さぁ、水温2℃の南極海に飛び込もう

おだやんです!

南極上陸クルーズに参加中のおだやんとちょく!10日間のクルーズの内容を7記事に分けてお伝えしている訳ですが、前回はペンギンだらけの島に上陸して可愛いペンギンたちに悶絶しました!

さて今回はなんと・・・南極の海に飛び込む・・・?

クルーズ5日目

7時半くらいに起床!

クルーズのせいでかなりの大食いになっていたおだやんとちょくは毎朝起きたらお腹ペコペコ。だから起きたらすぐにレストランへ!

窓からの流氷や氷山も見慣れてきた。

食事を終えてデッキに行くとかなり大きな山がそびえたっている!

船からの景色とは思えない。

この日もゾディアックボートでのクルーズへ!

いつもの隠しハッチからいざ出発!

 

壮大な風景を撮るときのコツ

前の晩にクルーズの写真担当のスタッフが開いた写真講座に参加したんだけど、そこで壮大な風景を撮るときのコツを教えてもらったので実践してみた!

それが画面のどこかにサイズ比較できる人や生き物(サイズ感がわかるもの)を写し込むこと。

おお!確かに。このテクニックすごいぞ。

どうです皆さん、壮大さ伝わってますか?笑

数日の間毎日氷河や氷山をみ続けているとはいえ、やっぱり氷河はいつ見ても感動する!

なんかすごい美味しそうな氷河だ・・・

これはいちごシロップかけて食べたいですな・・・・

氷河にいちごシロップと言えば、昔マッキンリーに単独で登った時のことを思い出した。

氷河でかき氷事件
ハイキャンプ(多分標高5200mくらい)にいた時、猛吹雪で3日間ハイキャンプに閉じ込められた時があった。そこでとある韓国人登山家のおじさんと仲良くなって一緒にご飯食べたりしてたんだけど、そのおじさんが「デザート」とか言って氷河の氷と雪をお皿に入れて、いちごシロップと練乳をかけて食べ始めて衝撃を受けたことがあった。「外は-30℃で吹雪。死ぬかも知れないこの状況でこの人はなんて余裕なんだ・・・これが登山家の世界か。この危機的状況を楽しめてない俺は向いてないんだ」なんて思ってそれ以来高所登山をやめた。おじさん元気かな・・・・

でも一度はやってみたいなぁ、氷河でいちごかき氷。

ここにもペンギンのコロニーが!

ペンギンってなんでこんなに可愛いんだろう。動物の中でもかなり可愛い部類だと思う。

陸地を見上げると、ペンギンがヨチヨチと大きな雪山の斜面を登ってた。

めっちゃ大きな雪の斜面と小さなペンギン。なんか絵になる!

カレンダーにも入れたお気に入りの一枚

絶景の中にさらに生き物がいるって、感動がより一層増す!

そもそもなんでペンギンは斜面を登るんだろう?

ガイドに聞いたらペンギンの中にもヒエラルキーがあって、優位なつがいほど斜面の上に巣を作るんだとか。

でも海に近い方がエサを運ぶの大変じゃなくて便利だと思うんだけどな・・・駅に近い方がいい物件と思ってる人間とは逆だな。

海面では今日もペンギンたちが元気に泳ぎ回ってる!

しかも今日は激しめに泳いでる!

なんかマヌケっぽい顔が可愛い・・・

みんな同じタイミングで同じ動きをするからまるでシンクロの演技みたい。

ペンギンって本当に見飽きない!あ〜一匹持って帰りたい!!

その後も氷河をうろうろ。

でっかい氷河!

そして超分厚い!

上陸も楽しいけど、景色がどんどん変わっていくボートクルーズも楽しい!

お昼ご飯を食べに船へ。

お土産ショップに行ってみたけどいい感じだった!

普通のアウトドアショップみたいな感じ。金額も日本と同じくらいでだし!

みんな大好きなデッキへ。

デッキって本当に最高!

なんとデッキのプールが解放されてた!

なにこの優雅さ!俺入ろうと思ったけどランチの時間になった。あとで絶対入るぞ!

この日はデッキでのランチみたい!

天気がいい日は外でランチなんて最高の計らい!

メニューはハンバーガーとホットドッグ!

結構寒いけどなんか楽しい!

横のテーブルにいたアメリカ人の親子と仲良くなった!

この左の息子さん、なんとお父さんに南極クルーズをプレゼントしたんだそう!なんて素敵な親孝行!お父さんの方は南極どうこうよりも息子とここに来れたことに喜んでた。

将来は南極クルーズをプレゼントしてくれる息子がほしいなこんな素敵な親子になりたいな。

 

いや〜ハンバーガーもホットドッグもたくさん食べてお腹いっぱい。たまにはこういうジャンキーな感じも最高!

親分も非常に満足されておられるようです!光栄です!

極寒の海は天国?地獄?

