桂林・興坪村(シンピン)で泊まった神宿・Xingping Hi Grey Hostel

おだやんです!

中国・桂林の村・興坪(シンピン)で泊まっている宿で豪華ディナーをごちそうになったおだやんとちょく。(興坪で最後の晩餐、余韻に浸ろうとしたら・・)さてシンピンで泊まった宿「Xingping Hi Grey Hostel」が夫婦の旅史上、最高に良い宿だったので、その宿について!

 

Xingping Hi Grey Hostel アクセス

中国語で「興坪 三十度灰青年旅舎」

オーナーが単純に「灰色が好きだから」という理由で名付けたそう。

場所でいうとここです。

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興坪村は桂林から100kmくらい南にある陽朔からバスで40分北上した、漓江沿いにある村。

興坪バスターミナルから南(街の中心部方面)に200mすすんだら右側の路地の入り口に看板が見えます。その路地に入り、200m進めばコンクリート打ちっ放しの建物が見えます。

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こんな外観の宿。他の建物に比べたらちょっとオシャレ。

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英語名にしたらなぜか三十度という文字が消えます。

 

宿の内側は・・・

宿の中はというとこんな感じ。

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このバーカウンターが受付。

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中国でこんなオシャレな安宿を見たことがない。

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ビール、カクテル各種そろってます。ちなみにハッピーアワーもあって、ビールは1ドル(6元前後)で飲めます。

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おいおい、どこから仕入れてきたんだ。っていうくらい立派なビリヤード台も。

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夜はもっとオシャンティな感じに。

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電球も全部「エジソン球」

知ってる人は知っているだろうけど、普通の電球と比べてエジソン球ってすごい高いんでっせ・・・

山奥の村でこんなオシャレな空間を作り上げるのは大変だったに違いない。

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宿の名刺もオシャレ。オーナー曰く

「とにかくスタイリッシュ&オシャレにこだわった!」

と言ってました。こ、こだわりだけでここまで出来るのか・・・オシャレというものからは程遠い場所で生きてる俺は反応に困りました。

 

部屋の中

まずドミトリー(共同部屋)

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ことし2016年の6月に出来たばかりなので、超綺麗。エアコンもガンガンに効いてて、暑い外から帰ってきたとき、最高に涼しかった。

ドミに付いてる風呂とトイレは広くて清潔。ちゃんとお湯も出る!

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寝具とかランプとか小物は全部IKEA製。中国でよくここまで全部揃えたな!っていうくらい統一されてて、清潔。受付で黒い枕カバーとシーツと布団カバーがもらえます。

 

ダブルルーム以上の部屋

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ちょっと覗いただけだけど、すごいキレイな部屋でビビった。

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とにかく空調が行き届いていて、気の香りがして、全部清潔。

 

そしてこの宿なにがすごいかって

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ドア、テーブル、ベッドなど木製の部分は、全部旧市街の古い扉をリサイクルして手作りしてるということ。

実は我々夫婦も、到着してからずっと気になってた。「このテーブル高そうだよね」って。

ものすごい歴史のある村の扉を使ってるなんて贅沢すぎる。

 

さらにありがたいのは屋上に

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洗濯機がある!

洗剤も無料!干す場所もハンガーもたくさんある。この洗濯機にはかなりお世話になりました。

 

この宿が素晴らしい理由の極め付けは、みんなで一緒に晩ご飯制度

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25元(400円)払えば、宿のみんなと一緒に晩ご飯を食べられる。

これがまた最高に美味しかった!

おかずも5品くらいで、白米は食べ放題。この食事は近くの食堂から運ばれてくるもので、非常においしい。上品な味。肉も野菜も食べれて栄養満点!

なにより、宿の人とか他のお客さんといろんな話が出来て楽しいひと時を過ごせます。

 

その他、この宿のいいところは

・裏通りにあるから静か
・漓江(川)まで徒歩7分
・旧市街が徒歩2分
・無料の日の出登山(老寨山)ツアー
・自転車も借りられる(有料)
・川で泳ぐためのライフジャケットも借りられる

などなど。

 

気になる料金

なんか勢いがありすぎて、ジャパネットタカタ風の紹介になってきましたが悪しからず。

Booking.com上だとセール状況にもよりますが、10人部屋のドミトリーでひとり一泊

30〜35元(500円前後)

(2016年7月時点)

そもそも中国で500円前後ってのは「風呂汚い・ベッド汚い・誰も英語しゃべれない」宿しかないんですが、このクオリティで500円前後ってのは中国の中では実現不可能なんじゃなかろうか・・・

(ちなみに我々は交渉して450円くらいで泊まれました)
 

 

ちなみにダブルルームは1泊110元〜(1800円〜)※シーズンによって差あり!

 

 

素敵なオーナー夫婦

最後に素敵なオーナー夫婦の話でも。

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こちらが宿のオーナー夫婦。

二人とも他の中国人とは雰囲気が違う。

他の中国人とは違ってオシャレで、喋り方が喧嘩腰じゃなくフワっとしてる。そして英語がペラペラ。どこか日本人っぽい雰囲気のふたり。二人とも日本が大好きで、超親日派。宿ではよく安室奈美恵や奥華子の曲が流れてました。

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ふたりの馴れ初めがまた素敵。

 

旦那さんは32歳くらいで元バックパッカー。数年前、たまたま旅でこの村にやってきて、気にいったらしい。

そしてこの村でアルバイトを始めたそうなんだけど、そのアルバイト先が、奥さんが働いていたこの村の高級リゾートホテル(1泊数万円するらしい)そこで先輩(奥さん)に恋に落ちちゃったんだとか。ヒューヒュー。

このシンピンの村で出会って、この村で結婚して、大好きなこの村で夢だった「ゲストハウス経営」を始める。ええ話です。

 

今でも奥さんはそのリゾートホテルで働いてて、1日数時間だけこの宿の運営を手伝ってる感じだった。

 

Xingping Hi Grey Hstel

我々夫婦はこの宿しか知らないけど、本当にいい宿です。

「アジアでまた行くならどこ?」と聞かれたら間違いなく「桂林のシンピン」と答えると思います。それの理由は「絶景をもう一度見たいから」でなくて

「この宿のオーナー夫婦にまた会いたいから」

 

この夫婦のおかげで中国の好感度がかなり上がりました。「出会いが云々」と語る気はさらさらありません。ただただ「同じ空間にいて心地よい夫婦」なんです。なんかフェロモンとか出てんのかな・・・

 

シンピンに行くなら是非、泊まってみてください。

 

ブログはもう少しで「全てが最高!ベトナム編」に突入です!

 

 

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1 個のコメント

  • kana より:

    はじめまして。こちらのブログを拝見してどうしても行きたくなり、昨日まで興坪にいってきました。控えめに言ってもむちゃむちゃ最高でした。
    ちなみに別記事にされていた食堂のお母さんもお二人のことを覚えてらっしゃいましたよ。日本人・茄子炒めという点でピンと来られたのか、「そういえば数年前にも茄子を毎日のように食べに来てくれてた日本人の夫婦がいたんだけど、もしかしてあんたの知り合い?」と尋ねられました。
    ご出発された直後から拝見していたブログ、今でも何度も読み返しては、次の休暇の計画を立てています。お二人の北海道での新生活が幸多きものであるよう、タイはバンコクよりお祈りいたしております。

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