ちょくです!
1週間ナミビアをレンタカー旅していたため、更新が出来ませんでした!今日からまた元気に書いていきます!
この日はお世話になったディピカ家を出て、シンハ温泉へ!
ラトパニを去る朝
なんだかんだ3日間滞在したラトパニ村。
温泉が最高で、1週間くらい滞在したいところだけどそろそろ次へ移動しよう。今日は温泉から徒歩5分のディピカ家を出る日。
今朝もディピカがドアをノックする音で目が覚めた。勝手に部屋に入って、布団を剥がされる。え、自由!
朝はドーナツとミルクティー。
今回この家では三食お任せで過ごして来た。メニューも特になくて、お母さんが作ってくれたご飯を食べる感じ。
時折オヤツを出してくれたり、お茶を出してくれるんだけど、それもこちらから注文すると言うよりは「お茶しよ〜」みたいな感じ。
お会計はどうするんだろうなと思っていたら、ビックリ。
スーパードンブリ勘定!
「あ、そうか、お金か。うーん、いくらだろ。5000とか?ふふー」
と、超適当なお母さん。もはやお会計自体も忘れていたレベル。
慌てて他の宿の平均を計算して、なんとなく4500ルピーだろうということでお支払い。家計簿付けてて良かった!
・・・
お店ではポップなネパール楽器の音楽が流れていて、それに合わせてディピカが踊ってくれた。
お別れの舞。元気いっぱいのディピカとお別れするのはかなり寂しい。
お世話になったお母さんとディピカに何か恩返しがしたいと思い、写真を送る約束をした。
ディピカ家のお父さんは、サウジアラビアに出稼ぎに行っているそう。
本当は寂しいだろうに寂しそうにせず、いつも元気なディピカはお母さんにとって宝物なんだろうなぁ。早く3人で暮らせる日が来ると良いな。
後日、約束通りポカラからディピカ家に写真を郵送したら、お母さんからメールが届いた。喜んでくれたみたいで良かった!そしてお返しができて良かった。
バックパックに荷物をつめて準備していると村の子どもたちがやってきた。
ネパールキッズ、本当に可愛い。
えー、いっちゃうのー?と言いたげな顔。ここでは暇さえあれば温泉に入り、子どもと遊んでいたから離れ難い。みんな、元気でね!
ディピカとも記念に。
すっかり仲良くなって、おだやんから離れない。
3人でもパチリ。突然訪ねて、寝室を貸してくれて、遊んでくれてありがとう、ディピカ!
子どもたちと写真を撮っていたら、気付けば出発しようと思っていた時間から1時間弱経過していた。ヤバイ!さすがに行かなきゃ。到着が夜になってしまう。
最後は4人で。
また会いたなぁ。そのころには、きっとディピカはキレイなお姉さんになっているんだろうな。
「ディピカ、ちゃんと宿題やるんだぞー!」
「また来るからねー!元気でねー!」
お別れは寂しいけど、次の村へ。
お母さん、ディピカ、ありがとうございました!
3つ目の温泉へ!
2016年12月30日に出発したこの温泉巡りトレッキングも、気付けば8日目。
これまでに訪れた温泉は二ヶ所。タトパニ温泉とラトパニ温泉。トレッキングしながら道中で温泉に浸かれるのは最高!次は一体どんな温泉なのか。
今日はこのトレッキング3つ目の温泉、シンハ温泉へ向かいます!
ディピカ家を9:30に出てから、ひたすら車道を歩いていく。
車道だから歩きやすいんだけど、その反面埃っぽいのが難点。
たまに車が通ると、全力で口を抑えて呼吸を止める。目の前がブワッと白くなって砂埃が舞う。
これはこれで辛い・・・
おかげで髪の毛はゴワゴワ。温泉に入れるから良いんだけどさ。
歩いているとひょっこり現れる雪山。
エベレスト街道を歩いているからもう雪山には慣れている私たち。
「おぉ、良いねぇ」ぐらいの反応でテクテク歩いていくけど、やっぱ雪山が見えるとテンションは上がる!
途中、食堂を見つけて野菜と卵入りのスープヌードルを注文。ひとつ100ルピー(100円)
写真はないけど、ネパールでスープヌードルを頼むといわゆるインスタントラーメン(大体カレー味)が出てくる。
で、これに卵をトッピングすると、必ず薄焼きオムレツを四角くカットしたものが出てくる。
え!ラーメンにオムレツ?!
と、ラーメンと言ったらゆで卵!派の私は衝撃。オムレツと言っても、具なしで薄焼きの卵。
でも、スープがカレー味だからこれが意外にも合う。まぁ、もし選べるとしたらゆで卵が良いけどね。
ここで、1匹の犬と仲良くなった。
わしゃわしゃ撫でてあげると喜ぶ。そしてトレッキングの仲間入り!
