クスコまで来てマチュピチュに行かないワケ

おだやんです!

最近飼い猫に靴下の片一方だけをかじられる事件が続いています。8組ある靴下のうち5組がやられました。昨日はちょくの靴下もやられました。我が家の靴下、絶滅寸前です。

さて、雨季のウユニに戻ってきて1週間ウユニ塩湖の絶景を満喫し続けたおだやんとちょく。鏡張りが作り出す絶景はまさに感動的でした。

これからボリビアの首都ラパス、ペルーのクスコ経由でペルーのリマに行き、リマからこの旅最後となる国に飛ぶ予定なのですが、まずはクスコに向かいます。

でもクスコまで来たのにマチュピチュに行かないことに。

さらばウユニ

マラウイで買ったサンダルが壊れた。

クロックス系のサンダルを履きつぶすのはこの旅で2回目。こいつも頑張ってくれたな。

さて、ついにウユニの街を去る日がやってきた。

ウユニで出会った旅人たちにも別れを告げる。

ちょっと内輪話になるけど、実はウユニでは同じ大学の後輩で同じく夫婦で世界一周をしているカスミン(女の子)夫婦と会っていた。ウユニ塩湖のど真ん中で夕日を見ながらみんなでビールを飲んだりして楽しかったな!

また日本で!

まずはバスでラパスへ向かう。

午前中にチケットを買っておき、20時発の夜行バスでラパスへ。

運賃は一人100ボリ(=1600円)。

一緒にウユニで過ごした女子たちと一緒だった。

この旅ではずっとちょくといるから、旅の後半は男性よりも女性といた方が楽になっていただけに女子たちと話してるとすごい楽だった。

「なんか男って会話にオチを求めてくるから疲れるよね」

「おだやん、いつからおネエになったの」

「おネエなんかになってないわよ!」

9時間でボリビアの首都ラパスに到着した。朝早すぎてまだバスターミナルは真っ暗。

明け方まで待ってクスコ行きのバスチケットを買う。

ここで女子たちと別れた。

午後のバスの出発時間までかなり時間があったのでラパスを少し散策!

ラパスは標高およそ3593m。世界一標高が高い首都だ。

富士山とほぼ同じ高さの標高に、普通に街がある。不思議だ。

街角のサンドイッチ屋で朝ごはん。

ここのおばちゃんが愉快で面白かった。

アボカドサンドイッチも斬新な味がして美味しかった。

街の中心部の広場へ。

ラパスの街は形状がすりばち状になっていて、街の端っこは全て斜面になっていた。夜の夜景が綺麗でまさに地上の星のように見えるんだって!

再びバスターミナルに戻って午後4時半のバスでクスコへ。

上から見たラパスの街は綺麗だった。

そして日没くらいにイミグレを越えてペルーに入国。

翌朝7時頃にクスコに到着した。

長時間移動の疲れと雨のせいで、宿に向かうことすら面倒だった。ウユニの絶景を見て燃え尽きたのかな・・・

有名な日本人宿「カサデルインカ」が狭くて微妙な感じだったので、すぐ隣(向かい?)にあるホスタル レスバローサ(Hostal Resbalosa)という宿へ。トイレシャワー付きのダブルの部屋が60ソル(=2000円)でした。

Hostal Resbalosa

マチュピチュに行かない?

宿にチェックインした後、街へ散策に行ってみた。

このクスコは世界遺産マチュピチュに一番近い大きな街でマチュピチュ観光の拠点となっている場所。

歴史ある街で石畳の路地が迷路のように走っている。

街の中心部の広場へやってきた。

広場を取り囲むようにお土産屋や外国人向けのカフェがズラリと並んでいた。

マチュピチュ観光の拠点だけああって、この街にいる外国人はほぼ全員がマチュピチュ目的で来ている。

 

でもおだやんとちょくは行かないことにしていた。

マチュピチュに行かないワケ

マチュピチュに行かない理由はシンプル。それは全く興味が湧かないから。

世界一周に行く前に行きたいところを夫婦で話し合ったんだけど、マチュピチュやピラミッド、万里の長城もタージマハルも全く会話に出てこなかったほど。

「とくにおだやんって歴史とか建造物に興味ないよね」

「人間が作ったものには興味がないんだよね」

「なにその世界遺産に失礼なくくり方・・・」

もちろん旅の序盤は建造物に興味がなくても万里の長城には行ったし、エジプトではピラミッド観光もした。それは「みんな行ってるからとりあえず行ってみるか?」と考えていたから。

でもアフリカや南極クルーズを経て夫婦ともに考え方がガラリと変わった。

それは、「みんながそうするから」という理由で物事を決めるのはやめて、本当に心からやりたいことにだけ時間を使おうということ。もう興味ないことに時間を費やすような勿体無いことはしない!

