ネパールに住む大学時代の友達を訪ねる

おだやんです!

最近アフリカのネット事情が劣悪で(そもそも宿にネットがなかったりで)なかなかブログを更新できていませんが、そろそろ再開しようと思います。

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さて、ブログは引き続きネパール!ポカラにも慣れてきたおだやんとちょくは、おだやんの大学時代のサークルの友だち・マヤの家を訪ねました!

ネパールに住む大学時代の友達

今日はポカラに住むおだやんの大学時代の友人、マヤの家へ!

俺は大学時代、早稲田の国際交流サークル(簡単に言うと外国人留学生と遊んだり彼らに何かを教えたりするオールラウンドなサークル)に所属していたんだけどマヤはそのサークルの後輩

お父さんがネパール人、お母さんが日本人という家庭に生まれたマヤは高校までネパールで過ごし、大学以降は日本で暮らし、大学卒業後は日本の大企業に勤めた。でも日本で日本人の旦那さんと結婚した後、出産を機に実家があるネパールのポカラに戻ってきた。

そんなマヤの実家は我々の泊まっている宿から徒歩圏内!!ということで、朝からお邪魔することに。

マヤの家は、ネパールでも高級住宅街のポカラのレイクサイドの中心にあった。

俺は転勤で北海道に住んでたからたぶん5年ぶりくらいの再会!

「久しぶり!」

「本当によく来たね(笑)」

マヤとの感動の再会!と思ったけど、抱かれている娘・あかねちゃんが可愛すぎてそれどころじゃない。

大学時代の後輩のままをイメージして行ったんだけど、久々に会ってみると完全に2児を育てるママになっていた。

というか娘のあかねちゃんが可愛い・・

言い忘れていたけどマヤはもちろんネパール語以外に普通に日本語も話せる。英語も含めてトリリンガルだからすごい。

家にあがるやいなや、おやつが出てきた。

このネパールのドーナツ・セルロッティがものすごい美味しかった。

チャイも。

ベビーバナナも!

この家は美味しい食べ物が次々と出てくるからすごい。

マヤはいま、二人の子どもの育児に追われていた。

まだ1歳に満たないあかねちゃん。可愛すぎる!

泣き顔さえも愛おしいあかねちゃん。最近子供が欲しくて欲しくてたまらない。どうしよ・・あかねちゃん誘拐しようかな・・

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さて、マヤの家に入ってご家族と自己紹介していたんだけど、面白い発見があった。それは家族間の言語がひとつじゃないということ。

マヤとお父さん、お母さん、息子のハルト君が話すときはネパール語、マヤとご主人のりゅうさん、母方のおばあちゃん(日本人)、そして我々夫婦が話すときは日本語、ちなみに完全に日本人のおばあちゃんと完全にネパール人のお父さんはコミュニケーションが一切取れない。

基本的にほぼ全員がバイリンガル。うちの実家なんかみんな北九州弁しか話せないのに・・・

息子のハルト君は7歳くらいにしてすでに英語とネパールのバイリンガルになりそうな様子だし、日本語の童謡も歌えててもうびっくり仰天。

日本語しか話せない家庭で育った普通の感覚の我々からするとすごい不思議に思える。ちなみに我々とお父さんが話すときは英語でやりとりした。

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久々の再会とあって、マヤと互いのこれまでの話、そして我々夫婦の旅の話に花を咲かせた。

思い出話しが終わるとお腹が空いてきたから、一緒にお昼を食べることに。

この日は、俺の希望で俺の大好きなタコスをマヤ家で俺が料理して振る舞うという、どっちがもてなす側なのか分からないことになっていたので早速タコス作りに取り掛かった。

マヤ家でタコスを作る!

「うらああああ!タコスだあああ!!」

タコス狂の俺は定期的にタコスを食べないと発狂する性質を持っている。

ポカラにきて、ちょうどタコス切れだった。だからマヤの家で作らせてもらうことに。

まずは肉を買うために近所の肉屋に案内してもらう。

タコスといえば普通牛肉だけど、ヒンドゥー教の国ネパールでは牛肉はあまり売られていない。だからチキンタコスにすることに。

もう赤ちゃんを片手でひょいっと担げるくらい立派なお母さん!

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さて、材料を買い揃えてさっそくタコス作り。

まずはタコスのトルティーヤ生地を作るんだけど、ここはネパール。

→ネパールといえばチャパティ!

→チャパティ作りといえばマヤの方が上手い!

→マヤ、お願いします!

チャパティを作るには専用の粉「アタ」を使う。

いきなり他力本願で始まったタコス作りはマヤの超絶なチャパティ作りから幕を開けた。

生地をこねる手が速すぎて見えない

どうせわざとシャッタースピード遅くしてブラしてるんでしょ?と思われそうだけど、本当に速い。

なんかトイレ行っている間に生地が出来ててびっくりした。

生地を寝かせる。

マヤ、ありがとう!さあ、ここからは俺の頑張りどころ。

と言いたいところだけど、包丁使いはちょくの方が上手いから材料を切るのはちょくに任せることに!

頑張って!

よし、その調子で生地伸ばしもお願いします!

二人とも、頑張って!

マヤに教えてもらいながら、ちょくが生地を伸ばす。それにしても生地伸ばし棒が家にあるってすごい。

綺麗に生地が出来上がり!

よし!タコス作り、いい感じだ。

さあ!次はマヤ先生に生地を焼いていただく!頑張って!

もちろんマヤ先生の家にはチャパティ専用のフライパンがある。

コツとしては、生地の端は常にフライパンの中央にくるようにし、生地の端を布巾を押し当てながら焼く。そうする内側の隅々まで均等に空気が入り、まんべんなく二重に膨らませることができる。

これが理想のチャパティの焼き上がり。

いよいよ俺の出番がやってきた。

タコス作りの全行程の中でも一番職人技が必要とされるのがこの肉を切る作業。

食べる人の世代や歯の丈夫さを考慮し、子供からおばあちゃんまでそれぞれが食べやすいように1cmから3cm、時には5cmくらいの幅で切っていく。適当に見えて実は食べる人のことを考えている、これぞ職人技!

あとは調味料と混ぜて適当に焼いて肉の完成!

食べる人に合わせていろんなサイズに切った肉を全部混ぜたら意味がないと思うかもしれないけど、そんな細かい話は知ったこっちゃない。

トマトと玉ねぎ、パクチー、レモン汁と塩胡椒、オリーブオイルを混ぜてちょくが作ったサルサ。

まあ俺でも作れるんだけど、やっぱりここは嫁に花を持たせてあげるという優しさからちょくにお願いした。

そして!俺のお手製タコス、完成!

主役の肉が一番輝いている気がするのは気のせいかな?そうだね、気のせいだね。

うまい!俺天才かもしれない。

何よりもチャパティがうまい!普通のタコス生地よりも優しい感じがする。チャパティタコス、売れるかもしれない!

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マヤ、タコス作りをサポートしてくれて全部やってくれていろいろありがとう!!!

こんなタコス作りで始まったマヤ家訪問は「後編・マヤ先生に習う本格ダルバート作り教室」へと続きます。

続く!

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