おだやんです!
前の記事→北京からモンゴルへ!2泊3日の激安・大移動①中国夜行バス編
前回の続き、北京からモンゴルに移動した後半についてです!
国境越えのバスで、二連浩特からザミンウードへ!
北京から寝台バスで二連浩特に到着した我々は、次に国境越えのバスに乗ることに。
バスが到着する建物がバスセンター。
正面からみるとこんな建物です。
この建物の中の窓口のお姉さんに
「ザミンウード!」
と言えばチケットが買えます。
ぼったくりを恐れて、バスの中で仲良くなった香港から旅行中の40代の男女の通訳を求め、無事買えました。
なんとか国境越えのバスチケットを手にいれることに!
ひとり50元(=900円)
8時のバスは売り切れだったので13時半のバスに乗ることに。
5時間も待つことに・・・
ヒマだったのでバスセンターの周りを散策。
バスセンターの外にはコンビニがズラリ
よくわからないパンダっぽい置き物がバスセンター入り口に・・
いやいや・・もっと頑張って作れるだろ。
本当のパンダってどんな顔か考えているうちにバスが到着。
いたって普通のバスでした。
発車後、数分で国境に到着。
荷物を全て持って中国の「出国手続き所」に入りその後またバスに乗って今度はモンゴルの「入国手続き所」に入って手続き。
この時、とくにお金の支払いは発生しません。(でもモンゴルから中国に入る際は10元の印紙みたいなチケットを買う必要がありました)
それを終えると、ザミンウードは目の前です。
※国境越え詐欺に注意!
よく二連浩特(エレンホト)から国境越えの乗り合いジープでザミンウードまで行くバックパッカーがいます。交渉次第ですが50元〜80元かかります。
このジープの方が安いのでは?と思うかもしれませんが、国境越え詐欺に遭いやすいそうです。
詐欺の内容はというと、
ザミンウードまでの料金を運転手に払ったのに、国境で手続きを終えた後オフィスを出るとジープが待ってるかと思い気や誰も待っておらず、ドライバーはお金だけ持って中国側に帰ってしまうというもの。
新たにザミンウードまでのジープやバスにお金を払わないといけなくなるので、出来るだけ地元の人が使うバスをお勧めします。
モンゴル入り口の街・ザミンウード
そして出発から1時間半の15時
モンゴルの入り口・ザミンウード駅に到着!
ATMで出金してから、まずは18:15に発車する夜行列車のチケットを買います
駅舎の横に立つ、この建物の2階に窓口があります。
窓口で英語は通じませんが、モンゴル語っぽく
「ウランバァァートゥル!」
とお姉さんに言えばチケットが買えます。
しかし当初、お姉さんは
「チケットはもう売り切れ」
と言っていたのですが
「この11950トゥグリルのチケットやで!頼む売ってくれや!」
としつこく言ってると
「3等ならあるけどあんた外国人なのに3等に乗るの?!」
的なことをモンゴル語で言われ、無事2枚買えました。
ザミンウード発ウランバートル行きのチケット
ひとり11,950トゥグリグ
(=669円)
外国人だから2等以上のチケットを求めてると勘違いされたそうです。
そして遅いランチ兼夕食を駅近くのレストランで食べました。
ミートボール定食とハンバーグ定食
両方とも 5500トゥグリル(305円ほど)
ちょっと高いが、久々の洋食っぽい感じがうまかった!
そしてレストランで、我々夫婦のバス移動を助けてくれた香港人ペアに遭遇!
ディックとエルサ、通訳してくれてありがとう!!英語が通じるってだけで心強かったです。
かれらは鉄道でロシアまで向かうそうです。いいなあ・・
そして列車移動に備え、おやつのアイスと水を購入(水は1300Tgr=72円ほど)
ザミンウード駅からウランバートルへ!カオスな夜行列車の旅!
