おだやんです!
前回記事「モンゴル大草原の旅 その⑥爽快&壮大!乗馬体験」
さて、数回に渡って書いてきたモンゴル大草原の旅もいよいよ終盤。モンゴルの古都・カラコルムと肉じゃがを堪能してきました!
モンゴル帝国の古都・カラコルム
5日目、朝ごはんを食べたあと、温泉付のツーリストキャンプを出発!
再び、湿原地帯を走ります。
寝顔もイケメンなフランス人のサイモン
途中、ドライバーとガイドとちょくで3S。家族にしか見えません。
ちなみにガイドの女性はちょくより年下です。
3時間ほどで、かつてのモンゴル帝国の首都・カラコルム(ハラホリン)の街に到着!
といきたいところですが・・・
ヤギと羊の壁が・・・
しかしドライバーはスピードを落とすことなく、クラクションをならしながら群れに突入していきます。
慣れないこっちは毎回「あぶない!」なんて叫んでしまうんですが、ギリギリのところでヤギたちは避けていきます。おい。
カラコルムの人口は7000人ほど。高い建物もほとんどありません。
カラコルムは地図でいうとここ。
車は町のはずれへ。
着いたのは、この街の見どころ
モンゴル初の仏教寺院「エルデニ・ゾー寺院」
ここは世界文化遺産「オルホン渓谷とカラコルム遺跡」の一部だそう。
500m四方ほどの敷地が全て白い壁に囲まれていています。敷地内に入るだけなら無料です。
敷地内中央にあるメインの寺院内部に入るには3000トゥグルグ(≒170円)必要。建物内部(展示物や仏像など)の写真撮影は5USドル、動画撮影は10USドルという謎ルールもあります。
モンゴルで主となる宗教はチベット仏教で、1910年代にはここに60もの寺院と1万人もの僧侶たちが住んでいたそうです。しかし1930年頃のモンゴル革命後、仏教が弾圧され、多くの建物が破壊され、僧侶も粛清されたとのこと。
現在は15ほどの建物と、数十人の僧侶が修行するのみになっています。
寺院の外壁や敷地内には、チベット仏教特有の仏具、マニ車が無数にあります。
お経が彫られていて、手で回して、その間にお祈りします。
我々も、旅の安全を祈っておきました。無宗教にも関わらず神頼み…我ながら都合の良い人間です。
ここで修行する少年
チベット仏教といえば、ダライ・ラマ14世が指導者として有名だと思います。この「ダライ・ラマ」という称号は、簡単に言うと「最上位クラスの僧侶」で「チベットとチベット仏教の象徴」みたいなものです。「ダライ・ラマ」という称号はモンゴルの皇帝がチベット仏教に与えたものだそうで、ダライはモンゴル語で大海原を意味します。
ちなみにダライ・ラマ4世はモンゴル出身だったため、モンゴルのチベット仏教徒の誇りだそうです。
「モンゴルにおけるチベット仏教の歴史」
文学部の講義名にありそうな言葉。
日本の協力で建てられたカラコルム・ミュージアム!
お次は「カラコルム歴史博物館」へ!
ここは日本のODAで建てられたそう!館内の説明も日本語表記があって嬉しい。しかし写真撮影は有料だったので断念。
ここでは、歴史にさほど興味がない我々夫婦も
「モンゴル帝国がいかに巨大ですごい国だったか」にとにかく驚きました。
ヨーロッパ諸国や日本にも攻めてきた歴史は知っていましたが
「地球の大陸の25%を占めていた」と言われるとびっくりします。三大洋全てに面していたっていう情報も驚きでした。
モンゴル版!肉じゃが
さて見学を終え、昼ご飯をなぜかガイドの実家で食べることに。
ツアー代の節約でしょうか・・笑
素敵なお家。土足厳禁でした。
ガイドとお母さんと、姪っ子。みんな日本人に見えなくもない。
まずミルクティーと一緒に出てきたのがこれ。
揚げチーズのチーズのせ。
硬くて味は無くてあんまりお口には合いませんでした・・・
そしてお昼ご飯のメインはこれ。
モンゴル版の肉じゃが!
ごはんにかけて食べるんですが、日本の肉じゃがに厚くてジューシーな羊肉を加えた感じ。すごい美味しかった!!
おかわりできるか聞いたら、もう無いと言われました。それくらい本当に美味しかった!
人の顔も食事も日本と似ているモンゴル。我々夫婦はどんどんハマっていきそうです。
最終章に続く→モンゴル大草原の旅 最終章!モンゴリアンBBQ
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