ちょくです!
ゴビ砂漠をチラッとみたらすぐ中国に行く予定だったのに、気づけば砂漠の街・サインシャンドでの滞在も5日目に突入!都会を離れ田舎に来てから、素晴らしい出会いに恵まれています。
そしてまたもや!素敵な出会いとおもてなしが・・・!
砂漠の街サインシャンドを散策
「そういえば自分たちの足でこの周辺歩いてなかったよね」と、気づいたサインシャンド滞在5日目。
贅沢なことにいつもバタールが送迎してくれていたから、あまり町歩きをしていなかった。

駅の反対側にはまだ一度も行ったことがなかったので、歩いてみることに。

線路の向こう側は、町側と違ってすぐそこに砂漠が広がっている。
砂漠というとサラッサラの砂丘をイメージするけど、ここゴビ砂漠は草がまばらに生えた砂漠が特徴。

歩いていると、こういう毛によく遭遇する。
多分これはラクダの毛皮。
そして、今まで中央モンゴルや首都ウランバートルではみなかった光景もあった。
※お食事中の方など、閲覧注意です。苦手な方はかっ飛ばしてください。


自然って時に残酷。
歩いていると、馬、牛、ヤギ、犬・・・様々な動物の亡骸を目にする。

ちょっと進むと、ゲルが見えた。
こんな砂漠地帯でも、ゲルをたてて暮らす人々がいる。

そしてゲルの左手には、小さな集落。
家の感じからして、あまり裕福ではない人々が住んでいる気がする。
スラムというほどではないけど、駅を挟んでちょっと違う空気が流れていた。
宿に戻ってからは自炊!

宿近くのマーケットで買ったトマト野菜ディップ(辛くないサルサ的なもの)がかなり優秀!
このトマト野菜ディップをお湯で薄めて、コンソメとパスタを入れるだけで・・・

ここ最近お気に入りのスープパスタ!
トマトディップに野菜がゴロゴロ入ってるから、追加で野菜を買う必要もなく楽チン。
コンセントに挿すだけのクッカーは、キッチンがない宿で活躍するのでおすすめです!

自炊していたら、窓の外に馬出現!
たまーにこういう光景を目にするから、窓辺で自炊はやめられない。
この子達はどこかの誰かの家畜らしいんだけど、あまりに自由すぎて焦る。
ちゃんと家に戻るのかな?
ついに中国に向けて切符購入!
砂漠をチラ見するだけのはずが、気づけばここに来てもうすぐ一週間。
まだまだサインシャンドにいたい気持ちもあるけどこれから先は長いし、
何よりウユニ塩湖は絶対に雨季に行きたいから移動することを決断!
ということで、さっそく駅へ。

駅の前にはゴールドに輝くモンゴルマップ!
これ、めっちゃ分かりやすい。もしお土産が買えるなら、このマグネット欲しい(笑)

列車の切符はサインシャンド駅で購入できます。

いや、正確には駅の裏で買えます。これ、知らなかったら絶対正面行っちゃうよね。

私たちは、「二連浩特」という場所まで購入。
切符はなんと、アノカちゃんが付き添って買ってくれた!
この子は天使か!!

そしてゲットした二連浩特行きの切符。
深夜2:49発〜朝7:00頃着の深夜便。
一人5000トゥグリク(約278円)
モンゴルは鉄道が本当に安い!!
日本も交通機関がもっと安くなれば良いのに。
お宅訪問3軒目!日本語が話せる少年
切符も買えたところで夕飯のお時間です。
今日の夕飯は・・・

従兄弟のエリコくん家で頂くことになっているので向かいます。
選挙のときに出会い、「うちでもご飯食べて行きなよ!」と招待してくれていたのです。
ありがたや。
しかもエリコくん、なんと日本語が話せる!
なんたるスーパー小学生。
お父さんの転勤で数年日本に住んでいたんだとか。それにしてもペラペラです。
まさかサインシャンドで日本語を話せる少年に出会えるとは思っていなかったので、我々もテンション上がります!

はい。モンゴルのお宅訪問、3軒目です(笑)
『突撃!隣の晩ごはん』よりスムーズにお宅訪問している気がする・・・。
どうも、ヨネスケです。いや、チョネスケです。
エリコ家にお邪魔すると、

まず出てきたのはモンゴル定番、塩ミルクティー。
モンゴルではお客さんがくると必ずといって良いほどこの塩ミルクティーを出す文化があります。
今までも、いろいろな場所で塩ミルクティーを頂きました。
飲んでみて、あれ?今回の塩ミルクティーいつもと違う。
表面に薄っすら油が浮いている・・・??
と思ったら、なんと今回のミルクティーは干し肉フレーバー!

こんな感じのマトン肉を塩ミルクティーに入れて作っているとのこと。
飲み物なので、お肉は出汁(?)を取るだけ。肉が具としてあるわけではない。
お味はティーというよりも、スープに近いかも。
エリコ家ではテレビでNHKを流してくれたり(モンゴル語吹き替え)、

秋篠宮ご夫妻がサインシャンドを訪問したときの記事が載っている雑誌を見せてくれたり。
私たちのために、日本のあれこれを見せてくれます。
そして、エリコくんと日本語でのトーク。
数年しか住んでいなかったのに、普通に喋れているからすごい。子どもの吸収力はスポンジだ!
千葉県に住んでてー、○○線が最寄駅でー、と日本トーク炸裂!
そんなこんなしていると、待望のご飯登場・・・!

マトンと卵の炒め物、マッシュドポテト、ご飯!!
炒め物はボンボへパパとエリコくん作。マッシュドポテトはなんとエリコくんが一人で作ってくれたらしい。
ウマーーー!!!
おだやんもわたしも、おかわりしました!
ご飯の赤いのはケチャップです。
モンゴルではご飯にピリ辛ケチャップを付けるのが定番。定食屋でも、ご飯には必ずケチャップがトッピングされてでてきます。ケチャップは国によって色々味が違うけど、モンゴルのはピリ辛で美味しい。
ちなみに日本に来たことがある人によると、日本のケチャップは甘いらしい。

みんなでワイワイ食卓を囲む。
モンゴルでは親戚同士の絆が深く、こうやって集まってご飯を食べることも良くあるんだとか。とくに今は夏休みで、ウランバートルの大学に通うアノカちゃんや他の親戚も里帰りで集まっている。
そういえば、中央モンゴルで泊まらせてもらった遊牧民のお宅も親戚同士で暮らしていた。親戚も家族同然って感じなんだろうな。日本も昔はそうだったけど、核家族化してきているからちょっと羨ましい。
アノカちゃん一族に「親戚が多すぎて混乱してきたから家系図書いて!」とお願いしたら、凄い遠い親戚までいてびっくり。人数を数えたらザッと25人以上。すげ。
美味しいご飯のあとは、
「外で遊びたい!」
「公園だあああ!!」
という子どもたちのリクエストで家の前の公園へ。

こんなに明るいけど、もう夜の9時近い。

無我夢中で砂遊びをするメンズ。



無邪気に公園で遊ぶ子どもたちは、日本と何ら変わらない。
日も暮れてきたので、キッズたちとお別れ。

駅の反対側を散歩して、列車の切符を買って、みんなでご飯を食べて、公園で遊んだ一日。
観光名所に行ったわけでも、絶景を見たわけでもないけど、充実感で満たされている。アノカちゃん一族のみなさんには、感謝の気持ちでいっぱいです!
明日はついにサインシャンド最終日。お別れが辛い・・・
続きの記事→モンゴル最終日、日本食でおもてなし!
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