まるでセノーテ?モシ近郊で見つけた超透明な泉「Kikuletwa Hot Springs」とマサイ族

ちょくです!

ここ最近、サファリ記事の写真が表示されないというトラブルがありましたが、解決しました!ご指摘いただいたおかげで気づくことができました。ありがとうございました!

さて。タンザニアのモシという街に滞在中のおだやんとちょく。

今日はメキシコのセノーテを超える(?!)超透明だと噂の泉「Kikuletwa Hot Springs」へ!道中ではマサイ族などの民族にも出会い興奮!

超透明なKikuletwa Hot Springsへ

キリマンジャロの麓の街・モシへやってきた私たち。

ここに滞在する人の多くはキリマンジャロ登山に挑戦するんだけど、私たちは今回キリマンジャロには登らないのでのんびり過ごしている。

キリマンジャロはおだやんのお父さんが昔登っていて、色々話を聞いていたから実物をこの目で見れて良かった!

さて、私たちのモシでの過ごし方はというと、名産のキリマンジャロコーヒーを飲みにカフェに行ったり、アフリカ布でオーダーメイドワンピースを作ろうと試みたり(似合わず断念)と結構まったりモード。

そんななか、同じ宿に泊まっている外国人に「近くにキレイな泉がある」と聞いたので今日はそこへ行ってみることに!

行き方は2通りあって、一つはツアー、もう一つは自力。

私たちは時間もあったので自力で行ってみることにした。自力の方が断然安いっていうのもあるしね。

「Kikuletwa Hot Springs」へ自力で行く方法

2通りあります。

①2本ダラダラを乗り継ぎ、ルンドガイから4〜50分歩いて行く方法。
モシ→ボマンゴンベ(バス)   ひとり1000シリング
ボマンゴンベ→ルンドガイ(バス)ひとり1000シリング
ルンドガイ→泉(徒歩)     4〜50分(大変なのでオススメしません)

②1本ダラダラに乗り、ボマンゴンベからトゥクトゥクで2〜30分で泉に行く方法。
モシ→ボマンゴンベ(バス)   ひとり1000シリング
ボマンゴンベ→泉(トゥクトゥク)二人で15000〜10000シリング 約2〜30分

(※私たちは①を選び歩きましたが、徒歩はおすすめしません。道中は標識ゼロで超ローカルです。現地の人に道を聞きながら進んでも迷いまくってとても大変でした。歩くと泉で遊ぶ時間も減るし、断然トゥクトゥクをゴリ押しします!)

さあ行っていよう!ってことで朝の10時に宿を出発!

まずはダラダラ(ミニバスのこと)乗り場へ!

乗り場ではスターライトホテル「樹氷の家」というホテルの送迎バス発見。日本車を見かけると無条件でテンション上がる!

さて、モシ→ボマンゴンベまでのダラダラを発見。お値段は一人1000シリング。

ここら辺のダラダラには行き先と値段が車のサイドに印字されているからぼったくられる心配はない。・・・と言いたいところだけど、ポケッとしているとサラッとぼったくってくるので注意。気が抜けない。

下から5番目が「ボマンゴンベ」1000シリング

バスの中はギュウギュウ。

私に関しては「おい、お前は膝の上だ!」と言われ、後部座席でおだやんの膝の上に座った。お金を払っているのに椅子さえ与えられないなんて・・。ちなみに徴収係は座らず中腰スタイル。

写真で私の左前で中腰になっているのが徴収係。タンザニアに限らずアフリカのミニバス徴収係はこういう体制でバスに乗り続ける人が多いんだけど、そうでもしてまで一人でも多くの乗客を乗せるその根性に脱帽!

無事にボマンゴンベに到着。

地図でいうとこちら。

ここからは事前情報が全くなくてボマンゴンベからルンドガイ行きのバスはないかと思ってたんだけど、あった!良かった!

道を聞いた文房具屋のおばちゃんが優しくて「あそこの通りだよ。1500くらいで行けるよ。」と教えてくれた。

行ってみると普通の通りで標識もバスターミナル感も一切ない。バス停オーラゼロ。どうやらちゃんとした「バス乗り場」というのはないらしく、この道路上に適当にバスが停まるらしい。なんて分かりにくい!

色んな人に聞いてバス乗り場らしき場所に行き着いた。わかりにくいけど乗り場はここ。

えっここ?って感じだけど、ここ。

上の写真でいうとオレンジ色のパーカーを着たお兄さんがいる場所。ここら辺の人に手当たり次第に聞けばみんな分かっているので誘導してくれる。確かにどんどん人が集まってきた。

バスを待っている間、商店のお兄さんが抱っこしている子どもが可愛すぎて可愛すぎて悶絶。

アフリカの子ども、ムチムチピチピチしてて本当に可愛い!!

通りには、マサイ族らしき人の姿も。

しばらくするとバスがやってきた。徴収係に「1500だよね」と聞いたら「違うよ1000だよー」と言ってくれた。タンザニアはぼったくる人が多くて疲れてたから、こういう優しい人がいると好きになりそうなんですけど。なに、このツンデレ!

