ゴーラクプルからリシケシへ2泊3日の大移動!

おだやんです!

ネパールのポカラから国境を越え、インドのゴーラクプルまでやって来たおだやんとちょく。

ここからはゴーラクプル、ラクナウ、ハリドワールと経由しながら、2泊3日かけてリシケシへと移動します!

ポカラからリシケシュまでの経路

まず情報として通った経路の図や金額などをまとめて載せておきます。

各区間の交通手段と所要時間、料金はこちら。

経路の詳細(手段/所用時間/料金)

ポカラ→スノウリ
バス/8h/600Rs(ネパールルピー)

国境付近
スノウリ(ネパール側)バスステーションから国境までリキシャ(100Rs)→徒歩で国境を越えてスノウリ(インド側)のバス停へ

スノウリ→ゴラクプール
バス/3h/100Rs(以下インドルピー)

ゴーラクプル→ラクナウ
夜行列車/10h/735Rs(当日券110+2等寝台625)

ラクナウ→ハリドワール
列車/8h/875Rs(当日券165+2等寝台710)

ハリドワール→リシケシュ
バス/1h/35Rs

 

ゴーラクプル発夜行列車の旅

スノウリから乗ったバスは、ハリドワール駅のかなり手前で止まった。そこから歩いて5分ほどでゴーラクプル駅に到着!

ヨガの聖地リシケシュまでは、まずリシケシュ行きのバスが出るハリドワールという街に行かなきゃいけないらしい。

でもゴーラクプルからハリドワールまでどう行くのかが分からない!とりあえず人に聞く作戦。

駅員さんに聞くと割と丁寧に教えてくれた。まずラクナウという駅まで行く必要があるとの事。

インドの列車は前日までに予約する必要がある。当日の場合は、当日乗車券を買って飛び乗り、車内で車両の等級によって特急券を払えば大丈夫とのこと。(車掌さんによってはボッタくってくるので要注意。たまに交渉が必要です。)

我々二人は今回予約をしていなかったのでまず当日券を購入。列車が来たら適当に空いてる席に座って車掌を待つ。

いつもは3等車だけど、今回は2等車に乗ってみることに!当日券(100Rs)と車内で払う乗車券(2等寝台)合わせて735Rs(=1250円)

乗ってみると・・・

2等寝台と3等寝台は大違い!

2等も3等もともに、6つのベッドが1つのパーテーション内にあって構造は同じ。

でも2等以上のクラスはベッドにシーツがあるしカーテンもある。そもそもうるささが違う。3等ってもうマーケットかと思うくらいガヤついてて、それはそれで旅風情があるんだけど、2等はもの凄く静か。ノートパソコンを触ってるインド人が何人かいたくらい治安も良い。

1000円も変わらないなら、今までもっと2等に乗れば良かったと後悔。

ラクナウで待ちぼうけ

朝、列車はそこまで遅れることなくラクナウに着いた。

カウンターでハリドワール行きのチケットを買う。

ラクナウ→ハリドワールは8時間。当日券がひとり165Rsで車内で払った乗車券(2等乗車券710Rs)を合わせると875Rs(=1488円)

時間があったので駅のロビーで待つ。

朝ごはんは駅構内のファーストフード店のカレーとパラタのセット。味は・・・まあまあだった。

インドって露店や食堂は美味しいけど、ファーストフード店とかチェーン店みたいな店の味が軒並み微妙。どの国もそうかも知れないけど。

時間になったから駅のホームで待つ。

ホームでごく普通に犬が暮らしてるのもインドらしい。

だけど待てども待てども列車は来ない。午前中に来るはずなのにこれじゃ日が暮れそう・・

ホームにいたインド人親子。

同じ人類なのになんでインド人ってこんなに可愛いの?この子はインドで見た子どもの中でも一番可愛いかった!

さて、肝心の列車はなんと7時間遅れで到着。

それでもみんな「しょうがないなぁ」みたいな感じで乗り込んでいた。日本だったら10分遅れでも大騒ぎになるのにな。

列車はラクナウを出た後、8時間ほどで夜遅くにハリドワールに着いた。

ハリドワール着

ハリドワールに着いたのは夜9時過ぎだったので、駅前のホテルを数件回って一番安いところに入った。

泊まったのはこのCITY HOTEL。ダブルルームで1泊500ルピー(=850円)。(翌日撮った写真です)

ビジネスホテルみたい。

ベッドも綺麗。

お湯は出そうで出なかった(笑)かれこれ3ヶ月くらいホットシャワーを浴びていない気がする。

久々のふかふかベッドのおかげで長時間移動の疲れがかなり取れた気がする!

そもそも日本だと長時間移動ってせいぜい12時間くらいだろうけど、この旅では12時間の移動なんて「12時間?全然オッケー。」と思えるほど移動に慣れてきた。

ネパール旅の最初に乗った、ネパール東部から首都カトマンズへの26時間の悪路の夜行バスに比べたら、今ではどんな移動も耐えられるまでになった。

ハリドワールからリシケシへ

翌朝、ホテルの前の露店で朝ごはん。

インドでは働く男性は出勤前に露店で朝ごはんを食べるのが習慣で、朝はどの通りにもプリシャブジとチャイを出す店が並んでいる。ちなみに机の上の銀のポットは手洗い用兼飲み水。

インドの定番朝ごはん、プリシャブジ1皿30ルピー(=50円)を注文。

なんでいちいちこんなに美味しいんだろう・・・

見た目はシンプルなのに、プリー(ナンみたいなもの)はパクチーが練りこんであって、香りがいいし、シャブジ(カレーっぽいおかず)は奥深い味だし、漬物も酸味&辛味があってたまに食べるとこれまたシャブジとマッチする。

 

どんな店に入っても安くて美味い。なんて最高な国なんだ、インドは!

バスでリシケシュへ

プリシャブジがあまりに美味しくてどこに向かっていたのか忘れそうになってた。そうだ、リシケシュに行くんだった。

まずはハリドワール駅前のバスターミナルへ。

地図でいうとこちら。

こんなバスに乗り込みます。

バスの色が全部同じなので、運転手に行き先を聞いて回ってリシケシュ行きのバスを探した。

バスターミナルからリシケシュへはひとり35ルピー(=60円)

1時間ほどでリシケシュのバスターミナルに着いた。

ネパールのポカラから合計53時間もかかった。

疲れた!

疲れてるのにリシケシュのバスターミナルからリシケシュの安宿がある場所まではかなり遠く、オートリキシャ(トゥクトゥク)に乗らなきゃいけない。この交渉がこれまためんどくさい。

バスターミナルから日本人宿の「黄色い家」まで交渉して200ルピー(=340円)。絶対払いすぎなんだけどもうそれ以上粘って交渉する元気がなかった。おそらく100ルピーで行けると思われる。

リシケシュは言わずと知れたヨガや瞑想の聖地で、ビートルズが訪れたことでも有名になった。

ガンジス川が流れるリシケシュはインドの中でも神聖な場所の一つで、多くのヒンドゥー教の修行僧もやってくる。そして何よりすごいのが、肉(動物性たんぱく質)の持ち込みが政府によって禁止されていること。

つまりベジタリアンの街

というのも、ヒンドゥー教の修行(ヨガや瞑想など)において動物性たんぱく質は、人を攻撃的にさせ精神を乱したり濁らせたりすると言われているから。

そんな食べ物さえヨガに特化したこの街で、これからちょくは「ヨガ」を、俺は「瞑想」を習うこととになる。

ちょくと違って、俺は肉が食えないから全然楽しみじゃないけど、いろんなものを吸収してこようと思います。

続く!

 

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