おだやんです。
前回記事→北京で有名な夜市・王府井エリアを散策!
さて、今回は中国・北京からモンゴルの首都ウランバートルに一番安い方法(¥4450)で移動したので、その詳細を綴っておこうと思います!
北京〜ウランバートル激安大移動!寝台バス&夜行列車
まず移動を前に北京ーウランバートル間の移動手段を調べました。
北京からウランバートルまでの移動手段3つ
①飛行機(2時間)
片道23,000円〜
②国際列車3等寝台(30時間)
片道22,700円〜
③夜行バス&夜行列車(2泊3日)
片道4450円〜
※参考にしたのはskyscanner,Travel China Guide,地球の歩き方
ダントツで③の夜行バス&夜行列車の組み合わせが最安!
この③、厳密には交通手段は以下の3つを乗り継いでいます。
①寝台バス
北京→二連浩特(エレンホト)
180元(=2880円)
②国境越えバス
二連浩特→ザミンウード
50元(=900円)
③夜行列車
ザミンウード→ウランバートル
11950tgr(=670円)
これらの合計はなんと
約4450円!
2泊3日はかかるものの、あまりに安かったのでバスと列車で移動することにしました。
北京からウランバートルまで1200km!風呂なし2泊3日の大移動の始まりです。
バスチケットを求め北京のバスターミナルへ
まず北京からモンゴルの国境の街「二連浩特(エレンホト)」に行くための夜行バスチケットを買いに行きました。
向かったのは
「木樨園長距離バスターミナル(木樨園長途客汽車站)」
読めない!
地図でいうとここです。
北京中心部から少し南にあります。
ゲストハウス近くから地下鉄10番線に乗って「大紅門駅」で下車。「大紅門駅」から北東に徒歩で10分。
節約のため歩きました。
途中、ターミナル手前にあるバス駐車場に間違えて入ってしまいました。
すると怪しげなおじさん達から
「こっちのバスに乗れ!安いぞ!」
と勧誘を受けそうになった為、マイワイフがおじさんにキレました。タトゥーの入ったおじさんより嫁の方が怖かったです・・・
バスターミナルの場所が分からなかった我々は、近くにいた警備員のお姉さんに
「モンゴル行きのバスチケット売り場に行きたい」
といろんな手段を駆使して伝えました。
すると!
なんとお姉さん
「私について来なさい!」
的な中国語を発し・・・
連れて行ってくれました!優しい!隣の敷地の警備員なのに・・笑
そして着いたのがこの大きな建物
「木樨園長途客汽車站!」
読めない!表通りでなく裏通りに面していたため分かりにくかったんです。
さっそくカウンターで「二連浩特」行きのバスチケットを買います。やりとりは筆談でどうにかなります。
ひとり180元(3240円ほど)でチケットをゲット!
出発は毎日16時半とのこと!
ターミナルの待合室に売店があります。
夜行バスなので、軽食と水を買っておきました!
水は4元(70円ほど)、クッキーはひとつ5元(90円ほど)
そして時間になってバスに乗り込めるかと思いきや・・・
案内人のおじさんが乗客に「ついてこい!」といってターミナルの敷地外に歩き出しました・・・え?
着いたのはターミナルから徒歩5分の空き地。どこだよ(笑)
なんか怪しい!!
さらに怪しいことに、バスは2時間遅れるのだそう。
そして「ここで待て」と言われ、小さな亀をなで続ける謎のモンゴル人や唯一英語がしゃべれる40代くらいの香港人の男女たちと気長に待ちました。
2時間後
バス到着!
やっと乗れる・・・と思いきや・・・
モンゴルの商人らしきたちが大量の荷物(おそらく買い付けたもの)を車からおろし
バスに積み始めました・・
半分の乗客は、荷物をバス内に持ち込まないといけなくなってしまいました・・!
そして初めての寝台バス!
3列2段のベットが6個ほど並んだバス!
でも全身伸ばせて、日本の長距離バスよりくつろげる!!
しかし通路は荷物でいっぱい。出られない。
そして
ベッドに番号がテキトーに書かれているため、全員が席番号を気にせず乗ってしまいました(僕もです・・笑)
すると
「お前の席はここじゃないだろ!おいコラ!」
「じゃ代わりにお前の番号の席にいくから番号教えろ!」
みたいな怒号が飛び交い、一時戦場と化した出発前のバス内。
しかし「コトバ、ワカリマセーン」と終始笑顔でいると、なんとかなりました。
そして出発から5時間くらいするとトイレ休憩のため停車。
このトイレ、個室に扉がないので、みな互いの顔が見える状態で用を足すタイプのトイレでした。
(ニーハオトイレと呼ぶらしいです・・)
そして駐車場敷地内にある食堂で夕食を食べたい人は食べてね〜という感じの休憩。
1食25元(450円)・・高い!!
バスと提携しているので価格は高めと事前に知っていたので、
友人からもらった宮崎土産のマンゴー饅頭とグミ、そして買っておいたリッツで飢えを凌ぎました。
30分ほど休憩したのち、再出発。
途中、どこかで3時間ほど運転手も仮眠をするため停車してました。
そして朝5時頃目がさめると・・・
えっと・・・ここは・・・
砂漠!!
軽く興奮しました。笑
ここで、急に大きい方がしたくなった僕は
「トイレに行きたきゃバスを止めるルール」にのっとり、バスを止めました。
そして運転手は満面の笑みで言いました。
「さあ、ここがトイレだよ!!行っておいで!!」
わっしょーーーーい!
いろんな意味で爽快でした。一度経験してみると、やみつきです。
そして朝7時半、二連浩特バスターミナルに到着。
それにしても寝台バスは、非常に心地よく寝られました!
あとは、ここから国境越えのバスでザミンウードに行き、ザミンウードから夜行列車に乗ってウランバートルを目指します。
続き→北京からモンゴルへ!2泊3日の大移動②モンゴル夜行列車編
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