おだやんです!ちょくです!
明けましておめでとうございます!!!!
年末年始、みなさんいかがお過ごしですか?
おだやんとちょくは北の大地・北海道でこのブログを書いています。
早いもので旅から帰国して11か月が経ち、北海道に移住してからは10か月がたとうとしていますが、日本に帰ってきてからは怒涛の毎日でなかなかブログを書く時間が持てていませんでした。
でも、よくよく周りの声に耳を傾けてみると・・・
「ブログ面白くて読んでます!」(ちょく転職先の会社の子)
「ブログを参考に、モンゴルとベトナム行ってきましたー!」(サークルの後輩)
「南極編、見つけられなかったんだけど、どこにあるのー!」(大学の友人)(正解:まだ公開できていない)
うう・・・泣ける・・・。
こんなブログでも読んでくれている人はいるようで本当に感謝です。
読んでくれている人がいるということ、そして中途半端な状態で終わらせたくないということで、年末年始のお休みを使って、ガンガン書いていきたいと思います!この休みで南極編まで行けたら良いなあ・・・!
2019年はブログを簡潔させたいと思っているので、今年もどうぞよろしくお願いいたします!!!
というわけで、さっそくアフリカ旅最後の大陸・南アフリカへ!
おだやんとちょく、進んで参ります!
・・・
ここからはおだやんがお送りします!
モザンビークにあるダイビングスポットとして有名なトーフにやってきたおだやんとちょく!この日は最後のダイビング!なんとしてでも大物が見たい!!
ダイビング 最終日
午前中に潜る時は、朝6時に起きて6時半にはダイブショップへ。
ウエットスーツに着替えてから、屋上のカフェで朝ごはんを食べながらメンバーが集まるのを待つのが定番の流れ。
トーフのダイブスポットのマップはこんな感じ。
ガイドにオススメされたのは「Amazon」「Oasis」「Manta Reef」「Arena」。
ちなみにみんなが気になる、「どのスポットが一番マンタやジンベイと出会える確率が高いか?」と質問だけど、ガイド曰く「そんなの分かったら別の商売始めてるわボケ!」とのこと。
でも1週間潜った経験に基づく確率から言うと大物は比較的、「地図南側の浅いスポット(上の地図の下の方に固まってるリーフ群)」に出やすい気がする。それにオーシャンサファリ(大物を探して周遊し、発見したらその場でシュノーケリングするアクティビティ)でもいつも南側を周回する。もちろん北のスポットにも大物はいたし、絶対と言う訳じゃないけど。
さて、ダイビングは潜りたい場所で潜れる訳じゃない。その日の海の状況や天候、メンバーの経験や希望を聴取して、前日に候補を出しておいて、最終的には当日の朝スポットが決まる。
だからたまに、おととい潜った場所にまた潜ったりすることもある。
「え〜またそこ?この前潜ったから新しい場所行きたい〜」
という心の声はそっとしまいましょう。
最終日は希望通り「マンタリーフ(Manta Reef)」で潜れることに。
カメラ目線の少年は、南アフリカ出身でお父さんと一緒に来たまだ12歳のピピエン君。
お父さんは南アフリカのサファリでレンジャーとして働いているそうで、家もサファリに近いらしく、贅沢な悩みを打ち明けてくれた。
「サファリの近くにすんでるから、息子は野生のライオンやゾウ、キリンは小さい頃から見飽きてて、サファリの動物を見ても全く興奮しなくなったんだ。困ったもんだよ。」
「え?なにそれすごい・・」
「でも逆に、牧場なんかに行って牛や馬といった家畜を見ると、それはもう無邪気にはしゃぐんだ。」
「それも逆にすごい」
「今回は水中の生き物も見せてあげたいと思って休みをとってここに来たんだ」
父親がサファリのレンジャーでサファリの近くに住んでて野生動物も友達で、さらに12歳でダイビングも始めてるって・・・・
将来絶対、ムツゴロウ王国的なものを築き上げそうだよね・・・
・・・
道中、クジラのが船の横を通り過ぎていった。
ピピエン君がサファリの動物に驚かなくなったみたいに、俺らももうクジラには驚かなくなった。
最初は
「うっお!やっべ!クジラだ!」
「やっば!でっか!潮すっげ!」
なんて興奮してたけど、毎日見てたら
「今日もクジラ元気だねー」
「そう言えば昨日ねー」
「ちょ、人の話聞いてる?」
ってな感じで日常になってきた。贅沢な悩み。
さて、マンタを探して潜行!
トランペットフィッシュ。
巨大な照明とカメラ機材を持って泳ぐ写真家おばちゃんが魚より目立つ。
エイがいた。
海底にはウニがゴロゴロ。
ウニって本当に存在感ないよな。トゲトゲしてるけど、なんか弱そう。
なんて思ってると、俺の頭上を別のダイバーが泳いでいった。
危ないからちょっと深度を下げて避けようとした時だった。
!!!!!
