ズワイからアルバミンチへ!コッテコテのバス移動!

おだやんです!

ズワイでぼったくりに遭いながらも、それを挽回してカバを見まくったおだやんとちょく。

さて、この日はズワイからバスを乗り継ぎアルバミンチまで向かいます。

ズワイからアルバミンチへ

ズワイからアルバミンチまでは直通がなく、合計3つのバスを乗り継ぐ。

乗車時間は合計で6時間、140ブル(=700円)!

ズワイ→シャシャマネへ

朝5時半起床で、6時には外へ。

前日に宿の人から「6時に宿前に立ってればシャシャマネ行きに乗れる」と聞いたので言う通りにする。相変わらず朝早くれ疲れるぜ…

ガソリンスタンド前にいると、すぐにシャシャマネ行きのミニバンに乗り込めた。

特に看板はないけど、客引き係がバンをバンバン叩きながら「シャシャマネ〜アワサ〜」と言っているからすぐにわかる。

「すんなり乗れたね」と安心してたら、ここからが長かった。

バンが満席になるまで、ひたすら街の中をぐるぐるぐるぐる!

結局満員になるまで1時間もぐるぐるしてた。7時過ぎにやっと出発!早起きしたのに〜意味無し!

シャシャマネには朝8:30着。

バスターミナル前で降ろしてくれた。

すぐにバスターミナルに入ると客引きが一度に寄ってきてめんどくさいので、まずは客引きの注意をそらすためにもコーヒー屋でひと息つく。お茶は1杯2ブル(=10円)

お茶を飲み終えてシャシャマネのバスターミナルへ。

もちろんだけど、ローカル過ぎて外国人の我々は凄く目立つ。

でもコーヒー屋でひと息ついている間に大半の客引きは別の場所に行ってしまっていたので、面倒ではなかった。

ここから直接アルバミンチ行きはないんだけど、「アルバミンチ」と叫ぶとみんな「あのバスだ!そのあとチェンジバスだ!」と指指してくれる。みんな優しい。

乗るバスの裏で軽食が取れそうだったので、朝ごはん。パンとアボカドディップ。

アボカドはところどころ塩がかかってるシンプルなやつ。パン2枚で6ブル、アボカド8ブル、紅茶1杯2ブル。あとは、パンが美味しかったから非常食用にパン2枚を追加でテイクアウトして、合計22ブル(=110円)。

お会計の時に、他の男性客たちがなぜか俺たちのお会計を計算しだして、「24ブルだ!」と言い始める。

 

でたでた。

これはエチオピアあるあるの”外野が店主にボッタくりを提案して分け前をもらう作戦”

 

違うよって言おうとしたら、店主の女性が男性客にひと言。

「バーカ、何言ってんの22ブルよ!お茶は1杯しか飲んでないもの!」

店主はうちらの味方だ。それでも「24!24!」と言う男性陣。外野なのに自信満々でウケる。

店主「はいはい、気にしないでね〜22ね〜」

って、ここまでの会話、全部現地語で数字だけしか理解できなかったんだけど、お姉さんが味方してくれて安心した。ふっかけられたり、ぼったくられたり・・たまに嫌な思いもするのが旅だけど、今回の店主みたいに気持ちいいくらい良い人もいる。

とりあえず、気持ちの良い朝ごはんだった!

シャシャマネ→ソドへ

朝ごはんを食べたらちょうど出発。シャシャマネからソドへ向かう

車窓から見える景色かすごくのどか。「いま、アフリカにいるんだなぁ」なんてしみじみ。

どんな小さな村にもイスラム教のモスクがある。

アフリカに来る前はアフリカの人たちの宗教事情なんて全く想像つかなかったなぁ。同じように、アフリカ人からすれば「アジア人は全員仏教徒なんでしょ?」って感じなんだろうけど。

窓の外を見てると、ちょくが急に興奮し出した?

「見て!おウチが可愛い!」

「昔話に出てきそうな可愛さ!」

最近ようやく女子の言う可愛いが分かってきた気がする。

学生時代の俺だったら女子に

「このチョコレート、チョー可愛いー!可愛くない?可愛くない?」と同意を求められても

俺「タダの食いもんだろこの野郎」

くらいにしか思ってなかったんだけど、何かにつけて可愛いを連発するちょくと7年も一緒にいることで、今では自分から可愛いを発見するくらい乙女になってきた。

俺「見て見て!このパン可愛いよ!ちょく好きそうだよ!ねぇねぇ!」

ちょく「あ?(モグモグモグ)」

 

エチオピア南部の民家は北部の家とは造りが違っててキレイな藁葺き屋根。

それに屋根のてっぺんに付いてる装飾が家ごとに違っててこだわりが見える。

道半ばで小さな集落を通り過ぎた時、村の広場に黄色いポリタンクを載せた馬車が沢山集まってた。

そう言えばダナキルツアー中にガイドから「エチオピアでは水が不足してるから水のない場所には政府が水を配給してる」と聞いたのを思い出した。

水に不自由するって一番辛そう。水に困らない日本って本当に恵まれてるんだと思った。

 

さて、ソドには3時間で到着。

ソドの街で降りる際、ソドかどうか確認すると「ここはワライタだ」と言われた。でもオフライン地図はソドを指している。だからもしかしたら「ワライタ」「バスターミナル」かもしくは他の意味のエチオピア語かもしれない。

時計がちょうど12時を指していたのでランチにすることに。

バスターミナルの前のレストランへ。エチオピアのパスタは不味すぎるからインジェラ一択!

