圧巻!20万頭のオットセイを一望できるナミビア・ケープクロス

おだやんです!

南アフリカ・ナミビアで14日間のレンタカー旅を楽しんでいるおだやんとちょく。南アフリカでは四国サイズのサファリ(クルーガー国立公園)を自分たちでドライブしたり、渓谷のサイズが世界3位のブライデリバーキャニオン(南アフリカ)や世界2位のフィッシュリバーキャニオン(ナミビア)を観光したり大満喫です。

しかし途中、おだやんが超高熱で倒れることに。「マラリア発症かも」といろんな不安が脳裏をよぎるなか、向かったウイントフックの病院での血液検査では幸い「マラリアではない」との結果を受けて一安心しました。ってことで(ちゃんと休養した後に)再度レンタカー旅、再開です!

9日目のルート

赤い線がこの日走るルート。

ナミビアの首都ウイントフックを出発し、月面みたいな風景が広がるムーンランドスケープを経由し、その後オットセイの大群が見られるケープクロス・シール保護区へ。宿泊地は、ケープクロスの160km南にあるフラミンゴで有名なウォルビスベイの街の予定。走行距離はだいたい700km。病み上がりにとっての走行距離としてはなかなかタフだ・・・

まるで月面?ムーンランドスケープ

まずはウイントフックで満タンに給油。ガソリン価格は日本の8割くらい。2019年1月現在でも1リッター12.5ナミビアドル(95円)

ガソリン代が安いとは言っても、フォルクスワーゲンpoloの実燃費は良くてリッター15km弱。1日に走る700km走るとガソリン代は1日で4500円くらいかかってくる。

レンタカー代が一日1300円くらいとはいえ、レンタカー旅自体の出費は予想以上にかかっております。楽しいから家計簿からは目を背けましょう。

国道B2を爆走し、途中国道D1991に入る。

これ国道っていうか・・・

砂漠ですやん。

でもフィッシュリバーキャニオンの未舗装道路よりは凸凹が少なくスピードも出しやすい。

時間がないので100km/h以上は出してました。

 Moon Landscapeがある「Namib Naukluft Park」に入る。

そしてムーンランドスケープに到着!(特に看板はないんだけど、Google Mapが展望スポットを示してくれていました)

こちらが月面のような景色・ムーンランドスケープ!!

ヒャッホー!!

これが月面!!

月面だぁー!!

(行ったことない)

でも周囲数キロに誰もいなくて、生き物の気配もない。そういう意味では月面感はあるかも。

っていうか、さっきからなんですか、そのポースは。

ここでランチタイム。

サンドイッチを絶景を見ながら食べる!こんな風に景色をのんびりと楽しむのが好きなんです。

 

鳥がいた。

いるんだね、こんな砂漠にも。でもサンドイッチはあげませんよ。

 

1000年以上生きる不思議植物ウェルウィッチアを探せ

さて、このムーンランドスケープ周辺には、もう一つ不思議な自然が見られるという。

ウェルウィッチア(wikipediaより)

それがこのクッタクタな植物・ウェルウィッチア。なんと1000年以上生きる謎の植物で、このナミブ砂漠周辺にしか生えていないんだとか。ウェルウィッチア wikipedia

でも一体どこに生えているんだろうか・・・

砂漠をやみくもに探してみるちょく。

絶対見つかる気がしない・・・なので地図で示された場所に行ってみた。

すると1から10までの数字が書かれた石の標識とメッセージが書かれた看板を発見した。お?ここのどこかにあるのか?

と思ったら

「人間のせいで『Lichens(コケ)』が消えてしまったぞ。みんな気いつけぇや」

みたいな内容だった。ウェルウィッチアとは関係ないのか?なんなんだ。でも人間の手によって何かが無くなった悲しみは伝わってきた。

 

その後しばらく探しまくったけど、ウェルウィッチアさんは見つからなかった。

残念!

これから行く人、もっと事前に場所とか調べて行った方がいいと思います。

 

オットセイの大群が織りなす絶景!ケープクロス・シール保護区

さて、午後は本日のメインディッシュ!

オットセイがうじゃうじゃいると噂のケープクロス・シール保護区へ!

アフリカの西海岸へ。つまりあの海は・・・

人生で初めて見る大西洋!!

そんなことを考えるとすごいワクワクする。俺ら夫婦って非常に単純なんだと思う。

海を左に、砂漠を右に見ながら爆走!

海岸に出て1時間ちょっとでケープクロスに到着した!

ゲートがオットセイの形。

まずは管理棟で入場料払う。

そして少し離れた観察ポイントへ。

車を降りた瞬間、猛烈な生臭さが鼻をつついた。

しかし!!!!

そんな臭いなんか忘れてしまうほど衝撃的な光景が目に飛び込んできた!

駐車場の前にはすでにたくさんのオットセイ!

「遠路はるばるよく来たな」

そんな表情で一頭のオットセイがこちらにカメラ目線を送ってくれました。

海岸沿いに遊歩道があるんだけど、そこに向かう前に素手のこの大群!