ふと気付くともう1匹、もう1匹・・
結果的に、昼食後から3匹の犬を連れてのトレッキングに。
同じペースで歩いてくれる頼もしいトレッキング仲間の3匹。彼らのおかげで「車道嫌だなー」って気分も吹き飛んだ!3匹ともありがとー!
ベニからシンハ温泉へ
そんなこんなで、15時にベニという割と大きな街に到着。3匹の犬とはここでお別れ。
このベニという街からシン温泉までバスが出ているそうなので、それに乗ることに。
大きなバスターミナルに出たけど、シンハ温泉行きのバスは別の場所と言われたので街中へ。
想像以上に都会のベニ。
さっきまで山の中を歩いていたのが嘘のよう。この街にはATMもあるので、バスに乗る前に「お金をおろそう!」と意気込む。
が、しかし!
全然カードが認識されずおろせない!
「えー、うそ、なんで!」
「くそ、ここもダメか!」
当初の予定よりも各温泉でのんびり過ごしたので、手持ちのお金は底をつきそう。このままおろせなかったらシンハ温泉には行けない・・・。
人にATMの場所を聞きまくり、あっちにこっちに駆け回り、やっと、4つ目のATMでお金を引き出せた!
「まさかのロスタイムだったね・・」
「これじゃシンハに着くの夜だな」
“暗くなる前に目的地に着く”のがモットーのおだやんとちょくにとって、ATMで手こずったのはひかなり痛い。
憎っくきATMめ!
ベニに入って車が多くなって一気に空気が悪くなったし、ATM難民になるし、犬はこんな模様だし・・・
ベニ・・・早く出たい。
トラ柄に塗られた犬。
可哀想に。お前も強く生きていけよ。
・・・
気を取り直して、シンハ温泉行きのバスターミナルへ。
川沿いのここ。
特に看板もないし、え、ここ?って感じだけど、ここらしい。
確かに、しばらくしたらバスが来た!
ベニからシンハ温泉まではひとり90ルピー(90円)。約1時間で着く。バスは満員になったら出発するシステム。
人が集まる間、ATM問題で疲れたのでミカンを購入。1キロ400ルピー。
「あ、見て、ぶどうがある!」と指さしたら、「一粒食べて良いわよ」と言ってくれたので味見。
ネパールの人たち、本当に良い人ばかり。ぶどう、美味しかったー!
人が集まって来たのでバスに乗り込む。通路挟んで隣の席に段ボールケースに入ったヒヨコたちがいて、ぴよぴよぴよぴよ言っている。
乗客は全員ネパール人。ボストンバックを持っている人もいて、温泉旅行です!という感じの人も。
夕方にバスは出発し、空はどんどん暗くなって行く。真っ暗の山道をバスで移動って恐怖でしかない。
しかも、ベニからシンハ温泉への道はめちゃくちゃ頼りなくて細〜い未舗装道路。
「落ちる!あぁ、外見れない!」
「怖い!スピード落として!」
もうこっちはヒヤヒヤですよ。やっぱり移動は日中に限るね。寿命縮んだ!
シンハ温泉到着!
1時間のDEATHドライブを生き抜き、無事にシンハ温泉に到着。
ただ、ここからも夜特有の面倒臭さが発揮され宿探しが難航。
宿の看板はもちろん電光掲示板があるわせでもなく、ライトに照らされてもいない。つまりどれが宿だか分かりにくい!
安宿の情報もなく、完全に手探り。
今日は5時間歩いてるし、バスは心臓に悪かったし、お腹も減っているし、要は疲れている私たち。
「宿宿宿・・・」
「疲れた・・・」
何軒か値段を聞いて回り、どうにか2人で400ルピーの宿を発見。
部屋にトイレもあるし、中々広いし、温泉も近いし、食堂もある!
よし、ここにしよう!
荷物を降ろすと、辿り着けた安堵感でブワーっと眠気と空腹が押し寄せてきた。
旅をしていると、当たり前だけど、家なんてなくて宿を転々とするわけだから、新しい場所は宿の部屋に着いて初めてホッとする。今日も1日無事に来れたなぁって思う瞬間。
お腹ペコペコ状態で宿の食堂へ。
メニューを出される前に「ダルバートしかないからダルバートで良い?」と聞かれた。もちろんですとも!
うー、ダルバート!生き返るー!!
緑のペースト状のものは、菜っ葉を撹拌したものをカレー味で味付けしてありこれまた美味しい。
あーご飯が美味しい国ってそれだけで素晴らしいと思う。ご馳走様でした!
この日は疲れて、食後に速攻就寝。明日はいよいよ3つ目の温泉、シンハ温泉へ!!
続く!
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