デイビットおじさんとの奇跡の再会と子どもバンド隊

おだやんです!

最近ようやく、毎日更新がに戻りました!このままノンストップでブログを書き終えたいと思いますので、応援よろしく願いします!(応援がないとすぐにヘコたれる夫婦なんです・・)

さて、マラウイいちの癒しスポット、マラウイ湖最南端に位置するケープマクレアにやってきたおだやんとちょく。この日は奇跡の再会があったり、子どもバンド隊の愉快な演奏を聞いたりと笑いの絶えない一日でした!!

今日も平和なマラウイ湖畔

朝起きて、朝ごはんを食べ終え、いつものようにマラウイ湖畔を眺める。

観光客が泳いでいたり、地元民がカヤックを漕いでいたりしていてほのぼの。

ちなみにマラウイ湖には寄生虫がいるので要注意!

※マラウイ湖に潜む住血吸虫
ちなみにマラウイ湖には「住血吸虫(wikipediaリンク)」と呼ばれる、皮膚を貫通して体内に侵入してくる怖い寄生虫が生息しています。あえてオススメはしませんが、寄生されても病院に行って薬を飲めば大丈夫なそうなので僕も普通に泳いでました。ちなみに感染すると男女ともに不妊になるリスクもあるようなのでちょくはそれを恐れて湖には一切入っていませんでした。

今日も朝から村の子ども達が食器を洗いにやってくる。

 

遊びたい年頃だろうに、エラい!

時間が経つとだんだん人が集まってくる。

食器を洗う女子たちの右の方では同じような年頃の男の子が全裸で水浴びしてる。

「日本だったらたとえ子どもだとしても、公の場で全裸で水浴びなんてあり得ないよね。」

「あ、でもそういえば俺中学生の頃大きな川を全裸で泳いでたことあったわ・・・」

「え、野蛮・・」

「まあ田舎だったからな。俺の地元ってアフリカに通じるところあんのかな・・・」

「地元じゃねえよ、オメエだけだよ」

 

ちょくのツッコミはさておき、大人も子どもも同じ場所や場所を共有する感じはなんだかのどかで良いな。マラウイ、ホント平和ですわ。

 

奇跡の出会いはいつも湖畔で

お昼になってホテルの敷地でハンバーガーを食べていたところ、まさかの出来事が!

サングラスをかけた変なおじさんが俺の前にやってきて、馴れ馴れしく話しかけてきた。

「(うわ、この人馴れ馴れしすぎ・・)」

なんて思いながらも暇だったので話し続けていると、話し方に聞き覚えのあるような気がしてきた。

「あれ?もしかして以前どこかであったことあります?」

(おじさん、サングラスを外す)

おじさん「ジャジャーーーーーン!!!」

「ええええええええーーーーー!!!!デイビットおじさん!!!」

なんと2ヶ月前にケニアのナイバシャ湖で出会った旅人のデイビットだった!!

出会った当時デイビットおじさんはブログには(たぶん)登場してないんだけど、どこか変だけど面白い人だということで友達になった人。ちょっと出会いを紹介します。

◇デイビットおじさんとの出会い
ケニアのナイバシャ湖畔でキャンプしている時、近くでオドオドしているおじさんがいたから話しかけて仲良くなったのがデイビットとの出会いだった。デイビットは50代半ばのカナダ人で、一人でアフリカを縦断しているそう。特徴はオドオドした喋り方と子どもっぽい無邪気な性格、そして日本人旅人以上に「最安値」という言葉が大好きなこと。

出会った夜、我々夫婦は鶏鍋を作っていたので、彼を誘って3人で鍋をつついた仲。たった一夜限りだったけど楽しい時間を一緒に過ごした。

当時「お互いアフリカを南下するからどこかで出会うかもね」と話つつも、内心「まあ再会することはないだろうな」と思っていた。

だから再会して本当に驚き!

それに覚えてくれてたことが嬉しかった。おじさんはこの日、たまたまケープマクレアのビーチで俺を見つけて、驚きの再会を演出するべく、あえてサングラスをして知らない人のフリして俺に話しかけてきたんだとか。

予期せぬ再会って本当に感動するし、嬉しいよね。

 

さておじさんの今後のルートを聞くと、この後マラウイからモザンビークに抜けると言う。

なんと我々と同じルート!!しかも出発は翌日で日程も我々と同じ

 

ということで

デイビットおじさんが旅仲間に加わった。

おじさんは仲間が出来て嬉しかったのか、上着を脱いで湖の方へ走って行く。

どんだけ嬉しいんだよ笑

まあひとり旅ってそれくらい寂しいんだろうな。

おじさんはその後も子どものようにはしゃぎ続けた。でも俺たちはこの日の午後にカヤックを借りて遊びに出かける予定があったので、翌日一緒にケープマクレアを発つ時間を決めて別れた。

 

デイビットおじさんと我々夫婦が共に数々のトラブルに見舞われるとは、この時はまだ知るよしも無かった。

 

カヤックで釣りへ

デイビットとの奇跡の再会の感動が冷めやらない中、カヤックを予約していた時間が来たので夫婦でカヤック遊びに出発!

