カーカルビッダから超悪路の夜行バスでカトマンズへ

おだやんです!

インド東部で秘境ノングリアット村やカジランガ国立公園でのサファリを満喫しネパールへと徒歩で入国したおだやんとちょく。

バスでネパールの首都カトマンズへと向かいます!

カーカルビッダからカトマンズへ

徒歩で国境を超えてネパール側の国境の街・カーカルビッダへやってきた。

カーカルビッダからカトマンズへは飛行機で4000円ほどで飛べるらしいけど、出来るだけ安く移動したいからバスで向かうことに。

人に聞きながらたどり着いたカーカルビッダのバスターミナル。

古いバスがたくさん。ボロいというよりは、数々悪路や故障を乗り越えてきたようなたくましさを感じるバス。

バスチケットはこの何の特徴もない分かりにくい建物で買える。

チケット窓口。

カトマンズまでは普通のバスとデラックスバスの2種類。

8年前に普通のバス(安いオンボロバス)に乗ってカトマンズまで行った事があるけど、途中から座席の半分にバナナを積まれて(運転手が途中で輸送の仕事を引き受けた模様)バナナに埋もれながら寝た記憶が蘇った。

「安過ぎて疲れる移動は、疲れを取るために高い物を食べたり、疲れから風邪を引いたりと後々コストがかかる」

この旅でそう学んでいた我々は、迷わず快適そうなバスのチケットを購入。

ひとり1530ネパールルピー(=2295円)

ネパールの通貨はネパールルピーで、円との為替レートはほぼ「1」に等しい。だから1ネパールルピーは1円みたいな感覚。

これが我々が乗るデラックスバス。

「これのどこがデラックスなんだ!」

そう思う人もいるかも知れないが、普通バスはこんな感じ。

普通のバスは見るからにやばそうだからデラックスバス!

デラックスバスの車内。

椅子に白い布が被せてあってデラックス感が漂っている。うん、いい感じ。

なんとこのバス、デラックスなだけにwifiが通ってる!

wifi速度は非常に遅く、しかも最初の1時間しか使えなかったけど、おかげで

「アメリカ大統領選・投票最終日、トランプ氏優勢!」

という驚きのニュースを知ることが出来た。(当時世界では)「トランプが勝つと円高になる」と予測されていたから

「円高でお得に旅が出来るね」

なんて夫婦の呑気な会話が弾んだ。円安になっちゃったけど・・

悪路・悪路・悪路

夕方5時に出発したバスは進むにつれだんだん険しい山間部を走り始めた。

 

カトマンズへと続く道は、クネクネと蛇行しながら山を登ったり降りたり。加えて道路は穴ぼこだらけで、時には舗装されていない場所も。そんな日本の国道とは雲泥の差がある悪路を、バスはかなりのスピードで爆走する。

 

基本的にバスは常時振動していて、たまにバンパーや穴ぼこを乗り越えると「バゴンッ」と激しく揺れる。

乗り物酔いしやすいちょくは辛そう。

 

俺は寝れないからスマホに唯一入ってるゲームのソリティアをやり続けた。

この旅でソリティアをやりすぎて、最速クリア記録は34秒にまで縮んでいた。ソリティア大会があったら上位に入れる気がする。

・・・

深夜、サービスエリア的な場所で長い休憩があった。

移動続きで疲れてたせいか、ここで食べた屋台のインスタントラーメンとゆで卵が美味しく感じた。

バスがカトマンズに着いたのは午前11時。16時間も悪路に揺られ続け、バスを降りたときは

「なんて地上って素晴らしいんだ!!地上最高!」

なんて思って心の中で揺れの無い世界に感動した。

 

それにしてもバスを降りた場所が市街地からあまりに遠すぎる。この嫌がらせは何なんだ!

人に聞いて、バスを降りた場所から日本人宿のあるタメル地区から3kmの場所まで路線バスに乗った。

その後タクシーに乗ろうと運転手と交渉するも、タメル地区までは300円以下にならなかった。

「どうせ300円を使うなら、美味しい食事に使いたい」

夫婦の意見が一致。

重い荷物をかついで、休んだりフルーツを食べたりしながら3km歩いた。

そして昼過ぎにタメルに到着!

狭いエリアにいろんな商店がひしめき合うタメル地区はカトマンズでも観光客向けのエリアでネパール国内でも物価が高い。

ネパールと言えばエベレストトレッキング。だからあちこちにアウトドアショップが並ぶ。

ノースフェイスなんかのロゴが付いた製品もたくさん並んでるんだけど、基本的に全部パチモノ。

15時過ぎにタメルにある日本人宿「トラベラーズホーム」にチェックイン。

「6泊するから値下げしてくれ」と強気で行くと、コッソリ値下げしてくれた。1泊1200ルピー(=1207円)

お昼はフルーツしか食べてなかったから、近くの混んでたサンドイッチ屋へ。

後で分かったけど、ネパール人にも外国人にも人気の店だった。

美味かったし、久しぶりに西洋料理っぽいものを食べられて嬉しかった!

ラージサイズのサンドイッチで腹八分、そんな量だった。

 

カジランガからグワハティまで激揺れのバス、大騒ぎしたニュージャリパイグリまでの夜行列車、徒歩での国境越え、悪路の夜行バスと3日間かなり過酷な移動をしてきた。

この日はあまりの疲れからすぐに寝てしまった。

・・・

さて、お次はカトマンズで日本食三昧!

続く!

コメントを閉じる

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA