北京市内から万里の長城へ!

おだやんです。
実は大学で中国語を2年間も勉強していたにもかかわらず、話せる単語は

「私」「欲しい」「公共バス」「ニーハオ」「ビール」「これいくら?」「トイレはどこ?」

の7単語のみ。もう少し真面目に勉強すればよかったと大後悔。
漢字でなんとか筆談できる点が唯一の救いになってます。

さて中国と言えば万里の長城!ということで、ツアーでなく北京市内から自力で行ってみました!

北京から万里の長城へ向かう

さて・・・
まず万里の長城、名前の通り長いわけです。

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どれだけ長いかっていうと

現在残ってる部分だけでも「2400km」以上。

なげえよ。

 

そのため登って観光できるポイントも無数にあるらしい。

今回は万里の長城の中でも、北京から1番近くて、1番有名な

「八達嶺長城」というポイントに行ってきました!

 

北京北駅から快速列車で行けば「八達嶺駅」まで6元(≒96円)で行けると聞いて

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朝10時に北京北駅へ。

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駅の外の切符購入窓口に人がたくさん並んでいて、ここで万里の長城行きの切符が買えると駅員に教えてもらった。

しかし!

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10時の時点ですでに13時すぎの列車まで全て売り切れとのこと。

マジか。

(※これから万里の長城に自力で行く人、朝8時くらいには駅に行った方がいいと思われます)

その看板の言葉を信じ、他の手段を探すことに。

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駅の出口に「万里の長城」と叫んでる客引きに声をかける。
万里の長城(八達嶺)行きのバスが出るそうなので、金額聞いて乗ることに。
往復で1人50元。念のため他の乗客何人かに金額確認したけど50元だった。


乗客は我々以外みんな中国人。男性のバスガイドがひらすた中国語で何か説明している。

どうやら駅前でその日集まった人で行く中国人向けの日帰りバスツアーのようだった。

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1時間ほどで万里の長城らしき場所に到着。

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たしかに山の斜面には万里の長城が連なってる。

 

だがしかし!!!

ここで驚きの事実が2つ発覚する。

まず、バスは1時間半後に出発するからそれまでにバスに戻らなければならないこと。
おいふざけんな。

さらに、ここは有名どころの八達嶺ではなく、別のマイナーな方の万里の長城とのこと。
八達嶺はここからローカルバスで15分の場所にあるとのこと。
おいおいふざけんな。

八達嶺まで行くって言っただろ!1時間半じゃ何もできんがな!

すると乗客の中に我々と同じく八達嶺まで行く家族や若者が何人かいた。
バスを乗り継いで八達嶺まで行くらしいのでついて行くことに。

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5分歩いてバス乗り換え地点へ。

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ハ達領まで2元(≒32円)

・・・

いよいよ八達嶺に着いたよう。

降りたらものすごい数の観光客。

※ちなみに、土日は前に進めないくらい混むらしいので、行くなら絶対平日がお勧め。現地人もそう言ってました。

まずここのバス発着場がある地点は、長城の頂上まで行けるケーブルカー乗り場にもなっていた。

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ケーブルカーと入場料と合わせて100元近くかかるそうなので、さらに歩いて正規の入場口へ向かう。

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ここをくぐると

_E6A2950こんな通路を通り抜け

_E6A2951ケン○ッキーそっくりの店を横目に

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ひたすら歩く。
道が分かりにくい!もっとこう英語表記、頑張ろうよ!

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15分後、やっと正式な入り口に到着!!

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入場料は40元(≒640円)

この時点で帰りのバスには間に合わない予感。なのでもったいないけど帰りのバスを捨てることに。帰りは列車で帰ることにした。

急斜面!万里の長城・八達嶺

まず登るとこんな景色。

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おそらく誰もが果てしなく続く万里の長城に感動する。

中国の発表によると総延長21,000km以上。現存のものでも2400km。よく作ったな。

 

余談だけど

それだけモンゴルが脅威だったってことだよね。
モンゴルでも驚いたけど、なんたってモンゴル人は背が高くて体格良くてムキムキ!

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こんなモンスター級のモンゴル人戦士が攻めてくるの想像したら…
たしかに壁作るわな…笑

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万里の長城、歩いても歩いても終わりがないので、みんなが進む方向へとりあえず進む。

歩けばすぐ分かるけど

_E6A2969 _E6A2971

坂の傾斜が見た目以上に急!笑
手すりに掴まってないと登れない。

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200mおきに屋根付きの塔があある。

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中はヒンヤリしていて窓からは景色が見られて、絶好の休憩ポイント。

 


1番高いところまで後半分というところで、まさかの雨。


レインウエアを着て雨に負けず進む。頂上に着く頃には雷雨に。

雨が止むのを待つこと1時間。再び晴れ間が!

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_E6A3007 _E6A3037 _E6A3021

 

奇跡的に雨があがり、良い感じに景色が見れました。

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八達嶺入場口から頂上までは徒歩で片道1時間くらい。途中雨もあって4時間くらい滞在してました。

・・・

さて、雨が上がったあと帰ろうとしたら…

DCIM100GOPROGOPR0855.



ここで売られてるカッパの包装が大量に捨てられていた。

こういう場面を良く見るせいか、中国人に対するイメージって良くならない。
(もちろん全ての中国人がこうだとは思ってないし、日本人だってポイ捨てする輩は沢山いるんだけど)

せめてゴミ箱に捨ててくださいよ。

この旅で出会った中国人はみんな
「絶対ポイ捨てなんてしなさそうな本当に心優しい人」
ばかりだったのに。悲しい。

そしてこの時ふと思ったのが・・
北京市内でゴミが散乱しててもそれほど何とも思わないのに
美しい景勝地に少しでもゴミが捨てられてるの見ると心が痛んだ。
我ながら都合の良い思考回路だとも思った。

そういう意味では場所に関係なくゴミをすてる人の方が逆に一貫性があって見ていて清々しいよね!

冗談です。

・・・

帰りは列車で帰ろう!
ということで反対側の麓におり、道路沿いにある「八達嶺駅」まで1kmほど歩く。

_E6A3073「八達嶺駅」

_E6A3072北京北駅までひとり6元。

_E6A3077新幹線的な快速列車。見た目汚い。

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でも中はこんなにキレイ。そして快適。
なのに1時間も乗って6元!安い。

乗ってしばらくしてると車内販売の売り子さんが

「日本で有名なアニメ・ワンピースのグッズだよ!」

みたいな内容の中国語を叫びながらワンピースのおもちゃ売ってた。

いやいやいや・・・
もっとこう、他にあるでしょうに!
万里の長城をモチーフにしたグッズとかさ。
日本に興味持ってくれて嬉しいけども・・

でもまあ、無事万里の長城見れたし!めでたしということで!

ちなみにあとで調べたら
北京市政交通カードという北京版スイカを買ってチャージしておけば
駅で並ばずにスムーズに列車に乗れるらしい。

いずれにしても
これから行かれる皆さん、万里の長城はとにかく早起きして向かう事をオススメします。

北京最後の夜・やけ食い

北京に帰り着いて・・・

・行きのバス代損してムシャクシャしていたこと
・昼飯を抜いてたこと
・この日が北京最終日

という数々の理由からレストランで晩飯やけ食いしてしまった…

_E6A3103

2人で120元…
散財しすぎた…
すげー美味かったけど。

ようやく北京編終了!
このあとさらに南下していきます!

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