おだやんです!
エチオピアのネット環境があまりに悪くて更新が途絶えがちになってましたが、現在無事にケニアのナイロビに到着!ネット環境が良くなったのでちゃんとブログを更新していきます!
さて、ダージリンで紅茶に酔いしれてるおだやんとちょく。次は紅茶以外にも有名なダージリンの見所「タイガーヒル」に日の出を見に行って来ました!日の出と共に、世界3位の名峰「カンチェンジュンガ」は拝めるのでしょうか…
タイガーヒルへ
朝3時半に起きて、4時過ぎにタイガーヒルへの乗り合いツアージープが集まる交差点へ。
前日に宿のオーナーに「4時半に日の出ツアーのジープが出発するから早めに出なさい」と言われ早めに来てみたんだけど、我々が一番乗りだった。

運転手に声をかけると言い値は往復で「350ルピー(=525円)」
宿のオーナーに250ルピーくらいと聞いていたので、250ルピー(=375円)で交渉してOKをもらうことに成功。
ダージリンは小道や似たような道が多いため、このジープが集まる場所は説明し難い。
言葉で説明するなら「ケンタッキーの坂を下った交差点」
地図でいうとここ
※暗い早朝だと場所が分かりにくいので前日に直接確認しておくのがオススメです
シリグリから来たというインド人の老夫婦と乗り合うことに。
「2年間の世界一周中です」なんて言うと、なんかやな奴みたいだから
「ハネムーンでインドを旅してます!」って言ったらスゴい喜んでくれた。
それにしてもジープ乗り場にはあまり人が集まっておらず、出発したジープもまばら。
「人気無いのかな?」
「もしかしたら微妙な景色なのかもね」
なんて話しながら窓の外を見てると、後ろからたくさんのジープが走ってきた。
運転手に聞くと、ジープがホテルに迎えにきてくれるツアーに申し込んでる人も多いらしい。
タイガーヒルに着く頃にはざっと100台以上のジープが集まっていた。
タイガーヒルの頂上に行く前に、ジープを降りて、個人で入場チケットを買わないといけなかった。
ひとり10ルピー(=15円)
インド人で溢れるタイガーヒル
ジープを降りて日の出を見るための丘に上がる。
日の出前、街の明かりが地上の星みたいに見えて綺麗だった。
スタジアムの観客席みたいに階段状になった日の出を見る展望台の1番前を陣取った。
最初は数十人だったのに、気づいたらあっという間にものすごい人ごみに。外国人は数人ほどで、あとはみんなインド人。
お金を払ってわざわざ日の出を見に来るなんて、日本人くらいしかしない事だと勝手に思ってたけど違った。
そのうち会場は300人以上のインド人で埋め尽くされた。
しかもなんか見た目が面白い。
インド人と言えば薄手のシャツしか着ないイメージだったけど、この日はみんなダウンやフリースを着込んで、首にはマフラーをグルグル巻き。
そこまでして日の出を見に来て、ワクワクしながら今か今かと御来光を待っているインド人達が可愛くてしょうがなかった。
そしてだんだんと太陽が昇り始めた。
日の出前の真っ赤な空が綺麗だった。これを見れただけでも来て良かった
日の出の写真を撮ってたらまたもや面白い事態に。

「ヒューーー!!!!」
「ウオーーーー!!!」
サッカーの国際試合で自国の選手がゴールを決めた瞬間くらいの大歓声が轟いた。
そして拍手。
我々夫婦はもはや日の出よりも、日の出に大歓声を送るインド人達が面白くて仕方がなかった。
「ちょ、なんなのこの人達…」
日の出にここまで盛り上がれる素直さが素敵。
そんな人たちを見ながら持ってきたガスバーナーでお湯を沸かしてベトナムコーヒーを飲む。なんて最高な朝だ。

コーヒーを飲みながら日の出に見とれていると・・
今度は誰かが
「あっちを見ろ!」
みたいなことを行って日の出とは反対側の空を指して、その後再び歓声が起きた。
「今度は何!?」
「有名人がいたとか?」
みんなが騒いでたのは、雲の隙間から見えていたすごい高さの山だった!!
標高世界3位のカンチェンジュンガ(8586m)
周囲に見える山が低くて、さらに雲の隙間から頂上だけが見えてるということもあって、
「そんな位置に頂上がある訳ないやろ」
って思える高さに頂上が見えた。
すげえ・・
天気も良くて日の出も見れたし、少しだけどカンチェンジュンガも見れたし
親分、大満足のご様子!
帰りに寺院へ
日の出後しばらくして会場を去りジープに乗り込む。
ジープの台数があまりに多いから、自分たちのジープを探すのに苦労する。ナンバーをメモしておいてよかった。
帰りに道路脇の露店でパコラ(玉ねぎのかき揚げ)とチャイを食べる。どちらも1つ15円。

露店はダージリン鉄道の線路の上だった。

それにしてもインド人、防寒着着込みすぎで面白い。

仕事で北海道に住んでた二人にとってはそこまでの寒さじゃないんだけどね・・笑

そのあと、チベット仏教系の寺院に立ち寄った。これはタイガーヒル往復ジープ代に含まれてるもの。



ダージリンは言語も文化も人種もネパールと同じで、宗教はチベット仏教が主流。

二人ともそれほど寺院とか興味ないんだけど、寺院で修行してる少年僧たちがとにかく可愛かった。

お寺からの景色は良かった。

宿に戻ったのは10時くらい。
375円で日の出も見れて寺院も見れて、露店で朝ご飯も食べられて有意義な朝活でした!
さて次回は
「紅茶畑を見に行ったら、ひょんなことから茶つみ体験をさせてもらった」です!
続く!
コメントを残す