おだやんです!
お久しぶりの投稿!!みなさんご無沙汰しております。移住した北海道はようやく春らしくなり、桜も満開になりました!新しい地で元気にやっております!
さて、手付かずだったブログも徐々に再開していきたいと思います!
マラウイから陸路で国境を抜け、イミグレでぼったくりに遭いながらも(国境ぼったくり記事)モザンビーク北部の名所、モザンビーク島へとやって来たおだやんとちょく!前回は激安のロブスターを4尾も食べ(その時のロブスター記事)て大満足でしたが、今日は魚!
モザンビーク島の数少ない名店へ
雨季あけ、7月のモザンビークは暑くもなく寒くもなく、Tシャツ一枚でちょうど良い気候!日本でいうと初夏みたいな陽気。
朝は海岸を散歩。モザンビーク島は本当に小さな島で、島の東海岸から西海岸までは400mもないから自分の庭みたいな感覚で歩けるから散歩も楽しい!
散歩の後、お昼に目をつけていたお店へ入った。

Restrante Reliquias。表記はもちろんポルトガル語
レストランはレストランテ。アフリカなのに公用語がポルトガル語ってのはやっぱり違和感。
もちろん日常会話もポルトガル語しか通じません。マラウイにいる1ヶ月の間に少しポルトガル語の単語を覚えてて良かった。
お店の位置は地図で言うとここ。
モザンビーク島を地図付きでここまで解説してるブログは他にないから、今後の旅人のためを思うと俄然記事を書くやる気が湧いて来る!!!
このお店は西洋人の夫婦が経営していて、内装もおしゃれ。


店の奥は海岸と繋がっていて、海岸に面した広いテラス席がある。


雰囲気でいうと、モザンビーク島ではこの店が一番!



海岸沿いには海に浮かぶマングローブの森が見える。

こんなにのどかな景色が見えるレストランはそうない気がする。
この島のレストランはどこに行ってもシーフードだらけ。メニューには高いもので30ドルくらいするロブスターの姿焼きなんてのもあったけど、昼間なので控えめに安いメニューを注文。

一番安いイカの煮込みをご飯にのせた料理。これでだいたい400〜500円くらい(家計簿紛失中なので記憶が曖昧ですいません)。
美味しいんだけど、これ俺の実家で昔出て来たイカ料理と全く同じ味だわ。イカを内臓ごと醤油で煮込んだ味。
ネパールでもインドでも俺の実家で出て来るような料理を食べたことがあるけど、俺のおふくろってもしかしてワールドワイドな料理人なのかもしれない。

懐かしい味を堪能!!
でも白米だけはパサパサ・・・やっぱり日本米が一番だわ・・・・
モザンビーク島での暮らし
昼ごはんのあとは、することがないのでもう一度島を散策。
数日後に控えたおだやんの誕生日にモザンビーク島名物のホエールウオッチングをやろうと決めていたので、旅行会社を回ってツアー情報を調べつつ、島内をあちこち練り歩いた。

この島はポルトガル植民地時代に首都が置かれていただけあって、建物はどこも西洋チック。

ボロボロの外壁にポルトガル語の看板が出ていたりして味がある。

一見味があるのだけど、そもそもはモザンビーク島にも独自の文化があったはず。昔はこの島独自の言語に、独自の建築文化があったハズなのにその面影は今や全くない。そのことを考えると、どうしても悲しい侵略の歴史が頭に浮かぶ。
今ではポルトガルの文化も彼らのアイデンティティになっているみたいだから、余計に複雑な気持ちになる。
目ぬき通りを歩いていると、巨大な魚を持った少年を発見!

なにこの子・・・と思って近づいてみると・・・

「100ドルで買わない?」
そんな内容のことをポルトガル語でそう言ってきた。
「うん、買わないかな!」
そもそもこの魚(マグロ?キハダマグロっぽいけど)は水揚げしてからかなり時間が立っているのか、乾燥してカッピカピ!
全然美味そうじゃねえ!!