30分ほど漕いで、湖畔から見える島の近くまで行ってみた。

でも途中、警察の船がやってきて大きな島への上陸は入場料を払うかガイド同伴じゃないとダメだと言うことで、大きな島手前の岩礁で釣りをすることに!

マラウイ湖はこんなに透明。

そして透明度だけでなく、青や白、オレンジ、黄色と色鮮やかな淡水熱帯魚がいるため淡水ダイビングスポットとしても有名なんだとか。

小さな魚しか見えないけど、俺はあくまで大物狙い。

前日に挑戦した船釣りでは小さな魚しか釣れなかったもんだから、巨大な魚を釣らないとなんだか気が済まない!

と意気込んでしばらく釣りに熱中するんだけど・・・

釣れた8匹は全部小さいサイズ(8センチ程度)でした。

マラウイで有名な美味しい巨大魚チャンボは、もっと沖の深い場所にいるんだろうな・・・

 

くそー!久しぶりに釣り熱が再燃したのに!!残念。

 

ケープマクレア名物!子どもバンド隊が面白い

釣りの後、おだやんは一人カヤックに乗って夕日を見に行くことに。

一方ちょくは、ビーチでまったりと写真の練習をしたりしてあそんでいたらしい。

(ここからちょくから聞いた話です)

ちょくはこの木をくり抜いた丸木舟が気に入ったらしく、写真を撮っていたら・・・・

「おねーちゃーん!俺も撮ってーー!!」

アフリカあるある、子どもの写真撮って攻撃が始まった模様。

「次はこのポーズでも撮ってーー!!」

「アタシャこの丸木舟の撮影で忙しいの!」

「じゃあ俺も写っちゃおうーっと!へへーん。」

「もう!仕方ない!じゃあ一人ずつ撮ってあげるから、それが終わったら帰ってね!」

「ほれほれ〜!シャッターチャンスだよ〜」

「もっともっと!たくさん撮って!」

「もう!これで最後だからね!」

「ふう、これでようやく丸木舟を撮影できるわ。この丸木舟をセンスたっぷりに撮れば、インスタ女王間違いなしよ!」

「うん、いい感じ。でももうちょっとオシャレに撮れ・・・

「帰ったと見せかけてからの・・・」

「ッシャーーー!!!!」

(プルプルプルプル・・・・)ちょく怒りに震える。

「オラーーーーッ!!邪魔すんなーーボケぇぇぇ!!!」

 

なんて言う出来事があったそうですよ?

カヤックから戻ってきた。

今日も夕焼けが綺麗だな〜。

この綺麗な夕焼けを見ながら二人でカクテルなんて飲みながらまったり過ごしていたら・・・

するとビーチの方から子どもが話しかけてきた。

「俺たちのこと、忘れてない?」

「昨日会ったバンド隊だよ!今日の夕方音楽聞いてくれる(有料で)って言ってたよね?だからお姉ちゃんのホテルまで来たんだよ!」

このケープマクレアには少年バンド隊なるものが数団体あるんだけど、簡単にいえばストリートミュージシャンみたいなもの。観光客からのチップを求め、夕方になるとロッジやレストランを回っては手作りの楽器で有名な歌を歌ってくれる7人ほどの子どもバンドだ。

前日に彼らの演奏を遠巻きに見て、案外素敵だったので翌日にお願いしていたんだったっけ。

「あ、そうだったね。じゃあ演奏して〜!」

チップをあげる前提で、数曲お任せコースをお願いしてみた!

手を叩いて一人の少年がリズムをとると・・・

ポリタンクや針金でドラムや琴みたいな手作り楽器で、マヌケっぽい音を奏で始めた。

イントロを聞いた時点で最初は、これは大した演奏じゃなさそうだな・・・

 

なんて思ってると・・・

「in the jungle, the mighty  jungle〜♪♪」

後ろの方で突っ立っていた4人の少年が突然映画「ライオンキング」のあの歌を歌い始めた!

楽器と手拍子と4人の歌声が合間って、なかなかバンドっぽい雰囲気になってきた!こいつら只者じゃねえぞ!

そして始まる激しいダンス。

「Lion sleeps tonight〜〜」

ボーカルが4人もいることが驚きだし・・・

この歌にこんなに激しいダンスを付けることも斬新だし、多少音程はズレてるけど、この子たちの頑張りとポテンシャルの高さ、人を楽しませる才能、度胸、チームワークと全てに感動した。

動画で撮ってあるのでどうぞ。

チップをあげたら飛び上がって走り去って行くと思いきや、ちゃんとお礼を言ってくれて(お礼を言いたいのはこっちなんだけど)礼儀正しく紳士的に去って行った。

なんて良い子たちだ。

お金が溜まったら楽器でも買うのかな?どうやらこのバンド隊は代々少年たちの間で受け継がれていってるようなので、もしケープマクレアに行く人があたら、ぜひ生で聞いてチップをはずんでください!

マラウイって破茶滅茶な部分も多いけど、本当にのどかで平和だとつくづく思う。

 

デイビットおじさんと奇跡の再会を果たし、子どもバンド隊の演奏に感動しと、濃い一日だった!

・・・

次回は「デイビットおじさんとのモザンビーク国境越えはトラブル続出!の巻」

続く!

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