モンゴルで一番感動したことはパクチーがひと袋33円だということ。
パクチー好き、おだやんです。
前回記事「5泊6日モンゴル大草原の旅 その②ゲル泊・砂漠・感動の夜空」に引き続き
5泊6日の草原の旅の2日目!
夏のモンゴルは、夜が短すぎて寝不足気味に・・・
6月のモンゴルは、日の入りが22時半過ぎ。
22時まで外で遊べるので、ついつい散歩したり犬と戯れたりと屋外で活動してしまう。
そして星を見ようものなら、完全に真っ暗になる2時頃まで待なくてはいけない。
さらに日の出は6時なので、夜が非常に短い。

短い夜のせいで寝不足気味なのに、朝になるとホストファミリーがゲルの天窓を開けてくれます。寝不足なのに眩しくて寝られない・・・
そして、この草原ツアー中は、なぜか目覚めとともに猛烈な空腹に襲われます。フランス人も同じことを言っていましたがなぜなのかは不明です。

朝ご飯はパンと目玉焼きとソーセージときゅうり。食事は質素ですが、空腹のせいで美味しく感じます。

でも質素です・・・ひとり50円くらいで作れそうです。
モンゴル最大の滝に向けてオフロードを突き進む!

さすがにこの景色も揺れにも慣れてきてしまいました・・

我々のバンのドライバーはモンゴルで1・2を争う古株のドライバーらしく、同じ道を走る他のドライバーたちが車を止めてしきりに話しかけてきます。人気者すぎて前に進めません。

そしてメンバーにも人気者が。先月日本を旅したというイギリス人のJohn。
「まりもっこり」の帽子を日本で買ってお気に入りのようなので、「マリモ」だけでなく「もっこり」の意味も説明してあげました。
苦笑いしてました笑

たまに突如として現れる料金所。県やエリアの境界を超える際、料金を払う必要があるそうです。

昼過ぎに、草原の中のい川沿いに止まりランチ。

モンゴル風塩焼きそばです。モンゴル料理にはだいたいマトン(羊肉)が入っています。野性味のする焼うどんという感じです。

途中リスがいました。リスは本当によく見かけます。これを瞬時に見つけられるドライバーが神がかってます。
ゲルの組み立て現場を見学!

途中、ゲルを建てている遊牧民がいたので見学することに!

通常4人で組み立てるようです。
先にカーペットと家具を配置し、柵状の壁で囲い、中央の柱に骨組みを挿していきます。

これに全体に羊のフェルトと白い布を被せれば完成です。なんて簡単!

見学していると、家族のお母さんが「ヤクのチーズ食べるかね?」とチーズを出してくれました。

まさに作りたてのフレッシュチーズ!

感想は、塩気のないトロけるモッツァレラを食べているみたいでした。
ゲルに到着!
夕方、今晩お世話になる遊牧民のゲルに到着。

草原に囲まれた昨日のゲルとは打って変わって、山々に囲まれた渓谷にゲルがありました。

もう集落とかじゃなくて、草原にポツンとゲルがあるのみ。
聞こえるのは牛と羊の鳴き声と風の音のみ。
い、癒される・・・・

晩御飯はモンゴル餃子!中にマトンが入ってます!これが美味しいんです!
中には肉とネギくらいしか入っておらず、噛むと肉汁が溢れだします。

食事後、遊牧民の子どもとボール遊び。こんなところで育つ子ども、たくましくなりそう。
モンゴル伝統のゲーム「アンクル・ボーン」

ゲルに戻ると、ガイドの女性が小袋を手に持って「ゲームをやろう!」と待っていました。

そのゲームとは、通称「アンクル・ボーン」
羊やヤギの骨をサイコロに見立てて行うすごろくゲームです。
骨の4面が「馬」「ラクダ」「羊」「ヤギ」を表し、「馬」が出た数だけ進めるというルール。
昔から遊牧民がこれで遊んでいたそうです。
眠たいメンバーを気にせず、ガイドは幼少期を思い出したのか、「もう1回!あと1回!」と終始、興奮気味でした。
何もない暮らし

外に出ると、ちょくが遊牧民の子どもと遊んでいました。いや遊んでくれていました。
遊ぶといってもボール遊びか、こうやって手をつないで踊るくらいです。
遊牧民が暮らすゲルには、コンセントもテレビも何もありません。
なので不便といえば不便ですが、「周りにあるものと向き合う」以外にすることがないので、気がつくとみんな遠くの山々や動物を見つめて物思いにふけったり、人と話したりしていました。

普通の旅だと宿にはたいていコンセント・wifi常備なのでついついスマホをいじってしまう。
「現実の」周囲に目を背けず、ついついネットの世界に溺れそうになる自分がいる。
「何もないから周りと接するしかない」こういうシンプルな暮らしも悪くないかなと思った1日でした。
翌朝は「モンゴル最大の滝」を見に行きました!
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