要らないと思い日本に置いてきたクシ・・
ヒゲを整えたり髪を切ったりするのに案外必要なことに気づき、嫁に買ってくれと相談しようとした瞬間
「アンタが要らないって言って置いてきたんだから、絶対買わないからね!」
と一蹴されました。おだやんです。
さて、前回の「感動!5泊6日モンゴル大草原の旅 その①」の続きです!
ついに遊牧民のゲルへ!
草原ツアー初日、昼食を食べ再び車で草原を移動。

途中、石積みの標柱で立ち止まりました。
「オボー」と呼ばれる道標と祭壇を合わせたようなものだそうで、小高い丘や峠でよく見かけます。モンゴルのシャーマニズムやチベット仏教など複数の宗教色が融合していて、通りすがる人たちがたまに参拝する場所のようです。
日本でいうと「お地蔵さん」みたいなものだと勝手に思ってます。

このオボーの周りを歩いて3周する間に、願い事や旅の安全などを祈ると良いそうです。
なぜかふと頭に浮かんだ願い事は
「(タコスが食べたい)」
でした。

いよいよ、車は舗装道路を離れ草原の奥深くへ。
ここから本当に揺れがすごくて、その揺れたるや遊園地のアトラクションとか乱気流の中の飛行機並みでした。度々窓や天井に頭をぶつけます。

揺れに慣れると、割と寝られます(イギリス人撮影)
遊牧民のゲル到着!

本当に周りには草原しかない場所にゲルと家畜の囲いが・・・
まずは挨拶もかねてゲルの中に入ってお茶をいただくという習慣があるのだそうです。

お邪魔すると・・・
暖炉とベッド、食器棚、中心にはゲルを支える柱。予想以上に広いです。

だいたいのゲルで出されるモンゴル伝統のミルクティー
味は、少し野性味のする塩ミルクティーで、嫌いな人は嫌いかもしれません。
慣れるとお茶みたいに飲めます。
そして飲み終わると、ガイドが一言。
「これからラクダに乗って砂漠に行くで」
外に出ると・・・

言葉どおりラクダが待ってました。
ラクダで砂漠へ!

ちょく、憧れのラクダライドに始まる前からご満悦の様子。

ラクダ、予想以上にデカくて、横幅とコブと毛のせいで
馬よりも大分大きく見えます。

コブもあるので乗り心地も良く、歩く速度もゆったり。景色も広大で気温も20℃ほどで気持ち良く、非常に穏やかな気持ちになります。

1時間ほど乗ラクダして砂漠地帯へ。大きさでいうと、1km幅の砂漠が20kmほど続いています。

裸足で砂漠を駆け下りるのが爽快でした!
砂の粒は非常に細かいため、触り心地がいいのです。しかしあまりに砂粒が細かく、カメラなどが故障する危険があるのでGoPro持って行って正解でした!

なんか見返すと青春感たっぷりで恥ずかしくなる写真ですが、砂漠にいくとなぜかこういうことをしたくなるんです。
ゲル泊と満点の夜空!

1時間かけてゲルに戻り、ゲスト用のゲルへ。ベッドが5つ並んでいます。
時間はすでに8時なのに、ゲルの中にまだ陽が差し込んできます。

晩御飯は、豆腐とマトンのスープとパン。質素だけどお腹空いていたからなんでも美味しく感じました。

夕食後、22時頃にようやく夕日を見ることができました。
すいません・・・一眼はコマ撮りに使っていて、夕日の写真はGoproでしか撮ってません・・
大草原に沈む夕日は、自分の稚拙な日本語では説明しかねますが
この夕日が見られるのならこの国で暮らしてもいいかな
と思ってしまうほど壮大で感動しました。
そして個人的には一番楽しみにしていた夜空!
24時でもまだ夕暮れなので星空がキレイに見られるのは2時頃。

!!!!!!!!
最初はなんか寝ぼけているのかと思うほど、明るい星空。
「ちょく!起きろ!星が!アレでヤバいぞ!」
興奮しながら嫁をたたき起こしました。
しばらく二人で「ポッカーーーン」と空に釘付け。
細かい星々もくっきりと見え、星ってこんなに密度高かったかなと思うほど。
天の川をこんなにくっきり見たのは生まれて初めてです。新月で月がなかったのもあり、本当に満点の夜空を堪能できました。
ちなみに夜の気温は5℃以下で、ヒートテック、フリース、ライトダウン、パーカーを着ていても寒く風邪を引きそうでした。
しかし風邪をひいても構わないと思ってしまうほど感動的な夜空を、世界一周7日目にして見られて大満足!
モンゴル、本当に魅力満載の国です。
20日間のモンゴルの旅記事をまとめました!
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【世界一周】モンゴルの旅記事 総まとめ
>この夕日が見られるのならこの国で暮らしてもいいかな
名言ですやん!
Jさん
モンゴルええとこですよ!
てか「ですやん」って言い回し、どこかで聞いたことある気が・・・