ビューポイントへの通路はオットセイに占拠されています。

可愛い顔して以外と凶暴なオットセイにちょくはビビってしまい、半泣きで通過してました。

でも可愛い・・・手をあげて挨拶してくれています。

 

そしてビューポイントへ立つと、もっと凄い光景が!!!

 

それがこちら!

ぬお??!!??!?

Cape Cross Seal Reserve Namibia Scenery ナミビア ケープクロス シール保護区 オットセイ 絶景 景色

ぬおおおおお!!!!???!!?

もの凄い大群!

Cape Cross Seal Reserve Namibia Scenery ナミビア ケープクロス シール保護区 オットセイ

ぐぉぉぉおーーーー!!!

Cape Cross Seal Reserve Namibia Scenery ナミビア ケープクロス シール保護区 オットセイ

圧巻!!

なんと多い時で20万頭ものオットセイが生息しているそう!

そして「ウォッウォッ」という独特の鳴き声があちこちから聞こえてきて、その騒音たるやまるで戦場。

Cape Cross Seal Reserve Namibia Scenery ナミビア ケープクロス シール保護区 オットセイ 絶景 景色

うぎゃーーーー!!!!!!!

Cape Cross Seal Reserve Namibia Scenery ナミビア ケープクロス シール保護区 オットセイ

なにこれ。何度見ても信じられない。こんなに大きな生き物がこんな大群でいるのは見たことがない

Cape Cross Seal Reserve Namibia Scenery ナミビア ケープクロス シール保護区 オットセイ

しかも凄い間近で見られる。

休憩スポットももうオットセイに占拠されています。

こんなに大群でいると逆に不気味だけど、一頭一頭見ると凄い表情が可愛かった!

くそう、可愛すぎてモフモフしたい・・・

 

海の方を見ると泳いでいるオットセイも。

魚を獲ってるのかな?

水から上がったばかりの姿はツルンツルン。

 

一方陸ではオス同士のケンカを見かけることも。

歯が意外と鋭く、かなり強そう。

 

そして生後間もない赤ちゃんオットセイの姿もよく見かけます。

おっぱいを飲んでた。

Cape Cross Seal Reserve Namibia Scenery ナミビア ケープクロス シール保護区 オットセイ

生後間もないオットセイは目がまだ完全に見えないのか、必死に鳴いてお母さんよ呼びます。

そしてお母さんは声だけで自分の子どもかどうかを判別していました。

砂浜にはコヨーテ?みたいな肉食獣やカモメが赤ちゃんを狙っていました。

自然界は厳しいね。

 

それにしても、オットセイは寝顔がなんとも幸せそうで可愛いんです!

ここで一挙に寝顔シリーズをどうぞ。

Cape Cross Seal Reserve Namibia Scenery ナミビア ケープクロス シール保護区 オットセイ

はうっ・・・可愛い・・・・

いろんな寝方があって人間みたいで面白い。

セクシーショットを撮らせてくれた。

本当、凄いよ、ここ。

Cape Cross Seal Reserve Namibia Scenery ナミビア ケープクロス シール保護区 オットセイ 絶景 景色

自然とか動物が好きなら是非オススメ。

Cape Cross Seal Reserve Namibia Scenery ナミビア ケープクロス シール保護区 オットセイ 絶景 景色

サファリなんてどこにでもあるけど、オットセイがこんなに見られるのは地球上でここだけだからね。

帰り道もちょくはオットセイに追いかけられて半泣きになっていました。笑

オットセイ以外はなにもないんだけど、それでも1時間弱くらい楽しめた。

地球にはまだまだ不思議な場所がたくさんあるんだな。自然と生き物が織りなす各地の景色は毎回そう思わせてくれる。

今回のケープクロスも大満足の大自然でした!

オットセイたちよ、さようなら!

 

ウォルビスベイで宿泊

この晩泊まった宿はウォルビスベイの街の南部にある「Loubser’s B&B / Backpackers」。ドミ利用で一人1500円ほどでした。

ちょくが作るキーマカレー(ヨーグルトのせ)は、半端なくうまい!!!

親分もこの笑顔の通り、大満足の一日だったようです!

 

お次は、いよいよこのナミビア旅のメインディッシュ、世界最古の砂漠「ナミブ砂漠」へ向かいます!!!!

いやもう超絶景ですから。まじで。本当に。お楽しみに!!!

 

続く!

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1 個のコメント

  • Takema より:

    とても懐かしい場所です。2001年にレンタカーでナミビアを回りました。
    ケープクロスに至る道は未舗装でも路面状態がよく、気がついたら150km/hで走っていたことを思い出します(2WDカローラでしたが)。

    また久々に行きたいなと思って検索してみたらまさにリアルタイムの貴サイトがヒットして嬉しく思います。これからも良い旅をお続け下さいませ。

    なお余計なお世話ですが、2001/8のナミビア拙旅行記のリンクを張っておきます。どんなに変わっているのかいないのか?
    http://achikochi.takema.net/namib-a.htm

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