治安最悪の南アフリカ入国、そしてふたりは結婚指輪を外した

最近猫を飼い始め、人生最高に楽しいおだやんです。

さて、モザンビークから治安最悪と噂される南アフリカへの首都プレトリアへと到着したおだやんとちょく。さっそく宿へと向かうも・・・

 

治安最悪の南アフリカ到着

モザンビークの首都マプトを出発した夜行バスは、夜明け前に南アフリカの首都プレトリアのバスターミナルへと到着した。

 

バスを降りてすぐ、衝撃が走った。

 

 

寒っっ!!!!

何この寒さ。冬の東京より寒いんだけど!

慌ててありったけのダウンを着込んだけど、それでも寒かった。

実は南半球の南アフリカは、7月は冬真っ只中。しかもかなり南にあるから緯度も高く、他のアフリカ諸国よりも寒い。

さて、寒さ対策も大事だけど、最優先事項は「治安対策」。

プレトリアはヨハネスブルグと同じく「治安最悪」と聞いていたので、暗いうちに下手に移動せず、まずは周囲の状況を確認しつつ、夜明けを待った。

そして帽子やスカーフで顔を隠した。というのも、バスターミナルには西洋人やアジア人が全くいないから。持論だけど、こういう時はとにかく強盗の気持ちになって行動するのが大切。

俺が強盗だったら、バスターミナルにいる入国ホヤホヤの外国人は格好の獲物に見える。しかもアジア人なら体も小さいし金も持ってるし、最高の獲物だ。

とにかく顔を隠し、姿勢は堂々とし、無駄に喋らずキョロキョロしない。

 

それでもバスターミナル周辺には西洋人やアジア人が全くいないので、完全にアウェー感があって恐怖は拭えない。

夜が明けて電車が動き出したので、すぐにターミナル横の駅へ。

巨大な倉庫みたいな簡素的な作りの駅には黒人しかいない。そんな中を、大きなバックパックをからって歩く二人のアジア人は、圧倒的に目立った。みんなの視線が痛く、怖い。

すごい緊張した。

 

 

 

宿の近くの駅までは7.5ランド(60円くらい)。HARTBEESSPRUIS駅・・・読めない。

南アフリカの公用語は英語とアフリカーンス語というオランダ語ベースの言語。植民地時代の名残か地名はオランダ語みたいな語感のものが多い。

国の首都の中央駅なのに、ここまで黒人しかいないことにすごい不気味さを感じる。

電車=下級市民(黒人)の移動手段=治安悪い

という南アフリカの影の部分を早くも目の当たりにしてしまった。

あとで分かったけど、現地に住む白人でさえここには近づかないのだそう。タクシーがオススメです。

電車を降りる。

やべ、降りる駅間違った(だってアナウンスも聞こえないし、駅名も読めないし・・)

 

宿まで1kmくらい歩く。車社会すぎて誰も歩いていない。誘拐されそうで怖い。

治安が悪い悪いいってるそばから、自分で自分の首を締めている・・・

しばらく歩くと、初めて先進国っぽいお店を発見。

バーガーキング、KFC、SPAR。

すごい、エチオピアとかケニアじゃ「これまで自分たちが日本で見てきたファーストフード店は幻だったんじゃないか・・・??」と思えるくらい久しくファーストフード店なんか見てなかったから、軽く感動した。

宿は住宅街の中にあるらしく、豪邸ばかりが並ぶ高級住宅街を抜けていく。

どの家にも鉄格子と高い壁に囲われていて、治安の悪さが伺える。

プレトリアの安宿「PUMBAS Backpackers」に到着。

ここもベルを押さないと敷地にすら入れない厳重セキュリティ。

中は居心地良さそう!

ドミ、キャビン、テントサイトと色々選択肢があるんだけど、一番安いキャンサイトでテントを張ることにした。

キッチンが充実してて嬉しかった!

そしてこんな間抜け顔のワンコも・・・

え・・・

間抜け顔すぎて可愛い・・・

Pumbas Backpacker’sの情報

宿は大学やショッピングモール、大使館やレンタカー会社が並ぶハットフィールド地区(東京でいう青山みたいな場所)にあって比較的治安も良く、移動にも便利。朝食も食パンとジャムが付いて、紅茶コーヒーはいつでも無料で飲めます。宿も綺麗で居心地も良くてwifiも問題なく、文句なしの宿でした!

とにかくレンタカー旅にこれから出かけるのであれば、拠点としてオススメです。

宿泊代(2017年夏)

部屋金額(通貨:R/ランド)
ドミ200R(1500円)
個室1人320R(2400円) / 2人225R
キャビン1人265R(2000円) / 2人200R  
テント1人100R(750円)

宿の地図

 

結婚指輪を外した日

さて、本題の結婚指輪外した問題。

・・・・

アフリカ旅も6ヶ月が過ぎたころ、実は劣悪な旅の環境がストレスとなって夫婦関係が悪化していておだ夫婦の関係は修復不可能な状態になってしまっていた・・・

「もうお互い会うことはないよね」

「短い夫婦生活だったね。指輪、思い出にインド洋にでも投げ捨てよう」

二人はそっと指輪を外した。

 

というのは冗談。

治安が悪い場所では、結婚指輪は金持ちに見えてしまうので強盗対策として外しておくことに。

外すとき、お互いに冒頭みたいな小芝居をしてみた。

 

久々の都会を満喫

宿に着いてひと段落してから、街に繰り出してみる。

ちなみに実は南アフリカに首都は複数ある。

南アフリカ共和国
南アフリカは首都機能をプレトリア(行政府)、ケープタウン(立法府)、ブルームフォンテーン(司法府)に分散させているが、各国の大使館はプレトリアに置いていることから国を代表する首都はプレトリアと認知されている。
(wikipediaより引用)

ややこしいのでまとめて下さい。

 

宿の周辺の住宅街の様子。

なんか邪魔されるんですが・・・

ちょっと人の撮影を邪魔しないでください・・・

向かったのは朝にも通り過ぎた、宿に一番近いショッピングモール。

とりあえず一番安そうなファーストフード店へ入ってみる。

ぐへへ、久々のジャンクフードだぜ・・

すごい体に悪そうだけど、めっちゃうまい。

お次は南アフリカでこれからめっちゃお世話になるスーパー「PickinPay(ピッキンペイ)」へ。

日本のスーパー並みに品揃えが良くて、すごい洗練されたスーパー。

物価は日本の8割といったところ。

なかなか食材が揃わないからまともな自炊が出来なかったから久々の自炊が出来て嬉しい。

やっぱり自分たちで作った料理が一番美味しい。

 

とにかく無事、問題も起きず入国出来て良かった!

翌日からは南アフリカ&ナミビアレンタカー旅に向けて、大使館で免許証の英語証明やレンタカーの予約をしていきます!レンタカー旅、楽しみすぎる!!!!続く!

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