビ。

私が「インドのリキシャやばい!」って思うのと同じように、インド人のアビも「このリキシャやばい!」って思っていた。インドの人にとってリキシャって日常かと思っていたからその反応は予想外。

<インド人=みんなリキシャに乗るのが普通>って勝手に思っていた私。勝手なイメージだけでインド人をひとくくりにしていた自分を反省。そりゃそうだよね、<日本人=みんな寿司が好き>かと言えばそうじゃないし。

その国の一面が、その国の全てじゃない。

アビ・ニビはそれぞれ大学を出て、第一線で仕事をしているキャリアマンとキャリアウーマン。最近はゴールデンレトリバーの子犬を飼い始めたそう。去年フランスのパリに旅行に行ったときの写真も見せてくれた。

私が勝手にイメージしていた”インド人”とは違う二人。どちらかというと日本人に近い感覚で話をする彼らは、私の勝手な”インド人のイメージ”を払拭してくれた。

インドにきて間もないこのタイミングで、彼らと出会えて良かった。

素朴な手作りコテージと美味しいランチビュッフェ

バン、渡し船、ベニヤ板リキシャを乗り継ぎ、最後は小さい船でマングローブ近くにあるコテージに到着。

合計4つの乗り物を乗り継いでここまで来ました。時間は昼過ぎくらい。

ここは、ツアー会社「Backpackers」のみんなが手作りで作った宿。

緑が多くアットホームなコテージが並んでる。今回のツアーの良いところは、とにかくアットホーム感が強いってこと。お客さんとガイド!ではなく、友だちみたいな感じでみんなでお泊まりにきた感じ。だからとっても楽しい。

私たちが1泊するコテージ!

ちょこんとしてて、手作り感が良い。高級感はないけれど、素朴な雰囲気。

部屋の中は、蚊帳付きのベッドが一つと、奥にトイレとシャワー。とってもシンプル。

荷物を置いたら、中央にあるスペースでランチタイム!

この宿の近くにも数軒家があって村の人が住んでいるんだけど、そこの人たちがご飯を作っていてくれた。

ツアー中のご飯は、ビュッフェ形式で食べ放題!

食べてるそばから、どんどん「おかわりいる?」て聞いてくる。そして「ストーップ!」ってはっきり言わないと永遠に注がれる。ホスピタリティがすごい。

お味は、どの料理も美味しい!おかずもカレーも美味しいし、お魚のフライもあったし、大満足ランチ!

お庭での〜んびりリラックス

食後は、しばしフリータイム。

食事スペースの向かいに二階建て建物があって、二階にハンモックがあるので行ってみることに。

二階にはたくさんのハンモックが。これらも全て、「Backpackers」の手作り。

暑いけどのんびりできる!けど暑い!

あまりの暑さにおだやんが「う〜暑い〜ううう〜」と唸り始めた。

と、ちょうどそのとき。下から声が。

「プール入ろうぜ〜!!」

下に降りると、ジェイと子ども達が楽しそうに水浴びしてる!

「え、ここプールだったの?!」

「最近作ったんだぜ〜プールだぜ〜!」と陽気なジェイ。

貯水池かと思っていた池は、実はプールだった。この天然プールでジェイは1週間前に泳ぎを覚えて、泳ぐのが楽しくて仕方ないみたい。浮き輪を使ってどうみてもジタバタしてるだけに見えるんだけど、「見て!泳げてるでしょ!」って自慢気。

ほかのインド人もみんな浮き輪を握りしめていたから、インド人はあまり泳ぐ文化がないのかな。日本は島国だし水泳の授業があるから泳げる人が多い気がするけど。そういえばアメリカの学校でも水泳の授業はなかったなあ。よくよく考えると学校にプールがあるって凄いよね。

 

 

今回はインド人夫婦のアビ・ニビ、イギリス人4人のほかに、インド人の親子も一緒。

ツアー会社のオーナーの妹さんがお子さん二人(お兄ちゃんと妹ちゃん)を連れて遊びに来ている。緑のパンジャビドレスを着ているのがお母さん。超パワフルで、このあとパンジャビドレスのままプールにザブーンしてました。

そして暑くてうなだれてたおだやん、プールで大はしゃぎ。可愛い。

お兄ちゃんにも遊んでもらって、楽しそう。ひたすら水をかけあっていた(笑)

みんなでプカプカ浮きながら楽しい天然プール!

ひとしきり泳いだあとは、隣の池で釣りにトライ。

アビが隣の池で釣りをしていたんだけど「釣れない〜」と言っていたのでおだやんが釣ることに。

釣りが大好きなおだやん。

私の実家・茅ヶ崎に来ると、必ずと言っていいほど「釣り行きたい!」って言うくらい釣りが好き。ワクワクしながら餌をつけて待つ。

食べて泳いで釣りをして・・・夏休みの小学生のようだ。

このあと2匹くらい釣ったんだけど、写真は撮れず。小さいお魚でした。

私もトライしたけど、残念ながら釣れず。

「ふふっまだまだだな!」と、得意気なおだやん。ムカッとしたので下っ腹にパンチ入れときました。


ランチ後の休憩はのんびり夏休み気分が味わえた。やっぱり私たちはコルカタの都会よりも自然が好きみたい。

そしてこのあとは、みんなでお散歩へ。

長くなっちゃうので、また次の記事へ続く・・・!

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