《移動》ダージリンからインド極東のアッサム州グワハティへ

おだやんです!

ダージリンを後にし、次なる目的地であるインド東部、バングラデシュのすぐ上にあるメガラヤ州ノングリアット村を目指すことに。まずはインド極東旅の拠点となるアッサム州の州都グワハティまで向かいます!

ノングリアット村って何?どこにあるの?

ノングリアット村、何で有名かというとこの生きた橋「ダブルデッカー」がある場所です。

村があるのは年間降水量が世界一の地域・インド東部メガラヤ州。インドとバングラデシュの狭間にある谷のジャングルの奥地にあります。

そしてノングリアット村はかなり秘境!5回乗り物を乗り継がないと行けません。その移動はあまりに長く過酷でした。どんな移動経路かは下のマップをご参照あれ。

1・ダージリン
2・ニュージャリパイグリ駅
3・グワハティ駅(アッサム州州都)
4 ・シロン(街)
5・チェラプンジ(街)
6・ノングリアット村

ダージリンからニュージャリパイグリ駅へ

ダージリンからノングリアットへ行くため、まずはインド東部の拠点駅・ニュージャリパイグリ駅を目指す。

昼過ぎに宿を出てジープ乗り場へ歩く。

いつも宿から見えていた景色ともおさらば。

近所の野良犬・ララともお別れ。よく宿のロビーに遊びにきてました。

ニュージャリパイグリ行きのジープ乗り場は坂の下の方。チョウラスタ広場には今日もたくさんの観光客がいた。

ケンタッキー下の交差点がジープ乗り場になっていた。

シリグリ&NJP行きのジープ。8年前はここからシリグリ→ネパールと抜けたのを覚えてる。

ジープに運転手含め12人乗る。もう超狭い。

ダージリンからニュージャリパイグリ駅までひとり200ルピー(=350円)

ジープの窓から標高世界3位のカンチェンジュンガ(8,596m)が見えた。

カンチェンジュンガはネパールのアンナプルナと同じで、街から気軽に見える8000m峰としても有名。普通の8000m峰はこんなに間近で見られない。

こんな山が日常的に見えるってすごい。

夜8時くらいになってニュージャリパイグリ駅に到着した。夜行列車は予約なんかしてない。

インドの寝台は発車当日には座席指定ができないから、とりあえず当日券を買って飛び乗るしかない。

細かいことは乗ってから考えたり交渉したりする。

列車の中で寝台席を確保した後、しばらくして乗務員のおっさんがやってきた。最初ひとり400ルピーだ!とか言われた。

「そんな高く無えだろ!」って言ったら

なぜか「OK。ひとり200ルピーだ」と値下げされた。こんな風に公共交通機関の乗務員もふっかけてくるけど多めに見てやりましょう。

インドですから。

ニュージャリパイグリ→グワハティ間は当日券がひとり145ルピー(=220円)で、列車の中で徴収された3等寝台料金がひとり200ルピー(=350円)

つまりダージリンからグワハティ駅まではひとり545ルピー(=820円)で移動できる。安い!

ニュージャリパイグリからアッサム州の州都グワハティ駅までの間は人気がないのか人はまばらだった。

出発間際にホームで行っていたチャパティとシャブジ(カレー的なおかず)を買う。インド版の駅弁みたいなところ。

チャパティが一人前7〜8枚付いてなんと30ルピー(=45円)

やっす!!!量が多すぎて結局二人とも自分の分を食べきれなかった。

・・・

3等寝台列車の中は決して治安がいいとは言えない。

向かいのベッドのインド人ですらトイレに行く際に俺に「ちょっと荷物見ててくれない?」とお願いするレベル。

インドの3等に乗るときはお互い協力し合わないと盗まれる可能性がある。

そして一番驚いたのは、かなりの割合の乗客がスーツケースを鎖でグルグルに巻いて鍵を3つくらいかけてたこと

そこまでしなくてもと思うんだけど・・どれだけ危ない国なんだ(笑)

 

グワハティ駅に付いたのは早朝4時。見渡しても駅に待合室なんかなかった。

ホームをまたぐブリッジの上にあるベンチで順番に仮眠した。蒸し暑いけど蚊が強いから長袖を脱げない。

ノングリアット村。。遠い。。。

この時点で二人とも、盗難対策だったり荷物だったりで結構心身ともに疲弊していた。

しかしこの後、ノングリアット村に着くまでにまたもやトラブルが待ち受けているとは全く予想してませんでした。。

続く!

次回はいよいよジャングルの奥地にある34世帯しかない秘境ノングリアット村に行きます!

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