エベレストトレッキングに向けてカトマンズからシバラヤ(ジリ)にバス移動!

ちょくです!

ついに!始まる!エベレストトレッキング!

まずは私たちのトレッキングの出発地点「シバラヤ」までバスで向かいます!

カトマンズからシバラヤまでのバス移動

11/18、出発の日を迎えた、おだやんとちょく。これから一ヶ月間山の中で過ごすのかと思うと、ワクワクドキドキ。

さて、今回なぜバス移動なのかというと・・

通常、エベレストトレッキングはほとんどの人が首都「カトマンズ」からトレッキングの拠点となる「ルクラ」という街までセスナ機で飛ぶ。

がしかし。

このセスナ機が高い!

往復一人、だいたい3万円!

うーんどうしようと考えた結果、私たちは時間はあるのでセスナ機は使わず、バスと徒歩で他の人より片道7日間かけてルクラを目指すことにしました。

バスの移動は、

6:00 カトマンズ発 
(ひとり580ルピー)

14:30 ジリ着・発
(ひとり110ルピー)

16:00 シバラヤ着
(合計10時間、690ルピー)

こんな感じでした。

この日はバス移動のみで、翌日からトレッキング開始。ルクラまでは平均で6〜7日らしいけど、果たして何日かかるやら。

しかもルクラからのトレッキング街道よりも山道のアップダウンが激しくかなりキツイみたい。ああ恐ろしい。

どうにかなりますように!

・・・

さて、話を戻して。

出発の朝は意外と早く、5時過ぎに宿を出た。トレッキングに使わない荷物は宿に置かせてもらった。

まだ外は真っ暗!

日中は騒がしいカトマンズの街がひっそり静まり返っていて、街灯も全然ないからちょっと怖い。

バスターミナルに着くと、まだ薄暗いのに人が結構いる。

ジリ行きのバスターミナル

客引きの兄ちゃんが行き先を叫んでいるので「ジリに行きたい!」と伝えると、「あのバスだ!」と誘導してくれる。

無事ジリ行きのバスに乗車。

ひとり580ルピー(580円)

車内はネパール人がほとんどだけど、まさにトレッキング行くぜという外国人もいる。

この時は「欧米人いるな〜」くらいにしか思わなかったけど、彼らとは長いトレッキング中に何度も再会することになる。

長〜いトレッキング、大体みんなペースは一緒だから出会う人とは仲良くしとくとより一層楽しめます。(と、1週間後に気付く)

バスは6時発。

予定通り出発し、サービスエリアでカレーを食べ(250ルピー)、14:30にはジリに到着!

と、サラッと書いたけど・・・

ここまでの道が、ヤバイ!!

ガッタンガッタン揺れまくり、その割には座席が硬くてお尻が痛い。山道も結構なスピードでくねくね走るから、横揺れに弱い私は終始酔い気味。トイレ休憩のたびにグッタリ。

それでも朝早かったせいで、2人とも爆睡。これが今までの移動の成果か!

途中、前の席の人が明らかに吐きそうだったので後ろの席へ移動したり、山の中の小さな村で乗ってきた乗客が明らかに酔っ払いで途中気を失ったり、大分カオスなバスだった。

道は「舗装ってなんですか?」ってレベルの山を削っただけの道で、砂埃も半端ない。超埃っぽい。

乗客の女性が赤ちゃんを連れていたんだけど、まだ小さくてカゴに入っていて可愛かった。揺れまくりの車内で一度も泣かなかったのは、すごい。天晴れ。

そういえば、海外って長距離バスに赤ちゃんって普通に見かけるなぁ。しかも、全然泣かないし、泣いても誰も気にしない。お母さんも気にしない。こういう当たり前って、良いよね。

・・・というような感じでジリ到着。

私たちはジリがバスの入れる最後の村かと思っていて、ジリから歩く気満々だったんだけど、どうやらその次の村シバラヤまで道路が出来たらしい。

いけるとこまでバスで行っちゃお!