でも毅然とした態度と目つきで「買わないか?」と道ゆく人に声をかけていく少年はカッコ良かった。その後、一人の青年が少年と何かを交渉し始めて、その青年がどこかに電話し始めた。もしかして買い手が見つかったのか?良かったな、少年!
さらに島の北部まで歩くと、植民地時代・奴隷貿易時代の名残が見えてきた。
それがこの、道から一段低くなった土地に密集するボロボロの家々。

白人支配者は現地人を自分たちより下等な人間と見なし、自分たちの視界に映る場所で現地人が暮らすことを許さなかった。そこで道よりも一段低い土地に彼らを住まわせたという。
今でもこの場所には人が住んでいて、低い家々のすぐ脇には下水が流れていて決して良い暮らしとは言えない。
そもそも酷い話だよね。
いきなりやってきた別の土地の人種に「はい、今日からここ俺らの土地ね。君たち下等で見たくもないから、見えない場所で暮らしてね。よろぴく」なんて言われたら、オコだわ。激おこだわ。
モザンビークはこれまで白人に飜弄され続けてきた歴史がある。
モザンビークの歴史
今モザンビークがあるアフリカ南東部海岸部には300万年前から人が住み始め、何十もの民族が暮らしていた。16世紀以降は苛酷なポルトガルの植民地支配が続いたものの、1975年にようやく独立を果たす。しかしその後も白人支配の南アフリカが、黒人国家が出来てアフリカでの白人支配が揺らぐ事を恐れて政治介入した事がきっかけで1992年までおよそ15年以上も内戦が続き、100万人以上の死者が出た。(wiki要約)
500年もの間、悲惨な歴史を辿ってきたモザンビーク。

でもいまは、これまでの悲惨な歴史が嘘だったかのようにのどかで平和な場所になっている。500年ぶりに訪れた平和をみんな満喫しているようだ。
・・・
歴史を感じたあとは地元の商店街を散策!
モザンビークはコーラが安い。

小さい瓶だと40円もしないくらい。
商店街と言っても、八百屋の屋台が3軒、パン屋屋台が数軒、商店が2軒とこじんまりしてる。
その一つ、八百屋をのぞく。
種類は少ないけど、鮮やかな野菜が並ぶ。

面白いのはクコの実やニンニクが小さくバラ売りされていたこと!

ニンニクは5片で10円とか15円。
主婦には嬉しい売り方だよね。
さて、夕方になってきたので食材を買いにいつもの場所へ。
そう、漁師の船が帰ってくる海岸!ここに行けば漁師から直接、新鮮な魚が買える。それも超激安で!

場所はこちらの記事に載せてます。東海岸中部にある有名な教会近くのビーチです。
この日はロブスターにも飽きてたので魚にすることに!

買ったのはこの魚。この大きさでなんと250円くらいだった!
安い!
タイの仲間かな?魚に詳しくないから、勝手に鯛と呼ぶことにする。
鱗と内臓を取ってBBQ台で炭火焼!
炭火台があるこの宿「Casa de Luis」は本当にオススメ!宿情報はこちらの記事を参照。

いいですな〜

脂が乗ってていい感じ。やっぱり魚は炭火焼だよね。(適当)
タイの姿焼き、完成!

味噌汁も作って、完全和食。

アフリカに来てほぼ毎晩和食作ってる。食材が手に入らない土地を旅してるのに、我が家は頑張ってます。
魚は脂がのっててジューシーで美味しかった!完全に鯛だったわ。うん。鯛かどうかは定かじゃないけど。
最後は味変して・・・

鯛茶漬け!!!
アフリカで鯛茶漬け!
小ネギも入ってるからね!
うめえ・・・・鯛うめえ・・・(鯛かどうかは知らんけど)
モザンビークで鯛茶漬けを作った初めての人間だと思います。「モザンビーク 鯛茶漬け」で検索したら、僕らの記事しか出てこないと思います。(鯛かどうかは知らんけど)
・・・
モザンビーク、満喫してます。
楽しい旅になってきた〜!と思いきや!!
これからまたもや大事件が起こるのでした・・・
続く・・・
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