というわけで、ボマンゴンベからルンダガヤは1000シリング。

道中、学校帰りの少年たちがバスを追いかけてきた。なんてワンパクなんだ。

アフリカンキッズの可愛さ半端ない。ぜひとも純粋なまま育ち、外国人相手にぼったくるような大人にだけはならないで欲しいな・・・。

しばらくして川が氾濫してあたり一面水浸しになっている場所に出た。それでも気にせずバスは突き進む。

ワイルド〜〜。

そのあとはしばらくのどかな道を進む。

ルンドガイ到着!

着いてみるとビックリ、なにやらマーケットが開かれていて大にぎわい!

中にはマサイ族っぽい人々の姿も。

ここからはトゥクトゥクか徒歩で泉まで行くことになるんだけど、私たちは徒歩で向かうことに。

ここからがちょっと大変だった・・・。

標識ない!人いない!迷いながら徒歩で泉へ

 

というわけで、徒歩移動スタート。

持っていたバナナでエネルギーチャージ。このころは元気だったよ・・・。

モシの街中と違い、ここら辺は民族色が濃い。

すれ違う人の8割りがなにかしらの民族で、アクセサリーや着ているものがとても独特だった。

みんなマントみたいに布を羽織っていてカッコいい。

民族の皆さんは写真を嫌がるのと、撮った場合はお金を請求されるので写真は少ないんだけど、特に紫の布をまとった女性民族がたくさんいた。高貴な雰囲気で誇り高き戦士って感じで本当にかっこいい。

同じ時代に彼らとこの地球上で生きているというのが不思議なくらい独特な空気感があり、彼らとすれ違う瞬間はまるで違う時代にタイムスリップしたかのような気分だった。それくらい人を惹きつけるオーラがあった。

とにかくすれ違う民族の人々に道を聞きまくり進む。

民族の皆さんは話しかけると意外にも笑顔で応対してくれて優しかった。でも言葉が通じず、泉も知らない人が多くて有益な情報はなかなか出てこない。

ちなみにみんなピアスが凄くてピアス穴も凄く大きくて、私が「すごいね」ってジェスチャーしたら「触って触って〜」って耳たぶを触らせてくれるくらいサービス精神旺盛だった(笑)カメラを向けると不機嫌になるけど、普通に話す分にはとってもおちゃめ。ちなみに耳たぶはとっても柔らかかったです。

さて、道中は雨季ということもあり、ところどころ水たまりがありグチャグチャ。

途中バオバブの木を発見してテンションが少し上がる。でも実際は道がわからず本当に辿り着けるか不安で、二人とも焦燥しきってた。

奥の方まで行くといよいよ人にすれ違うことも減り、雨もパラパラ降り出し最悪の状況に。

ここで野宿か?ってくらい切迫してたけど、どうにか泉に辿り着いた!!

歩いた時間は大体4〜50分くらいかな。はあー、大変だった。

さあ、泉を堪能するぞー!

透明すぎる!Kikuletwa Hot Springs

泉には入場料がかかり、一人10,000シリング(=514円)。

敷地内には人が少なくて秘境感が良い!

奥まで行ってみると・・・

めっちゃ透明!!!

底が透けて見える・・・!!

陽の光が入っていないのにこの透明度はすごすぎる。

泉の大きさが案外小さくて、周りには木が生い茂っていてプチジャングル感が楽しめる。

なにここ!泉、最高!来て良かった!

ターザンごっこができるのが楽しい!!

私もやってみたけど、腕力がないのかツルッと滑って泉に落ちた。

最高にダサかったけど、楽しいー!!!

泉の透明度はというと、おだやんが足を入れて写真を撮ってこの通り。

スッケスケ!!

水中写真を撮ると、こんなにくっきり。

おだやんが写真を撮ってくれると言うので一生懸命ポーズを取ろうとしたんだけど、どうしても溺れて見える。

注:溺れてません。

水温が少し冷たくてあまり長時間は入っていられなかったんだけど、太陽の光があったらもう少し暖かかったかな。私たちが行った時は曇り空だったけど、晴れたら絶対もっと美しいはず!

この周りには私の天敵・猿や、リス、変な鳥もいて動物好きとしてはとても楽しかった。

あと、びっくりしたのが泉にカメがいた!!!

陸に上がってから水中をのぞいたら泳いでてビックリした。

泉は綺麗だったし、ターザンごっこは楽しかったし、動物はたくさん見れたし、もう大満足!!モシを訪れる際は、とってもオススメです!

帰り道はマサイ族だらけ

帰りはトゥクトゥクで帰ることに。

二人で15,000シリングと言われたんけど、「10,000シリングじゃなきゃ歩くよ、行きも歩いたし」と言ったら10,000シリングでボマンゴンベまで乗せてくれた。

行きはあんなに時間がかかったのに、帰りは一瞬だった。

写真からぶっ飛ばし加減が伝わるでしょうか。はい、猛スピードです。

と、思いきや、突然トゥクトゥクをとめて、困っている地元の人を助ける運転手。

良い人!!

さて、帰り道はトゥクトゥクの車窓からたくさん民族の皆さんを目撃。

トゥクトゥクのお兄さんに聞いたら「マサイ族だよ」と言っていた。

マサイ族、かっこいい。

ボマンゴンベの街に近づくと、今度はワンパクな子ども達が走ってくる。

無邪気で純粋!可愛い!!!

行きに迷ったりしたので丸一日かかったけど、プチアドベンチャーな感じでとっても楽しかった。

日帰りで楽しむのにちょうど良いので、オススメです!

泉の地図はこちら

続く!!

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