ランチ後にデッキにいると、とあるアナウンスが。

アナウンス「皆さんにお知らせです。このあと全員参加できるフリーアクティビティがあります!」

「なんだろう!無料ならやりたい!」

「なんだろうね」

「それは・・・水着で海にダイブ!」

「え?」「え?」

 

聞き間違いでしょうか・・・・

 

いえ、聞き間違いではないようです。

 

というか冷たくすぎて心臓止まるんじゃ・・・

 

とりあえず集合場所の地下に降りると・・・・

ちょ!!!

おじいさんたち!死ぬよ?!

挑戦者の中にはなんと御年80歳のおばあちゃんまで。本当に高齢自殺はやめてください!

スタッフが温度計で海水温を測るとなんと水温2度。(外気温が寒すぎて温度計を水から出したら3度くらい下がったので写真は氷点下になってます)

でもフリーアクティビティだからか、武勇伝になるからなのか7割くらいの乗客が挑戦してた。

かくいう私たちも勇気を出して参加しました!笑。

というか水着だとめっちゃ寒い!!死ぬ!!!

命の危険があるので命綱をつけて飛び込みます。(後ろのお姉さんの髪が紫なのは、この日スタッフはみんな仮装してたからです)

「水温2度とはいっても正直10秒くらいはいけるでしょ?」

そう言いながら飛び込むちょく!

「とりゃ〜〜!!!」

「ぎゃーー!!つめあj弁r;あ;jん」

「gぱhbrp多;ね:tpあまうぇrk」

どうみても完全に溺れてる人。

あまりの冷たさにパニックになってスタッフに引き上げられるちょく。何かゴモゴモとうわ言を言いながら、よろめきながらロッカールームへ戻るちょく。

「まったくちょくはか弱いなあ。まあ所詮、ちょくはお子ちゃまだからな。ここは俺がビシッと男らしいところをだな」

「見せてやる!!」

「むrjaber;aeoiwaj:op」

えーっと、結論から言いますと・・・・絶対に自力で戻れません

入った瞬間パニックになって(というか記憶がありません)、体が動かなかった・・・できたことと言えばお姉さんに「ヘルプ」を連呼することのみ。ロッカーに戻る直前、スタッフが強いウイスキーのショットを配ってくれてなんとか生き返りました。

80歳のおばあちゃん、大丈夫だったのかな・・・でも誰かが亡くなった知らせはなかったのできっとみんな乗り越えたんでしょう・・・・

南極の海に飛び込む、凄まじい体験ができました!もう2度とやりたくないけど・・・・

野生生物の楽園

震える体を温水プールで温めたら、今度はデッキで生き物観察!

アホウドリの仲間(たぶん)。かなり大きくて翼長は1mをはるかに超えてた。

前方のデッキが解放されたのでみんなで鳥を見てたら、ガイドがアナウンスで「みんな2時の方向を見ろ!」と興奮気味に伝えてきた。

なんだろうと思ったら、なんとシャチの群れに遭遇!

すげえ!!!

肉眼でも見えるほど近くに!

しかも合計10頭くらい!

かっこいい・・・でもずっと気になることがあるんだけどシャチの目ってどこにあるんだろう・・・

あとで船に乗ってる海洋生物専門のガイドから驚きの報告が。

なんと上の写真の右のシャチは背びれが欠けてるんだけど、実は一年前の同じ日付にも同じ個体をここで観察したんだそう!すごいミラクルだと驚いてました。

南極って野生生物の楽園ですな!

デッキでのディナー

この日のディナーもデッキで!

メニューはBBQ!

ワインもたくさん!

しかもウイスキーとか頼むと、普通の氷か南極の氷かを選べた。素晴らしい!

お肉を頬張りながらふと景色を見るとこの絶景!

最高・・・

ってかちょくのほっぺがプリップリのテッカテカで面白い・・笑

毎晩美味しいもの食べ続けたらこうなりますよね。

 

夕食の後、キャンプアクティビティに申し込んだ人たちが船で岸辺に向かっていった。

船から見えるあの陸地でキャンプをするそう。いいなあ・・・

でもあとで聞いたら、テントを使わずに寝袋を雪に埋めて寝る冒険スタイルでのキャンプだったらしい。みんな死にそうだったって言ってた。このツアーは参加者をどこまで追い詰めたら気が済むんでしょうか

一日の最後はみんなで夕焼け鑑賞!

南極の夕焼けはピンクや紫とカラフルで本当に綺麗だった。

最高!!!!

寝る前はバーで南極のロックアイスウイスキー!

なんか・・・普通・・・笑

でもこいういうのって雰囲気大事じゃないですか。みんなに「俺南極の氷でウイスキー飲んだぜ」って言いたいじゃないですか。

南極の海には飛び込んだし、シャチも見たし、南極の氷でウイスキーも飲んだ!最高の1日だった!!!

・・・・

さて、翌日はペンギンたちが宙を舞う驚きの光景を目の当たりに!

続く!

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