プエルトナタレス〜世界一不思議な見た目の民族

おだやんです!

夢だった南極上陸クルーズを終えたおだやんとちょく。10日間は感動の連続でした!まだ読んでない方はこちらをどうぞ→夢の南極上陸クルーズ!始まるよ!

さて、いよいよこれからパタゴニア地方を巡りながら南米を北上します!南米編後半戦の始まりだ!!!

ウシュアイアからプエルトナタレスへ

ウシュアイアで2泊した間はクルーズの疲れ(主に食べ疲れ)を癒しながらパタゴニアの情報を調べたり、チリやボリビアのことを調べたりした。

ウシュアイアは宿代が1人1泊2500円以上ととにかく高くて全然長居できるような街じゃなかったなあ。

朝6時前、船着場近くにあるウシュアイアのバスターミナルでプンタアレーナス行きの国際バスに乗り込む。プンタアレーナスまではひとり900ペソ(=2600円)

これからウシュアイアを離れパタゴニア地方を巡るわけだけど、パタゴニアはとにかく移動が複雑!

パタゴニアの地図。赤がアルゼンチン、青がチリの街

地名も似ててややこしいので一旦整理してみる。

パタゴニアの有名な見所は大きく分けて3つ。南から言うと、トレッキングができるパイネ国立公園の山・トーレスデルパイネ(チリ)、世界で3番目に大きな氷河・ペリトモレノ氷河(アルゼンチン)、アウトドアブランドpatagoniaのロゴのモデルにもなった山・フィッツロイ(アルゼンチン)

この地方の北上ルートとしては、ウシュアイア(アルゼンチン )→プンタアレーナス(チリ)→プエルトナタレス(チリ)→エルカラファテ(アルゼンチン )→エルチャルテン(アルゼンチン )→サンティアゴと進んで行く。

長い道のりになりそうだ。

ウシュアイアは年間を通して曇りの日が多い街なんだけど、この日も朝からどんよりしてた。

さらばウシュアイア !

プンタアレーナスまでひたすら景色を眺めながらボ〜っとした。

ただの草原地帯と思ってたら羊がめっちゃいる!!!

こんな広い草原で育った羊なんて絶対美味しいじゃん。発想が豚だ。いや狼なのか。

実はこのパタゴニア地方は羊肉が美味しくて有名だそう。これは絶対食べなくては!!!もう絶景より肉!

そんな広大な草原の真ん中にイミグレーションがあった。

草原にポツンと建物・・・なんかRPGの世界の光景みたい・・・

そう言えばさっきからウシュアイアを目指すバイカーをよく見かける。

やっぱり世界最南端という言葉には旅人を引き寄せるロマンが詰まってるよね〜!チャリダーが日本最北の宗谷岬を目指す感じと同じなのかな?

途中、海峡を船で渡る!

なんとバスも運べる渡し船!

こんな狭い場所にバス入れるの?と思ったら・・・

すげえ!

びっちり車で埋まりました!

渡し船からはイルカの群れが見えた。(写真はありませんが)

ぎゅうぎゅうに駐車されてる車はバックで出せるの?と思ったら反対側のゲートが開いた。

なるほど、頭いい!

プンタアレーナスで乗り換え

昼すぎにプンタアレーナスに到着!

この街もそうだけど南米のコロニアル調建築は見ていて、侵略の歴史をイメージしてしまうからすごい悲しくなるなあ。

適当に昼ごはん。

バス会社は大通り沿いにいくつかあったけど、どこも予約でいっぱいだったり出発時間が変な時間だったりした。ちょうど良い時間で出発するバス会社があったのでそこでチケットを買った。

フェルナンデスバス。ここからプエルトナタレスまでは一人8000チリペソ(=1340円)。チリ、アルゼンチン よりも断然物価安いぞ!

バスオフィスの場所

パタゴニアって本当に曇りが多いって聞いてはいたけど、本当に曇ってばかりだな。

プエルトナタレスに到着したのは夜22時すぎだった。疲れた・・・

プエルトナタレス

泊まってたのはバスターミナルから近いゲストハウス「Backpacker Cortes」。ドミトリー1泊6450チリペソ(=1080円)。

バスターミナルから近いことだけが取り柄の普通の宿。wifiは遅め。トレッキングに行く人は荷物を預かってもらえますが、盗難にあうので気をつけてください!

詳細は次回お伝えしようと思いますが、我々もトレッキングから帰ってきたらあるものを盗まれてました・・・

 

到着した次の日、早速街中を散策!

初夏なのにミゾレが降ってきた!これがパタゴニア・・・

しかもかなり寒くて初夏というのにダウンが手放せない!

 

さて、翌日にはトーレスデルパイネを見るトレッキングへ行く予定だったので、まずは国立公園内へ行く往復バスのチケットをバスターミナルに買いに行った。

プエルトナタレス=パイネ国立公園の往復バスチケットは一人15000チリペソ(=2500円)。これとは別に現地で一人21000チリペソ(=3500円)の入場料がかかります。

南極クルーズに参加したから金欠気味・・・お金、いつまでもつんだろうか・・・

世界一不思議な見た目のヤマナ族

街中で訪ねたのはとあるお土産商店街。

実はこのパタゴニア地方南部にはかつて世界一不思議な見た目の民族・ヤマナ族が暮らしていたそうで、ここでは彼らをモチーフにしたお土産が買えるらしかった。

世界一変わった見た目の民族って一体どんな格好をしてるんだろう・・・

なんて思いながら歩いてると・・

え?!奇抜すぎない?

なにこの見た目。世界一不思議な見た目って本当だったわ・・・

実はこのヤマナ族の不思議な衣装は成人の儀式の時にのみ着る衣装(ボディペイント)。この地域もヤマナ族が住んでいたそうで、街中のお店の看板や壁にはヤマナ族の絵がたくさんあった。

それにしてもこの赤と白のシマシマの格好は不思議すぎる(笑)

頭に付いてる棒はなんなんだ一体・・・笑

日本の成人式でもみんな奇抜な衣装を着るけど、地球の裏側のヤマナ族には勝てそうもありません。

もっと不思議な見た目の衣装もあるらしく、詳しくはネットに落ちたてたこちらのまとめ記事で詳しく見れます。服を着たせいで滅んだ裸族!?ヤマナ族とは…(Naverまとめ)

 

最後はスーパーへ。

トレッキング客が多い土地だからか日本みたいなちゃんとしたスーパーだった。でも自炊に対して全然気分が乗らない

「なんか自炊する気になれないよね・・・」

「うん、クルーズだとレストランに行けば毎晩コース料理が食べれたもんね」

「頑張って自炊生活に戻るしかないね」

「嫌ですわ!わたくし自炊なんて低俗なことできませんわっ!」

「ふざけないでお米買って帰るよ」

「そんな米なんてアジア庶民の食べ物食べれませんわっ。ブレッドが良いですわ」

「いい加減にしろ」

クルーズのおかげでセレブ気分が抜けなくなってしまった・・・

・・・

さて、いよいよ次の日はパイネ国立公園でのトレッキング!トレッキングとか久々すぎるぞ・・・まさかのネパールぶり?

南極クルーズで贅沢を極めて豚と化した二人には過酷かもしれないけど、ぜい肉を落とすいい機会だと思って頑張ります。お楽しみに!

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