そしてついに列車に乗る時間が・・・
20両編成くらいある長い列車。
列車に喜ぶ嫁・・・
添乗員が2車両に1人くらいいます。
なかはこんな感じ。このひとつのパーテーション内に
一応、6人が寝られるベッドと椅子があります。
こんななんとも言えない景色のなかを進んでいきます。ヒマです。
車内ではカップと紅茶パックがひとり2つずつ、タダで配られます。これけっこうありがたい。
なんとこの列車、各車両に「蒔の湯沸かし器」があって、みんなカップ麺とか食べてました。
時々お姉さんが蒔や紙を入れて「フーフー」していました。
蒔ってアンタ・・
そして乗車間際に、香港人の2人がマスカットを分けてくれました!
マスカットを同じ車両のモンゴル人とシェアしながら砂漠の中を進んでいきます。
前の席には、しっかり者のお姉ちゃんとおてんばな妹
そしてモンゴル人しかいない3等車両に唯一いる日本人の我々に興味津々の少年たち
左の彼とは夜遅く、そして朝もいろいろ話しました。
モンゴル語も教わりました。
1時間に1回くらい、駅(4軒ほど家がある集落)に止まります。
ヒマをもてあましていた我々の元へ・・・・
ものすごいヤンチャな少年がやってきて「俺にかまってくれ!」と絡んできました。
得意のコイン隠し手品を披露して距離を縮めた後
嫁のカバンにあった折り紙で鶴や手裏剣を作ってあげたら、ものすごい喜んでくれました。
そして夜10時頃、少し大きな街で夕食を買うために列車が40分くらい停車します。
その後、就寝。なぜか途中から人がたくさんのってきて
6人席に10人くらいがギュウギュウになって寝ることに。
夜、車窓から満点の星空を見て、感動しながら就寝しました・・・
そして翌朝・・
朝起きても、まだ草原地帯
モンゴルは、我々に快晴の風景をまだ見せてはくれないようです。
時折、草原に遊牧民のゲルが見えました。
そして朝8時、ウランバートルに到着!
2泊3日、長い長い移動でしたが、地元民に混じって移動したことでモンゴル人のお茶目さ、優しさが分かってきました。我々はこの列車移動だけでモンゴルを気に入りました。
この列車、疲れるけどおすすめです。
北京からウランバートルまでのトータルの移動費
最後に、北京からウランバートルまでの移動にかかったひとりあたりの移動費はというと
●北京→二連浩特 バス代 180元
●二連浩特→ザミンウード 国境越えバス代 50元
●ザミンウード→ウランバートル 列車代 11950Tgr
ひとり合計
4349円
ちなみに私たちが移動した時のレートは
1元=16円
1tgr=0.056 円
もっと安く移動できる方法があれば教えてください!
20日間のモンゴルの旅記事をまとめました!
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【世界一周】モンゴルの旅記事 総まとめ
はじめまして。
昨秋、私も陸路で国境越えしました(エレンホト→ザミンウード)
と言っても、私の場合は北京からエレンホトへ飛び、
エレンホトの旅行社のモンゴル日帰りツアーに参加し
モンゴル国滞在は数時間だけというものですが。
果てしなく続く砂漠を見て
ザミンウードからもっともっと先に進みたくなったのは言うまでもありません。
近年、中国にハマってましてお盆休みの数日間、また中国へ行く予定です。
あと2週間というのにまだ行き先は決まっていませんが
どこかでお会いするなんてことがあれば良いですね^^
引き続き良い旅を!
Haruka様
コメントありがとうございます!はじめまして、ちょくです。
陸路での国境越え、車窓からのんびり景色を眺める時間が贅沢ですよね。
飛行機でピューンと飛ぶこともできますが、私は陸路移動がのんびりできて結構好きです^^
モンゴル日帰りツアーというのもあるのですね!果てしなく続くモンゴルの大地には本当に驚かされます。
日本では絶対に見ることができない景色です。
お盆に中国!行き先は決まりましたか?^^
私たちは今ベトナムまで南下してまいりました!引き続き楽しく安全に旅を続けていきます!