ぬおおおおおおおお!!!
痛ッ!!!!!
太ももに!!
ウニが刺さっ bふ@青ht@:!!
ウエットスーツを貫通して、10本以上のトゲが太ももに刺さっていた。もう一人でパニック状態。
ちょくは俺がウニに攻撃されたとも知らずに、しきりに俺の背中を叩いてくる。
それどころじゃねえ!!ウニ痛ぇえ!
初めて知ったんだけど、ウニのトゲって本体から外れたら急にガラスみたいにもろくなる。抜こうと思っても、少し触れただけでポロポロ・ポキポキと崩れる。
やべえ、超攻撃力高い。
そしてめっちゃ痛ぇ。
このピンチをちょくに伝えようとちょくの方を向いたら、なぜか興奮しているちょく。
ジェスチャーでこう伝えてきた。
「ねえねえ!今めっちゃでっかいカメが私たちの目の前を通りすぎて行ったよ!」
「ワッツ?!」
「え?見てないの?だっておだやんの真横を泳いでたよ?」
「ワッツ?!」
カメがくぼみに逃げたというからのぞいて見たら、確かに大きなカメの後ろ姿がくぼみの奥に見えた。
チクショーー!!カメ見逃したーー!!!
ちょくは俺の背中を叩いて教えてくれていて、俺がウニに刺されて一人でパニックになってバタバタしていたのをカメを見て喜んでいたと勘違いしてたらしい。
言ってよ!カメ気づいてないよ!こちとら、ウニに攻撃受けてもがき苦しんでいたんだよ!
「えー?なんで見なかったの?勿体無い・・・」
「クソっ!ウニの野郎め!次あった時は覚えてろ。軍艦巻きにしてやる!」
そんな俺の不幸をポテトグルーパーが岩陰から笑ってた。
「オマエ、バカダナ」
うっせえコラ。鍋にぶち込むぞ?
みんなカメを間近で見れて楽しそうだったけど、ウニが刺さった俺は痛くてそれどころじゃない。
表面のトゲは取り除いたけど、皮膚の下にまだ残ってる。
色々調べたら、お酢が体内のトゲを溶かす効果があるそうなので、宿のおっちゃんにビネガーもらって揉み込んだ。
結局、痛みは3日くらい続いた。
ちくしょう。
ATMがない村
さて、そろそろトーフから南アフリカに移動を始めるにあたり、現金がなくなりかけていた。
しかし(2017年7月の時点では)トーフにはATMがない。
一番近いATMは、村とイニャンバネ村の間にあるこのガススタンド。
地図でいうとここ。
ここまではタクシーかバスかヒッチハイクで行くしかない。
とりあえずヒッチハイクしたらすぐ乗れた。アフリカの懐の広さ、半端ない。
余談だけど、乗せてくれた車の後部座席に、現地人のおじさんと6歳くらいの娘さんが乗っていた。その娘さんがどう見ても深刻な病気を抱えている感じで、お父さんに抱きかかえられ、今にも息絶えそうな様子。
思わず大丈夫か聞いてみたら・・・
「マラリアが発症しちゃってね。今都市部の病院に送ってあげているんだ」
おだやん とちょくは固まって何も言えなかった。
エジプトから南下してきた俺らは、最初はマラリアにかなりピリピリいていたけど、最近は結構慣れてきて、刺されても「まあしょうがない」みたいな感覚になっていた。
でも改めてマラリアの怖さを目の当たりにして、「アフリカを出るまではきちんと蚊に刺されないようにしないと・・」と気持ちを改めさせられた。
トーフで人気No.1の海鮮レストラン「Branko’s」
ウニの痛みが引いてきて元気になってきたので、今夜はトーフ最終日なので豪華ディナーへ。
トーフで一番人気の海鮮BBQのお店「Branko’s」へ。
結構高い。
とりあえず、エビとかホタテとか色々頼む。
ここでは、熱された石の上で焼くスタイル。
美味そう。
海鮮に慣れ親しんでる日本人として味わうと普通なんだけど、ここがアフリカだと考えるとめっちゃ美味しく感じる。
親分も、この笑顔!
一人1,000円くらいかかったけど、久々の豪華飯だったから気にしない!
さて、ダイビングをかな〜り満喫したおだやんとちょく、翌日からはいよいよ南アフリカに向けて南下を始めます!
続く!
とうとう始まりましたね~。
待ってました!
中台さん
コメントありがとうございます!
ついに再開いたしましたー!長らくお待たせいたしました!!!いつもありがとうございます^^
これから毎日更新を目指して、最後まで書き切れるよう頑張ります!
今年もどうぞよろしくお願いいたしますー!
ちょく