ってことで、一度バスを降りちゃったけど、ちょうど、シバラヤ行きのミニバスが来たので乗車。110ルピー。

これもまた酷い道のりで、辛い。何が辛いって、お尻が・・・!

まさか歩く前からこんな試練が待ち受けていたとは思わなかったよ。予想外にダメージでかい。

そんな山の洗礼を歩く前から受けつつ、無事16:00にシバラヤ着。

うおお・・・バスを降りた時の開放感たるや!

身体はまだ揺れてるけど、腰を伸ばせる幸せよ!グイーン!

シバラヤはロッジや商店が数軒並んでいてこじんまりした街。

バスを降りたときに目の前にあった可愛いロッジを今夜の寝床に決定!

これから毎日ロッジ泊、記念すべき一泊目です。

一泊ひとり200ルピー(200円)

基本的にトレッキング中の宿泊代は超激安!そのかわり、ロッジでご飯を食べてねっていうのが暗黙の条件。

山のロッジはどちらかというと、食事代で儲けているって感じ。だからロッジを探すときは部屋の良し悪し意外にキッチンの清潔さとか、リビングの温かさとかも重要になってくる。

部屋に荷物を置いたら、ふらっと商店へ。こんな山奥でも、色んな商品を置いている。

と、そこにシャンプー発見!

持ってなかったので、5個購入。ひとつ10ルピー。

果たしてこの1ヶ月、何回頭を洗うだろうか・・・。

ふらふら散歩をしていたら、チェックポイントがあって呼び止められた。

エベレストトレッキングはサガルマータ国立公園内でのトレッキングになるので、パーミッションを払わなくては行けないんだけど、それはナムチェから。

手前のジリ〜ナムチェ間はまた別にパーミッション料がかかるので、ここで払わなくてはいけないのです。

つまりセスナ機に乗らない人は、二つのパーミッション料を払う事になります。

パーミッション料はひとり2000ルピー(=2000円)

カトマンズで事前に作っていたトレッキング許可証TIMSもここで提示します。

無事チェックポイントでの手続きを終えたら、少しだけお散歩へ。

山々に囲まれた小さな村はのどかで落ちつく〜。

川が流れていて、立派な橋もある。

昔はこういうスケスケした橋苦手だったけど、インドのノングリアット村で散々歩いたから克服した。

布マスクと手ぬぐいが泥棒っぽいけど・・トレッキング中はこの二つのアイテムが大活躍!

ネパール人って、ちょっと日本人よりの顔な気がする。

あのボコボコ道を乗り越えたバイク・・・さすがっすYAMAHA。と、少年。

トレッキング街道にあるロッジは、「食事をロッジで食べる」という条件で宿泊代が格安になるシステムなので、宿で夜ご飯。このシステムはエベレストの麓まで同じ。

この夜はメニューはなく、ネパール定番料理ダルバード。

ご飯にはジャガイモとピーマンにトゲが生えたみたいな野菜のカレー炒めと、トマトとにんにくのサルサ、そしてダルスープ。

肝心のダルスープの写真がないけど、美味しかった!

ダルバート1食230ルピー(=230円)

このダルバートはこれからのトレッキングでかなりお世話になる食事。ダルは豆スープ、バートはお米って意味で、ダルは日本でいうお味噌汁みたいな超定番スープ。

家庭ごとに味付けもちょっと違っているし、使う豆も違う。日本でも合わせ味噌とか赤味噌とか、家庭によって使うお味噌違ったりするもんね。それと全く同じ感覚。

このダルバート、素晴らしいことにおかわり自由。

というか、食べているとおばちゃんがどんどん注いでくる。ガチフードファイト。

腹がはちきれるほど食べて、翌日に備えるおだやんとちょく。満腹。

さて、ついに翌日からトレッキングスタート!!

続く!!

・・・

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