おだやんです!
コルカタでインドグルメを満喫中のおだやんとちょく。次の街・紅茶の産地ダージリンに向かうべく、チケットを買いに行きます。帰りに美味しいラッシー屋にも寄りました!
インド人って英語話せないの?
宿の朝ごはんを食べ、ダージリン行きの列車チケットを買うために、コルカタのチケットセンターへ。同じ宿に泊まってる他の日本人の旅人3人と一緒に向かう。
タクシーはボッタくってくる確率高めなので、安く移動できるオートリキシャーで行くことに。
オートリクシャーに「チケットセンターまで」と声をかけるも、そもそも英語が通じない運転手が多いことにビックリ。
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昔、地理の教科書か何かに「インドの公用語はヒンドゥー語と英語」と書いてあるのを見たことある。
だから「インド人なら全員英語が話せる」とばかり思ってたけど違った。
後日インド人に聞いた話だけど、そもそもインドはいろんな民族の集合体。
地域ごとに第一言語が異なり、地域ごとの言語の違いは、日本でいう「方言」のレベルを越えていて、隣の州に行けば意志疎通がとれない程。
それほど言語に地域差があるから、みんな学校で第一言語とは別に、共通語としてのヒンドゥー語や英語を学ぶんだけど、それはここ最近の話。
しかも英語教育に関しては、都市部や高所得層に限られてる。なので言語教育が浸透してなかった世代の人や低所得層の人達は英語が話せない。
いまのところ、英語を話せないインド人は多数派とも言えるのかも。
でもインド人の30代以下の世代は結構な割合で英語を話す。
いつの日か、10億人近くいるインド人が全員英語を話せるようになったら、今以上に世界でインド人が活躍して、アメリカや中国すらも凌ぐ超大国になりそうだよね。
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ようやく英語を話す運転手を見つけた。でもどうやらそれぞれのリキシャーにはある程度の周回ルートがあるらしく、チケットセンターまでは行けないと言われる。
なので結局リキシャでなくタクシーを乗り合いすることに。
サンタナゲストハウス近くからチケットセンターまで1台100ルピー(=150円)
たぶんふっかけられてるけど気にしない。
分かりにくいけど、これが列車チケットを事前に予約購入できる外国人専用の切符購入センター。
入り口で整理券をもらって待つ。
整理券と一緒に、購入用紙がもらえるから、これに名前や列車の日時、行き先を書いておく。もちろんボールペンなんて貸してもらえません。
サリーを身にまとったカウンターのおばちゃんは、もちろん英語ペラペラ。
小学生時代をアメリカで過ごしたちょくとおばちゃんがペラペラ話すと、たまに付いていけなくて悔しい。
中学、高校、大学前半2年間と8年も英語を勉強してるハズなのに!
そんなことを考えているうちに、いともあっさりチケットをゲットできました!
コルカタ・シアルダー駅 →ニュージャリパイグリ駅(ダージリン最寄りの駅)までの3等寝台列車
ひとり915ルピー(=1373円)
俺は8年前にインドの列車に乗ったことがあるけど、寝てたらいきなり物乞いに足を引っ張られたりといろいろカオスで楽しいインドの長距離列車。
ちょくは何を感じるんだろう。
チケットセンターの場所
マンゴーラッシー屋
帰りに、有名なマンゴーラッシー屋に寄ってみた。
目立った看板がある訳じゃないからちょっと分かりにくい。
ここには3軒ほどマンゴーラッシー屋が並んでるんだけど、日本人宿の情報によれば、一番道路よりの店(写真で言うと右の店)が有名な店だそう。
基本はおやじっぽいちょくだけど、マンゴーとかフルーツとか女子っぽい飲み物が好きな点ではやっぱり女子。
インド人あるあるの「ヘイ、俺の写真を撮ってくれ!」1組目。インド人って日本人より老けてみえるせいか、味のあるような、数々の経験を積んできたかのような顔に見える。
戦国武将なみの風格があってカッコイイ。たぶん普通のおじさんなんだけど(笑)
そして「ヘイ、俺の写真を撮ってくれ!」2組目。
恥ずかしそうな店主と、お茶目な店員。インド人って陽気だし、「小学生のまま大人になった」感があって、接しててすごい気楽。
インド人ってストレスとか感じるのかな〜なんていつも疑問に思う。鬱のインド人って想像できない。
この店のメニューは基本的に「マンゴーラッシー」一択。
ものすごい数のマンゴーラッシーが量産されてて、その脇でたくさんの客が一気に飲み干しては去っていく。
上にレーズンとカシューナッツがトッピングされてた。
噂通り、ものすごく美味。ラッシーとマンゴージュース、それぞれ個別でも美味しいのに、組み合わるとそれはもう天にも昇るような気持ちになれました。実際ちょくはあまりの美味しさに半分天に昇ってました。
マンゴーラッシー屋の場所
ぶどうジュースをもう一度
宿まで歩いて帰ることにしたから、数日前に行って美味しかったブドウジュースの店に再び寄った。
今度は500mlペットボトルサイズのブドウジュースを注文!超濃厚だし果肉がゴロゴロでやっぱり何度飲んでも感動する。
500mlサイズで70ルピー(=105円)
小腹が空いたからブドウジュース屋の横にあったサンドイッチ屋へ。
物乞いの少女にお金をせびられるちょく。
マヨチキンラップとチーズチキンラップを注文!