よし、興味ある方向だけに突っ走るぞ!

 

 

 

 

 

美食の国ペルーを満喫だ!!(え・・)

実はペルーは海・荒野・アンデス山脈・ジャングルといろんな気候や環境の土地を持つ珍しい国。だから食材の宝庫と呼ばれ世界中から有名シェフがやってきて修行したりお店を出したりする美食の国としても有名なんです。

ということでお昼はクスコで人気のレストラン「Pucara」へ。ここは日本人シェフが腕を振るうレストランで日本人観光客にも人気な場所。曜日によっては和食も食べられるそうです。

まずはローカルジュースのインカコーラ。オロナミンCみたいな感じでした。

こんな料理を注文。

エビや蟹をクリームソースにしてご飯にかけたものなんだけど、美味しい!

一つのプレートの上で多様な食材が一つにうまくまとまっていて、食材の宝庫感が出てます。さすがペルー!ボリビアのご飯とここまで差があるとは・・・

これとさらにキヌアスープも頼んで全部で1900円ほど。

ちょっと南極クルーズを終えてから食べ物に対するお金の使い方が荒くなってる気がします・・・アジアで10円でも安いご飯を探していたあの頃はなんだったのでしょうか・・・

でも大満足のランチだったので良しとしましょう。

お店の場所

 

ランチ後は街を散策。

クスコの街は石畳で雰囲気抜群!久々に街歩きが楽しいと思えた。

このクスコの街はご覧の通り景観が良いんだけど、ファーストフードのお店やコンビニなどが全く目立ってなかった。京都みたいに目立っちゃいけない条例でもあるのかな?

下の写真にも実は有名ファーストフード店が隠れています。

インカチックなKFC?

なんか地味すぎて入りたくならないな・・・

上から街を見下ろしても屋根の色が全て同じだから景色が良い。

変に派手なお店なんかがないためか、街を歩く人も落ち着いてて本当にゆったりとした時間が流れてる。

夕暮れ時は街がより一層良い雰囲気に。

このクスコ中心部の広場の周りを囲む建物の2階はほとんどがカフェになっていた。夕暮れ時の広場を見ながらお茶をすることに。

ペルーのお姉さんは綺麗な人が多い気がする。

ペルー名物ピスコサワーを注文!

ピスコサワーはぶどうから作られる40度ほどの強い蒸留酒にレモンや卵白を乗せたペルーオリジナルのカクテル。どこで飲んでもこのピスコサワーは美味しかった。

こういう落ち着いた街って良いなあ。

 

さて、夜になってお腹が空いてきたので晩御飯を食べるべく街を再び探検する。

 

すると広場から少し離れた場所に人だかりができた屋台を発見。

お肉の香ばしいにおいがする。

大きな串に刺さったこの茶色いお肉はなんと牛のハツ(心臓)!

この牛の心臓を焼いたものはアンデス地域の伝統グルメ「アンティクーチョ」。

じゃがいもも付いて1本5ソル(=160円)

見た目はそんなに美味しくなさそうだったけどここは美食の国ペルー。もしかしたら美味しいかもしれない!ということで1本ずつ食べてみた・・・

やばいめっちゃ美味しい!!!!

めっちゃ柔らかい上にお肉自体に旨味が詰まってる!!!

一言でいうとものすごく柔らかい牛タン。フワフワでジューシーで美味い!しかも安い!

これはもちろん・・・・

 

「ウノマス ポルファボール」(もう一本ください)

実はこのアンティクーチョ、同じく夫婦で世界一周している大学の後輩カスミン(食いしん坊)が『ペルーに行ったらアンティクーチョ絶対食べてください!』とおすすめしてくれていたグルメだった。

確かにこれは誰かに伝えたいほど美味しい!

あまりに美味しすぎてひとり2本食べました。2本でかなりお腹いっぱいに。

 

宿に戻ってなんとなく屋上に行くと、街の夜景が綺麗だった。

電灯の色が統一されてて、まるで地上の星みたい。

クスコ散策のこの日は、割と満足いく一日でした。ご飯が美味しい国って旅してて楽しい!

***

さて、世界一周の旅記事も残すところなんと6記事ほどとなりました。これでブログ上でも旅が終わってしまいます。なんだか寂しい気もしますが、是非最後までお付き合いください。

次回はクスコからペルーの首都リマへ移動してリマの海鮮レストランを巡ります。

続く。

コメントを閉じる

1 個のコメント

  • ewatak より:

    おだやん(夫)とちょく(嫁)さま

    いつも楽しく読ませていただいています。
    で、世界一周が終わったら、是非「札幌」ブログを発信して下さい!

    Ewatak

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

    CAPTCHA