インジェラ一皿とコーラ合わせて25ブル(=125円)

ここのインジェラは美味しかった!

おかずが4品くらいあると、インジェラも美味しく食べられる気がする。

インジェラにも慣れてきたなあ。今じゃエチオピアでは変なご飯食べるならインジェラが一番だと思うほど。パスタよりは全然マシ。

ソド→アルバミンチ

ソドのバスターミナルはほとんどのバスがアディスアベバ行きかアルバミンチ行きだから分かりやすかった。

エチオピアのローカルバスには1(高い)から3(低い)までランクがあって、ソドからアルバミンチまでのバスもレベル1=52ブル(=260円)からレベル3=16ブル(=80円)まで幅があった。

安いので行っても良かったんだけど、「俺もアルバミンチ行くよ」って言う青年がレベル1まで案内して一緒に乗ってくれたから今回はレベル1で行くことに。

どう見ても1番高いレベルのバスに見えない。

これがレベル1ならレベル3って一体どんだけボロいバスなんだ…

レベル1のバスは椅子がいつもよりもフカフカ。な気がする。"エチオピアレベルのフカフカさ"だけとね。

途中、バナナ休憩。バナナ売りの女性が、7人も乗り込んで来でバナナを売りまくる。バスもバナナ売りの女性達に包囲される。

これが飛ぶように売れ、みんなでバナナタイム。4本で3ブル(=15円)

エチオピアのバナナ、美味しい。バナナの皮は外にポイ。ヤギが皮を食べてくれる。エコだ。

1時間もしないうちにアルバミンチの湖が見えてきた!

そして、アルバミンチに到着。

アルバミンチはエチオピア南部に暮らすヒンバ族などの民族を巡るツアーの拠点になっている街。

民族ツアーは例えば下唇にお皿を埋め込んだムルシ族なんかが有名で、アフリカ縦断中にエチオピアにきたほとんどの旅人が民族巡りツアーに参加するくらい有名なツアー。

自然とグルメ以外に興味がない我々は行かないんだけどね。

面倒な紹介料システム

バスターミナルに着くなりしつこい勧誘が。主にトゥクトゥクドライバーが「良いホテル知ってるぜ!」って感じがメインなんだけど、紹介料取られるから断って歩いて進む。

がしかし!

アルバミンチの人、しつこい!!

断っても無視してもずっとついてきて気が休まらない。疲れる・・・。うーん、アルバミンチ、久々に苦手そうな街かもしれない・・。

さて、エチオピアでは宿に入る前に誰かにつけられてないか、宿の入り口に怪しい人がいないか確かめないといけない。それにはこんな理由があるから。

エチオピアの宿探しの注意点
そうした人達がいる場合、旅行客よりも先回りして宿に行き「これからくるアジア人は俺が連れてきたから、紹介料くれ。」と宿の人に伝える可能性がある。そうなると宿の人も当たり前のように宿代に紹介料を足して請求してくる。この場合宿の人に非はないから余計ややこしい。(ちなみにケニア、タンザニアでも同様)

これをやられて後で気がついたという旅人は多かった。なんて面倒くさい国なんだ…

安宿カイロホテル

4時頃、事前に調べてた宿カイロホテルにチェックインできた。

1泊200ブル(=1000円)

部屋は決して清潔とは言えないけど、汚いという感じでもなかった。

ただ問題はバストイレ。

便座が半分ない。

全部無いのなら縁に立って和式っぽく使えるけど、中途半端に半分無いのはいかがなものか…

疲れてて他の宿を探す元気は無かったから、とりあえずここに一泊することに。風呂周りの不便さって結構ストレスだよね…

・・・

カイロホテルの中庭はバーになっていた。この日はサッカーの試合をやっていて昼間から沢山の現地人がテレビ見ながらビール飲んでた。

写真の隅に写ってるお姉さん、美人!

エチオピアはアフリカの中では美人の産地として有名らしい。

さて、とりあえず生ビールを注文。1杯11ブル(=55円)

普通に美味しい!スプライトの瓶より安いって最高だな!

 

でも中庭がバーになっているのは大問題だった。

夜中まで爆音で音楽が流れててうるさいし、部屋のドアの前までバーのイスとテーブルが並んでて出入りしにくい!

しかも!!!

トイレや入り口ドアに微妙な隙間が空いてて蚊がどんどん入ってきてる!マラリアが怖いからとにかく殺しまくる。

東アフリカ全体に言えることだけど、部屋の蚊帳は穴が空いてて信用できない。

自前の蚊帳を持ってるから平気なんだけど、デング熱で苦しんだちょくは、再び別タイプのデング熱にかかると致死率があがるからという理由で蚊がトラウマになっている。

部屋に蚊がいるだけでも落ち着かないそう。

全滅させるのに超苦労した・・・

外はバーが騒がしく、部屋の中はファンすらなくて蒸し暑い。

暑いから薄着になりたいのに、部屋の中にはマラリアを持ってるかもしれない蚊がうじゃうじゃいるから脱げない。おまけに便器も壊れてる。

なんて最低な宿だ!

アルバミンチに行く人は、絶対に泊まらない方がいい。翌日、すぐさま宿を変更しよう。(近くのTimlet Hotelという安宿に引っ越したらかなりマシでした)

エチオピア!

辛すぎる!!!

続く…

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