ちょくです!
日本から持ってきた折り紙が、予想以上に活躍中!ながーい列車の旅や、仲良くなった人に渡すととても喜ばれます!折り紙レパートリー増やし中!
さて、今日はウランバートルを一望できる、ザイサンの丘へ行ってきました!
小高い丘を目指して、ただひたすら南下する
ウランバートルからあまり遠くないところで、観光できる場所はないかしら、と探していたら見つけたのが「ザイサンの丘」という場所。あ、「財産の丘」じゃないですよ、そうだったら泣いて喜ぶけど。「ザイサンの丘」です。

地図をみると、ひたすら南へ3㎞直進!
歩いて行けそうじゃ!ということで、天気も良いし町並みを見ながら歩くことに。

下調べ担当のおだやんが「ひたすら南を目指せ!あっちだ!」というので一応信用して歩いていく。

この日の気温は17℃!歩くのには適温。カラッとしてて気持ちいー

途中、PARK PLACE という看板を発見。各国への距離が書かれている。
東京は・・・3013㎞。ロンドンとか他が遠すぎて近く感じた。

道中は工事をしている場所が多く、足場に困る。でも工事よりすぐ横を乱暴に走る車やバスの方が怖い。
モンゴルの人、本当に運転荒くて怖い。ガチで轢き殺しにきています。避けないと、殺られる。
ある程度歩くと、建物の隙間から山々が見えてきた。「南はこっち」というのはあっていたらしい。

私「どの丘かわかる?」
おだやん「多分、あの中のどれかだと思う」
・・・そりゃそうだよ!!
ただ『南に進む』というだけで、詳しいことは分からないらしい。ただ南へ、それっぽい丘を目指す。

ザイサンの丘手前で、トゥール・ゴル川という大きな川を渡る。11月〜4月は凍結するらしい。

川沿いでは子どもたちが川遊び。・・・まだ冷たい気もするけど・・・さすがキッズ。

川の全貌は結構立派。魚釣りをしている人もいたり、結構楽しげ。
ザイサンの丘ー!!
これこれ。丸い輪郭の丘に、展望台。
本当にひたすらまーっすぐ南へ直進しただけで見えてきたから、誰でもたどり着けるだろう。
おだやんの『ただ南に進む』というのはあっていた。疑ってごめんね。
600段の階段を登る
ザイサンの丘周辺は、意外にも高級住宅地。ウランバートル駅周辺とは違って、ちょっと洗礼された空気が流れている。

日本で言う、六本木ヒルズ、青山あたりのスポットっぽい雰囲気。

そしてザイサンの丘前には「ザイサンスクエア」という高級そうなデパートがドーン。

こちらがザイサンスクエアの向かいの建物。左の階段がザイサンの丘の階段の入り口。
丘というからハイキングっぽい感じかとおもったら、全然違った。

舗装された階段をひたすら登る。頂上までは階段約600段。
途中、歴史について書かれた看板を読みつつ上へ・・・
踏みにじられた日章旗

意外に辛い600段を制覇し、頂上に到着。

こちらが正面から見るザイサンの丘。正式名称は「ザイサン・トルゴイ」。

頂上では、オオワシがお出迎え。といっても、観光客用に鎖が繋がれたオオワシ。

写真を撮るにはお金が必要と言われたので、飼い主が携帯に夢中な隙にこっそり激写。

ザイサン・トルゴイは1971年に建設された戦勝記念碑。
展望台の内側には、円形にモザイク壁画が一周ぐるっと描かれている。
このモザイク壁画は1939年にモンゴル軍とソ連軍が協力して日本軍やドイツ軍を撃退した様子を描いたものだそう。
たくましいモンゴル軍・ソ連軍が凛々しい。

踏みにじられた日章旗。
過去の歴史とは分かっていても、ちょっと考えさせられる。
今では親日家のモンゴルだけど、こういう時代があったということが分かっただけでもここに来た価値はあったなと思った。

頂上からはモンゴルの街を一望できる。
ウランバートルは人口130万人の小さな街。それでもモンゴルの人口の半分を占めている。
それに比べ、東京の人口は1351万人。なんとウランバートルの10倍・・・東京に比べると「小さな街」と思ってしまうけど、モンゴルの首都であり中心。都会を感じる。
ゲルは都会にも存在する

反対側の景色は、ゲルが。ゲルは大草原の中だけでなく、結構街の中でも見かける。
立てるのは簡単だし、引っ越したければすぐに引っ越せる。もしかしたら賃貸の家より利便性は良いのかも?
ふと景色を眺めていると目に入ったのが・・・

屋上の白い物体。

屋上にゲル。
こういうパターンもあるんですね。
いろんな発見があったザイサンの丘でした!
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