ちょくです!
マラウイ北部にあるリビングストーニアのキャンプ場で5泊ほどした、おだやんとちょく。
いよいよこのキャンプ場とも別れ、ムズズへと戻ります!
悪路オブ・ザ・イヤー
今日はマッシュルームファームをチェックアウトし、ムズズへ戻る日。
宿のスタッフから「朝6:30に隣の町からバンが来るよ」と聞いていたから5時ごろ起きようと思ってたのに、
ぎゃ!まさかの寝坊!
起きたら5:50!
ドタバタとテントや寝袋を撤収して、なんとか間に合わせる。
出発直前に見たキャンプサイトからの朝日が幻想的だった。
日が昇りマラウイ湖が照らされてるのもキレイ。リビングストーニア、ほんとに素敵な場所だったなぁ。
景色を見た後は急いで道路まで出て、どうにか6:30前に宿の入り口に到着。幸いトラックは来ていないようなので待機する。
トラックを待ってる間、お腹が空いたのに朝ごはんがないことに気付く。
「お腹すいたな〜」
「乾麺パスタならあるよ」
「お、食べようかな」
朝から会話が原始的で笑える。
2人で乾麺をバリボリ食べて空腹をしのぐ。これが意外に?イケる。真顔でボリボリ食べてる私、成長したな。
10分も待たないうちにトラックの音が聞こえた。すでに3人が荷台に乗っていたけど、スペースは十分にあって問題なく乗車。乗れてよかったー!
トラックはガッタンガッタン言いながら山を降りる。
順調かと思いきや、途中ヒューズが飛んでエンジンが付かなくなるトラブル発生。
しかも目の前は昨夜の雨でハイパー悪路という展開。
これ、どうするんだ・・・
すると運転手が声をあげた。
何を言ってるかは分からないけど、乗客の男たちが車を降りてる。押せってことかな?
運転手の力技と、男3人が後ろから押してなんとか動き出すトラック。
せーの・・・
ふんのぅおおおおー!
トロトロ走り出した!
みんな頑張った!
運転手すご!
動き出すとみんな笑顔。なんだこの一致団結感は!トラブルも悪くないね。
そういえばアフリカの乗り合いバンやタクシー、バスの運転手ってみんな当たり前のように車の修理ができるんだけど、これって凄いよね。
結構みんな力技だし適当だけど、必ず復活してまた走り出す。何かをどうにかする感じがカッコイイ。
さて、ドロドロのボコボコの道をトロトロ走り無事チティンバに到着。
降りたらポテト屋があったので一袋購入。朝からやってるの嬉しい!
ここでムズズ行きのバスに乗り換え。ちょうどミニバスが待機してたので1人3500と言われたけど3000に値下げして乗車。
マラウイでどこでも見かけるポテト屋台が美味しすぎて、ポリスストップでまた購入。
じゃがいもうまー!
スーパーがお祭り騒ぎ!そのワケは?
ムズズに到着したら、市場で男が暴れて野菜売りのおばちゃんを突き飛ばしていて野次馬が出来てる。
アフリカ人は何かあったときの野次馬が凄い。躊躇なくその現場を囲むから凄く大ごとな雰囲気になる。
突き飛ばされたおばちゃんは負けじと立ち上がり男と取っ組み合い。おばちゃんの迫力がまた凄まじい。結局男は警察に取り押さえられて連行されてたけど、周りの野次馬のワーワー感がまるでプロレスの試合さながらで不思議でした。
・・・
さて、お昼は惣菜でも買おうとスーパーへやってきた。
がしかし、ここもなんだか賑やか。
店員さんも入り口に押しかけてて、店内誰もいない。
もう何?!買い物できないじゃん!
今日はどこもかしこもお祭り騒ぎでどうしちゃったの?!
全然状況が掴めずにいると、みんな店頭にディスプレイされている車を写メってることに気付く。
何やら祝福ムードが漂ってる・・・
これはもしや・・・
うおおおおおー!
高校生が車をゲットしてるー!
ここ最近このスーパーではキャンペーンをしていて、その目玉賞品が車だったのは知っていた。
まさかそれを引き当てたのが高校生だとは・・・
そりゃお祭り騒ぎになるわ!
鍵を受け取り、手を振りながら助手席に座る女子高生。
こんなの映画化決定じゃん!
おめでとうすぎるよ、女子高生!
でもアフリカならではなのは、実はここから。
車がゆっくり発車すると従業員が超興奮して車を追いかける!!
キャー!
イェーイ!
ヒューヒュー!
と全力で喜びの感情を爆発させて、走る走る走る!!
追いかける!追いかける!
そして、スーパーは空っぽに(笑)
たまたまだけど、このエネルギッシュな贈呈式に立ち会えて良かった。アフリカならではで面白かったし、しっぽり贈呈されるよりもこれくらい盛大に盛り上げてくれると嬉しいよね。
日本ももしこういう機会があったら従業員総出で盛り上げると話題になると思います。今はSNSの時代だからきっと周りの客がインスタとかにアップして話題入りして企業の知名度上がって・・うん、素晴らしい戦略だと思うんだけどな。
それはさておき、従業員さんの感情表現に感動した!
ちなみにこの後ここで惣菜を買ったら結構高かった。ローカルご飯や自炊の方が断然安い!
Joy’s Placeで韓国料理
ムズズに戻ってきて泊まるのは、前回(moozoozoo backpackers)とは違う宿。
今日はJoy’s Placeという宿へ!
ここは先ほどのスーパーshopriteから近くてとても便利な立地。
アメリカ人と韓国人のご夫婦が経営されているゲストハウスでお庭でテント泊も出来る。
リビングも受け付けも可愛い!
テラス席もある!
前回泊まったmoozoozooよりも全然こっちの方が良い。Wi-Fiは17時〜朝6時までと決められているけど、マラウイはそもそもWi-Fiが宿でも有料だから無料はありがたい。
料金はこちら。
ドミトリー8ドル、キャンプ5ドル!
キャンプできるお庭はこんな感じ。
トイレもシャワーもmoozoozooより綺麗だった!
この宿の素晴らしいところは、なんと韓国料理が食べられること。
韓国人の奥様が作る韓国料理!!!
何を隠そう、私は大の韓国料理好き。マラウイで韓国料理が食べられるなんて幸せすぎる!!
さっそく夜はビビンバとサーム。
これが超美味しい!
ビビンバは辛くないけど野菜がたっぷり摂れて嬉しい。少しだけどキムチもあって、幸せすぎる〜!!
食後にはこれから北上するという韓国人の宿泊客の男は子が私たちの余ったタンザニアシリングをドルと交換してくれた。ビザで必要なのにドル不足してたからありがたい・・!
彼曰く、ジンバブエではドルが沢山手に入るらしい。ジンバブエはビクトリアの滝を見に行くので、色々お話できて良かった!
今日はリビングストーニアから悪路を越えてムズズまて戻り、高校生が車を手に入れるという歴史的瞬間を目撃し、韓国料理を食べた。
観光はしてないけど、なんだか面白い一日。マラウイ本当に面白い!
夜は幸せな気持ちでテント泊。
さーてリビングストーニアの森でキャンプを楽しんだあとは湖だー!
続く!
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