インド・ニュージャルパイグリからネパール・カーカルビッタへ!徒歩での国境越え

ちょくです!

インドの次は、ネパールへ!徒歩でテクテク国境越え!

国境の町パニタンキへ行くミニバスでトラブル発生!

散々な思いをした夜行列車の旅。

朝7時にはニュージャルパイグリ駅に到着!

今日はニュージャルパイグリからインド側の町「パニタンキ」までバス移動し、パニタンキからネパール側の町「カーカルビッタ」はまで徒歩での国境越え。カーカルビッタからネパールの首都カトマンズまではバスで行く予定。うー長い。

というわけでニュージャルパイグリ駅に到着した私たちは、ミニバスでインド側の国境の町パニタンキを目指す。

夜行列車の到着に合わせてたくさんのミニバスがスタンバイしているから、バス探しに苦戦することはない。

「国境に行きたい!」とこちらから言わなくても、「ネパールなら俺のバスに乗れ!」とたくさんのおっさんからラブコールを受ける。朝から騒がしいけど、もう慣れてきた。

ミニバスは人数が集まらないと出発しないので、なるべく人が集まっているバスを探して乗車。スカスカだと埋まるまで待たなきゃいけないからね。

大きな荷物は車の上に積み込んでくれます。どんな大荷物もしっかり乗せ込むこの技術、すごい!

バスはすぐに満席、というか定員オーバー状態になり、出発!

それにしても、激しい定員オーバーっぷり。

運転席に二人乗ってるんだけど・・・運転大丈夫ですか?(笑)

そして、発車して5分ほどしたとき。

ブルンブルン。ブルンブルン。

え・・・?

車内にいやーな空気が漂う。みんな、何が起こっているかは薄々気づいている。

バッテリー!

上がってるー!!

朝からやってくれるよね・・・

もう・・・

誰も文句は言わないけれど、はぁってため息は聞こえてくる。結局車を変えることに。

せっかくすぐに出発しそうなバスを見つけて乗ったのにー!

これじゃ意味なかったなあ。

乗り換えたミニバスは問題なく走行し、無事1時間後にインド側の国境の町・パニタンキに到着!

インド出国と屋台の激ウマ朝ごはん

パニタンキに着いたら、ここからは徒歩でネパールまで向かう。

徒歩での国境越えはこの旅初!どんなポーズで越えるか密かに妄想中。

まずはインドを出国せよ!ってことでイミグレーションオフィスへ。

このボロボロの看板が目印。

出国はあっという間。

バンッとスタンプを押されて終了!はやっ!

ありがとうインド!

・・・

さて、まだ朝ごはんを食べていなかった私たち。

ネパールに行く前に済ませたいと思い、美味しそうな香りに誘われて屋台へ。ニコニコ笑顔でテキパキ仕事をするお父さんと、息子さんが仲良く経営しているお店。

とっても雰囲気が良いぞ!

お父さんがこねているのはチャパティ。

素晴らしい手さばきで薄くのばすして息子に渡す。それを息子が綺麗に揚げる。朝から最高の親子コンビネーションが見れて嬉しい。この二人の動作には無駄が一切なくって、でも二人ともニコニコ笑顔で余裕がある。手慣れてる!

豆のカレーと出来立てほやほやチャパティのセット。

めっっちゃ美味い!カレーもチャパティも美味しすぎて感動。親子の愛が凝縮されてる!

このセットとチャイも飲んで、ふたりで50ルピー(=75円)

最後のインドご飯がここで良かった。ごちそうさまでした。

徒歩でネパールへ国境越え!

朝ごはんで幸せな気持ちになったら、いよいよネパールへ。

リキシャのおじちゃんから声をかけられるけど、国境はすぐそこなので徒歩で十分。

インドとネパールをつなぐ橋を渡れば、すぐそこはネパール!不思議!

インド人とネパール人はお互い自由に行き来できるので、国境なのにたくさんの人が散歩感覚で歩いている。

ほとんどの人が手ぶらだったり自転車だったりで、大荷物の私たちが異様な感じ。その光景が不思議すぎて、考えてた国境越えポーズで写真撮るの忘れた。

ざ、残念。

橋からの景色は結構のどか。川が流れているんだけど、意外にも水がキレイだった。

橋を渡り切ったら右側にあるイミグレーションオフィスへ。

インド人・ネパール人は自由に行き来できるからイミグレをスルーしてスタスタ歩いているけど、それにつられて行くと私たちは不法入国になるので注意。危ない危ない。

イミグレは思いのほか、立派な建物。ここでネパールのビザを取得し入国します!

イミグレで3ヶ月ビザを取得

今回私たちは入国時に3ヶ月の観光ビザを取得する予定。

今まで訪れた国はほとんど1ヶ月弱の滞在だったけど、ネパールではエベレストトレッキングをする予定なので1ヶ月じゃ足りない。というわけで3ヶ月分取得することにした。

オフィスの中はとってもシンプルな作り。

入国審査の紙とビザ申請の紙両方に記入する。

ビザに必要なものは、顔写真とビザ代!

写真は一応4.5cm×3.5cmという規定があるようだけど、顔がわかればなんでも良いみたい。のりは貸してもらえます。

パスポートと一緒に提出して、ビザ代6700インドルピー(10,000円)を払ってサクッと完了!

私たちはインドルピーが使えると言われたのでインドルピーで支払いました。

これでネパール入国完了!

親切なホテルでバスの出発を待つ

入国手続きが終わったあとは、バスでネパールの首都カトマンズを目指すんだけど、バスは夕方17時発。

出発まで10時間以上ある・・・。

えー、困ったなぁ。

どこで時間潰そう、カフェとか全くないし・・と彷徨っていたら、1人のおじさんが声をかけてきた。

「カトマンズまで行くの?夜行バスまで時間があるだろうから、俺の妹が経営するホテルで休んで良いよ。もちろんお金はいらないよ。」

お金はいらないのに部屋で休んで良いよってなんか怪しい・・と半信半疑の私たち。

旅中は常に警戒心を持っているから、ちょっと疲れる。本当は信用したいのに、100%は難しい。

このおじさんもきっと悪い人じゃなくて、ただ親切にしてくれてるだけなはず。きっとそうだ。そう自分を信じて、少しだけ疑いの気持ちは残したままついて行くことに。

おじさんはちゃんとホテルまで連れてきてくれた。バスターミナルも近い。

「部屋を使って良いよ。寝ても良いし」と言われたけど、流石に申し訳ないのでロビーの隅っこで待機させてもらうことにした。

「トイレはここ。レストラン併設だからお昼ご飯も食べれるからね。あ、バスの相場は・・」

って、うおい!

おじさん、めちゃくちゃ良い人!

ここまで来れば、話し方や身振りでその人が悪い人なのか良い人なのかは見分けがつく。

間違いなく、良い人。良かった。

10時間も外にいる訳にもいかないし、トイレも我慢できないから今回はロビーを貸してもらえて良かった。

お世話になってるので、お昼はホテル内で。

エッグフライドライス 100ネパールルピー(=100円)
サラダ 50ネパールルピー(=50円)
チキンモモ 140ネパールルピー(=140円)

ネパール通貨は日本円とほぼ同じレートなので注文しやすい。他の国は7倍とか、3分の1とか、いちいち考えなきゃいけないから面倒くさいよね。ご飯の味は普通だったけど、席に座ってゆったり食べられたので良かった。

このあとは、バスのチケットを買ってネパールの首都カトマンズへ!

続く!

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