マヨチキンラップはひとつ90ルピー(=135円)
高いだけにめっちゃ美味しかった。インド料理じゃないけど(笑)
帰り道、ちょくがマーケットでスカーフを物色。
肌が白目の日本人は遠くからでも目立つから、物乞いや怪しげな人の格好の餌食になる。それに帽子や蚊除けの代わりにもなるとのことで、白いスカーフをお買い上げ。
1枚100ルピー(=150円)
こんなに金使ったの久々ってくらい散々してる。
寄り道は続きます。
スンダルバン国立公園のツアーで仲良くなったガイドを訪ね、ツアーオフィスに立ち寄った。
ガイドのジェイと参加者の少年(オーナーの甥っ子らしい)もいて、数日ぶりの再会で楽しくおしゃべり。
一緒にYoutubeを見ながらツアー時の車内で流れてたインドポップの曲をいろいろ教えてもらう。
そんなことをしてるとガイドのジェイから突然質問が飛んできた。
「日本でオススメの曲を1つ教えてよ」
これにはかなり困った。
おだやんとちょくは流行りの邦楽にかなり疎いし、おちゃらけたJ-POPを日本の代表ソングとして紹介するにはなんか気がひける。
悩んだ末に、俺が選んだのは昔から好きだった「花〜すべての人の心に花を(夏川りみバージョン)」
Youtubeで検索してみんなで一緒に聞いてみたら、あまりのしっとりソングに、言うまでもなく微妙な空気に・・・
クソ!
やっぱりAKBとかエグザイルって答えれば良かったんだ!
それにしても流行りのJ-POP知らなすぎる・・・
エグザイルだと「チューチュートレイン」は知ってて、AKBだと「ハニーシュシュのすべて」は知ってる!
って書こうとして検索したらAKBは「ポニーテールとシュシュ」だった・・・
は、ハニーシュシュのすべて・・・(笑)ぎ、逆に売れそうだけどね!!
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インドのボードゲームで遊ぶ子どもたちに別れを告げて宿に戻る。
東京に住んでた頃、近所の小学生はスマホとかPSPとか持ってマックのWifiスポットで遊んでた。
もちろん外で元気に遊んでる子もいるんだろうけど、子どもがインドアになっていくのは、公園で泥遊びやボール遊びを禁じるようになった大人が悪いと思う。
「俺なんか子どもの時、釣竿とカセットコンロとフライパン持って川(西川)に行き、釣れたハゼをその場で天ぷらにして食べてたぞ」
そんな子ども時代の話をちょくにすると
「あんたインド人よりもインド人っぽいね」と笑われた。
この日から俺の地元・福岡にある遠賀町はちょくから「リトルインディア」と呼ばれるようになった。
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風邪が悪化して予想外に長いしてしまったコルカタ。でもツアーを通してジェイ、アビニビ夫婦をはじめたくさんの友達ができた。そんなコルカタ滞在もこの日で最後。ゴミで汚い街でも住めば都と言うもんだね。
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次回、いよいよ紅茶の産地「ダージリン」へと向かいます!続く!